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ギルド活動「お駄賃」

「ただいま~。」


「「「おかえり~。」」」


「遅かったね。何処に行ってたの?」


寮に帰って来てバローダに尋ねられた。


「ん~・・・アルバイトに行ってたけどちょっとトラブルがあって遅くなっちゃった!」


「あはは・・・なにやらかしたの?」


マヘリアが笑って聞いて来た。


「やらかしたって失礼な!何もしておりません事よ、マヘリアさん!むしろ、もらい事故ですわ!!」


「あらあら、大変でしたわね!お姉さま!」


ローリエが私に合わせて来た。その返答にザワッとしてしまった。

(ローリエ・・・それは誘い受けか!まさか・・・そんな高等技術を駆使できるのか!?むむぅ・・・侮れん・・・)

私から言った手前、誘い受けに何て反応したらよいか苦慮してしまう。そしてマヘリアが聞いて来た。


「もらい事故ってなんなの?」


(ナイス、マヘリアさん!)

「え~・・・っと・・・商人ギルドで不正の疑惑を掛けられたんだよね。返り討ちにしたけど。」


「大丈夫だったの?」


ローリエは商人希望だったので心配そうに聞いてきた。


「ちゃんと調べてもらって不正してない事が証明されたから大丈夫!」

(うん、私、嘘言ってない!その後、商人ギルド制圧したけど。)


夜に帰って来たので夕食は既に終了していた。なので空間収納から果物を出して夕食にした。

その様子を見ていたバローダが・・・


「サイレンのそれ・・・便利よね・・・今度教えてよ。」


「・・・・・。うん、今度ね。」

(困った・・・教える事が出来る事と出来ない事があるんだよね・・・。空間収納はヴェルダンディ様から頂いた力だし・・・)


「そういえば学校で申請したギルドって農業ギルドですって?在校生が揉めていたよ、賭けが滅茶苦茶だって。賭けの元締めしていた人泣いていたよ。」


ローリエが言ってきた。

(あなたは事情通ですか?)


「私悪くないし。だけどなんで?」


「魔法使えるのにもったいないんじゃない?普通は魔法ギルド一択。大穴で冒険者、ぎりぎりで商人。」


「「だよねぇ。」」


バローダが言ってくる。マヘリアとローリエは激しく同意していた。


「いやぁ、野菜にはお水は大事ですから!!日照り知らずですよ!さて・・・お風呂行きますか?」


「そうだね、じゃあ行くか。」


私は適当に・・・当たり障りが無い返答をし、話しを終わらせるべくお風呂に誘った。マヘリアが返事して4人でお風呂に行った。


・・・・


・・・・・・


・・・・・・・・


体を洗っていると私の横にペリドットが並んで入って来た。ペリドットも体を洗いながら小声で話してきた。


「サイレン、あなた、女神様の訓練は何年やってらっしゃったの?」


「6歳から10歳までの4年間ですよ。」


ペリドットには包み隠さず正直に話す。


「12時間毎日ですか!?なんで教えて下さらなかったのですか!?」


「くふふふふっ!!ペリドットやる気満々でしたから。止めるなら私の方で言っておきますが?」


「ご冗談を!!やってやりますわ!!一生の内のたった数年、それで変われるなら安い物ですわ!!」


「たまにペリドットの訓練、付き合いますね。」


「手の内を晒す様で気が引けますが付き合ってもらっても良いですよ。」


「手の内も何も無いじゃないですか!」


「「あはははっ」」


私とペリドットは一緒に湯船に向かった。マヘリア、バローダ、ローリエの3人は先に入っていた。


「ペリドットさんと仲良くなったんですね~。」


ローリエが言ってくる。


「まぁ・・・ペリドットとは肉体言語で語り合いましたから!」


「「「「「「「ええっ!!!」」」」」」」


私の言葉にペリドットのルームメイトも反応していた。その反応を見て7人がどういった妄想をしたのか想像に難くない。


「冗談ですよ!あははははっ!」


私は満面の笑みで否定した。


・・・・


・・・・・・


・・・・・・・・


次の日、学校のギルドの事務所で農業ギルドの仕事を見てみた。登録したギルド活動をしないといけないらしい。やっぱりスルーは出来ないようだ。


『学校内の花壇の世話 5バーツ』


私は思った。

(キタコレ!!)

すぐに依頼書を持ち事務所のカウンターに持っていった。


「お願いします!!」


農業ギルドの受付の眼鏡を掛けたお姉さんは相変わらず苦笑いをしていた。おそらくは私の事を不思議ちゃんと思っている事だろう。


「依頼受け付けました。詳しい事は校内のフロントさんに聞いてみて下さい。」


「はーい!」


外に出てフロントさんを探すと程なくして見つけた。犬の獣人で毛むくじゃらの大きい人。


「フロントさーん!」


「おぉ、お前か。相変わらず変な顔だな!」


「またそれ言う!全身の毛を燃やしちゃいますよ!」


「やめろよ~。俺のトレードマークなんだから~。」


「「あはははっ!」」


「ところでお嬢ちゃんどうしたんだ?」


「フロントさん、これ!!」


そう言って学校で見つけた依頼書をフロントさんに見せた。フロントさんは笑いを堪えて言う。


「ぷっ!マジか・・・冗談で出した依頼だぞこれ!!まさかヒットするとは思わなかったぞ!」


「最高です!!」


私は満面の笑みで言った。フロントさんは初めから依頼の仕事内容を考えてなかったもので暫く考えて・・・


「花壇の水やり。それだけでいいよ。」


「了解しました!!また依頼受けるんで依頼書出して置いて下さい!」


「あぁ、わかったわかった。」


そう言ってジョウロを貸してもらって花壇の水やりをした。魔法で水をやっても良いのだが魔法を使わなくてもすぐに終わってしまう。すぐに終わらせてフロントさんに依頼終了のサインを貰って挨拶をした。


「フロントさん、あざっしたーー!!」


「おう、またな!」


学校のギルドの事務所に向かう。先程の眼鏡を掛けた事務所のお姉さんに終了のサインの入った依頼書を渡しお駄賃を貰った。

速攻で学校のギルド活動を終わらせてメインにしているギルド活動を開始した。

そして学校から出て向かった・・・商人ギルドへ。


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