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戦後処理「激おこ」

お城での試合が終わって翌日の朝、自分の部屋のベットで寝ながらいろいろな事を考えてしまう。

(負けてしまった・・・もう自由にはなれない。普通には過ごせない。)

そう思うと涙が出てくる・・・

(最後の試合で傷つけられた右の頬が痛い・・・自分で治せるけどそんな事すら面倒くさい。何もしたくない。)

(あぁ、そういえば・・・ハスト兄さまとラウラお姉さまを学校に送らないと・・・)

ベットから出て部屋を出た。


何かいつもと屋敷の雰囲気が違っている。

執事のマルコじいちゃんが言ってきた。


「旦那様からで、もうフシミとシガラキによる送り迎えはしなくて良いそうです。それと今日からロシュフォール邸は無期限で門を閉めるそうです。詳しくは朝食の時に旦那様から話されると思います。」


「?」


私はよく分かっていなかった。昨日の今日だから何かしらの変化は予想できたけど・・・そして服を着替えダイニングに向かった。もう既にお父さま、お母さま、お兄さま達お姉さま達が座っていた。

(あちゃー、私が一番最後だよー・・・やばい・・・)

私の椅子に座って謝ろうとした時、先にお父さまが話された。


「まず・・・寝坊は感心しない。気を付けるように。」


「・・・申し訳ありません。」


シュンっと小さくなって謝った。お父さまは話しを続けた。


「それは置いといて・・・今から言う話しは他言無用だ。」

「今日からこの屋敷の門を無期限で閉める。お抱えの騎士を国外に向かわせているから警護が手薄になるからな。外からの者は一切入らないし入れない。」

「それとハスト、ラウラ今日から学校は馬車で通え。セレンのワイバーンでの送り迎えはもう無い。」

「それは私とクルタも同様だ。」

「セレン、お前は体を癒せ。話しはそれからだ。」

「マルコ、朝食の準備を。」


「かしこまりました。旦那様。」


--------


朝食を食べてからハスト兄さまとラウラ姉さまは馬車で学校に行ってしまった。


「・・・・・」


お母様の部屋に向かってお母さまに事情を聴いた。


「お母さまどうしたのですか?よくわかりません。ランドさん達ロシュフォールの騎士様が国外に行ったりとか・・・」


お母さまは少し悩んだようだが話してくれた

「セレンちゃん、ここだけの話しランド達に国外の学校を見に行かせてます。ロシュフォール家は長年この国で侯爵の地位にいますから他国にも縁のある貴族がいます。そこにセレンちゃんを行かせようとお父さまがお考えです。」


「でも、私は昨日の試合で負けました。その希望は叶わないはずです。」


「セレンちゃん、あなたは昨日の試合で死んだことにしています。お父さまはあなたはこの国の為になるような事は何もさせないとお思いです。これは私達家族の総意です。あなたは今まで通りとまではいかないまでも普通の女の子として生きなさい。」

「そして朝、お父さまが言われた通り今は体を癒しなさい。いいですね?口答えは許しません。」


最近、私は涙もろいらしい。そんなに年を取ってはいないはずなんだけど・・・

お母さまに抱きつき顔をお母さまの身体に隠して泣いてしまった。


「お母さま、ありがとうございます・・・」


お母さまは優しく笑って撫でてくれた。


--------


女神スクルド様の特訓でスクルド様は今まで見たこと無い程怒っていた。

スクルド様と剣を交えていた時、言ってきた。


「なぁセレン、この国滅ぼしていいか?」


「!?」

「あはは・・・・スクルド様ご冗談を・・・・やめてください・・・」


苦笑いしか出なかった・・・・

ヴェルダンディ様の座学でも・・・・


「ねぇ~セレンちゃん~この国を活火山いっぱいの火山地帯にしていい~~?」


ヴェルダンディ様も激おこだった。笑っているが目が座っている。


「あはは・・・ヴェルダンディ様、落ち着いて下さい・・・」


ヴェルダンディ様の座学が終わった後にウルズ様も現れて・・・


「セレンさん、昔、大流行した死病をこの国で流行らせても良いかしら?」


ウルズ様は顔が無表情だった。おそらくはウルズ様が一番無慈悲に命を刈り取れる女神様なんだと思う。死を司る女神なだけに本気を出せば無差別なんだろう。


「・・・やめてください。」


門を閉めて誰も入らないようにしているんで屋敷内は時間がゆっくり動いているようだ。

フシミとシガラキとじゃれて、お母さまとテルル姉さまとでお茶して・・・お昼を過ごした。

午後の守護霊アズラエル様の座学でもやっぱり言ってきた。


「セレンちゃん、この国潰していい?」


「あの・・・お気持ちはわかりますがやめてください。」


アズラエル様も怒っていた。

(もうやだ・・・)


執事のマルコじいちゃんはロシュフォール侯爵家にひっきりなしに来る人の追い返す対応で大忙しだったようだ。



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