英雄作成計画「若いって素晴らしい」
「くふふふふふっ!」
寄与が出来るようになったんで試してみたかった事をしてみたくなった・・・
ニヤニヤしながら独り言を言っていた・・・
「世の中興奮する事いっぱいあるけど一番興奮するのは寄与する時だよね!!」
「間違いないね!!」
「くふふふふふっ!」
今の私を見てる人が居たら引くだろうなっと・・・
テーブルの上にはコップに水とローソク。
(集中・・・水の力・・・魔力で引き出し魔力を混ぜ合わせるイメージ・・・)
コップの水が渦を巻く。
(水よ・・・ローソクに宿れ・・・)
渦巻いた水がローソクの纏わり吸い込まれていった。
「テッテテーン!!水属性ローソクできたーー!!キタコレ!!」
「興奮するぜ!!癖になりそうだぜ!!」
答えの分からないものを実験するのはいつになっても楽しいものである。
さっそく作った『水属性ローソク』に火を灯してみた。
「おぉ!!火が付いた!!炎が青白い!明るくないし熱くない!!ふっしぎーー!!」
炎に手をかざし・・・指先を炎に当ててみた。
すると指先がしっとり濡れる。
「魔力ってすげーーーーー!!」
後ろでは守護霊アズラエル様がニヤッっとしていた・・・
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女神スクルド様の特訓は相変わらずスパルタ加減が半端ない。
「セレン!全力疾走30分8セット!!終わったら剣の特訓だ!はい、スタート!!」
「スクルド様の鬼ーーーーー!!!」
「鬼!?上等だ!!プラス4セ・・・・」
「ごめんなさい!!増やさないでーーー!!」
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女神スクルド様の特訓も次第に慣れていくもので・・・過酷な環境でも出来る事が増えていくと楽しくなっていくんですね。若いって素晴らしい!きつくても辛くは無くなっていく。おそらくは女神さまの加護が働いているのだろう。




