表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
「想い」  作者: かりんとう
7/10

~大切な人~

───今日の17時に公園に集合だから、忘れるなよ?───


ピピピピ ピピピピ ピピピピ

目覚ましの音で現実に引き戻される。


夢に出てきたのはもちろん彼だ。


詳しいことはよくわからないが、お祭りに一緒にいく約束をしていたようだった。



久しぶりにいい夢を見られたのだからもう少しだけ寝ていたかったな…

なんて思って少しだけ不機嫌になってしまったけど、夢の中で彼に会えたことが嬉しかったのですぐに上機嫌になった。

私はベッドでくつろぎながらこの間見た夢について考えていた…夢に彼が出てきたことが大きいのかもしれないが、ふと彼のことを好きだと言う気持ちに気づいたときのことを思い出した。


あの気持ちに気づいてからもうすぐ一年……時間がたつのは早いな…


あの頃よりはきっと…距離は縮まっていると思う



色々と考えていたら、普段は私からLINEをすることの多い親友からいきなりLINEが送られてきた。



少し驚きつつ送られてきたLINEをざっくりと説明すると…

今日の運勢(星座占い)がとてもいい結果だという内容だった。

正直に言って占いにそこまで興味がなかった私は

「何かいいことあるんじゃない?」

なんて他人事のように言ったら

「星座同じなんだから二人にいいことあるんじゃない?」



そんな話をしているうちにまた別の誰かからLINEが来た


今日はいろんな人から連絡が来るなぁ…

運勢がいいおかげかな?

なんて思いつつ誰から送られてきたのかを確認すると……彼だった。


彼も親友と同じような感じで、私から連絡することの方が多かった。

だからLINEで何か話せると思うだけで嬉しくなった。



「少し話したいことあるんだけど今大丈夫?」




今すぐにでも聞きたかったが、一時間ほど予定が入っていた。


「ちょっと今から一時間くらい用事あるからその後でも平気?」

と聞くとすぐに返信が返ってきた。

「わかった。終わったら教えて」



思ったよりも長い時間がかかって、一時間弱で終わる用事のはずが一時間を少し過ぎてしまった。


急いで彼に

「今なら大丈夫~」

と送った。

すると少ししてから返信があった。



「俺のこと気遣ってくれるところとか笑顔が好きです。付き合ってください」


理解が追いつかなくて少しの間、フリーズしてしまった。


えっ?えっ?

ちょっとまって?

まさかドッキリ?私の親友と一緒に仕掛けてるとか…?

それか、冗談でした~ってやつ?

いや、そんなことをする人たちじゃない…はず…


これがドッキリじゃなければ…

両想いってこと?


本当に…?


告白されるとドキドキするって言うけれど…

本当にドキドキした…いや、「ドキドキ」なんてレベルじゃない…


そんなことを考えているうちにあっという間に10分ほどが経ってしまった。

──なんて返信するか考えなくちゃ──


冗談…ではないよね?って聞きそうになったけれどとりあえず告白に対する返事をした。


「よろしくお願いします」


本当はもっと工夫をした返事をしたかった。けれどそういうことを考えている余裕は全くなかった。


彼は

「ありがとう。こちらこそ」

といってくれた。


言葉では言い表せないくらいに嬉しかった。

すごく、すごく嬉しかった。

それと同時に安心した…


冗談でしたってくるんじゃないかって心配だったから…

別に彼のことをそういう人だと思っていた訳ではない。

ただ、いくらその考えを自分のなかで否定しても「傷つきたくない」って気持ちが大きくて、自分を守ろうとする気持ちが働いて…ネガティブな考えになってしまったのだ。



ただ、ひとつだけ聞きたいことがあった。

「ひとつだけ聞いてもいい?」


「はい?」


「いつから好きだったの?」


彼に聞くのは少し恥ずかしかったけれど勇気を出して聞いてみた。


すると意外な答えが返ってきた。


「小6の12月あたりから」


私の方が後から好きになってたんだ…


やばい、恥ずかしい…


けど、めちゃくちゃ嬉しい…


「教えてもらったから、私もひとつ教えるけど、

私も好きだったからLINE来たときすごくびっくりした」


自分の部屋で、誰もいなくてよかったと心底思った。


自分で鏡を見なくてもわかるくらいに…絶対顔に出ているから…周りに人がいたらすぐに気づかれてしまっていただろう…


彼は

「めっちゃ嬉しい」

って言ってくれた。



そこから一週間くらいはずっとフワフワしていた。


寝ても覚めても…一日中ずっと

──私、彼の彼女になったんだ──

っていう考えがグルグルしていた…




親友に言うつもりはなかったがどうしても気になって、

「何か関係してる?」

とだけ聞いてしまった。

その一言から親友は推理をし始めて…

「───と思ったんだけど、今日の運勢で恋愛運が一番よかったから多分恋愛関連で、告白したor告白された。それで、私が関係してるってことは好きな人から告白された!」

さすが親友…嘘はつけないなぁ…

隠すのは諦めて軽く話した。


親友は、自分のことのように喜んでくれた


私は本当に…本当に…嬉しかった…

今回は前回に比べてだいぶ長く書けたと思います。

しばらく期間があいてしまうかも知れませんがこれからも更新は続けていく予定なのでよろしくお願いします

最後まで読んでいただきありがとうございました

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ