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文々。通信  作者: 妖じい
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幻想郷中で大流行アイス・バケツ・チャレンジ

第二千十六季 皐月の五

 同月の23日、今幻想郷で最も流行っている『アイス・バケツ・チャレンジ』。火つけ役となったのは命蓮寺の村紗水蜜さん、氷精のチルノ、守矢神社の東風谷早苗の3名だ。聞き慣れない言葉だが『アイス・バケツ・チャレンジ』とは、バケツの中にチルノが入れた氷をムラサさんが誰かれ構わず頭からぶっかけていくという単純なものだ。暑くなりつつあるというのもあってか、自らかぶることを志願する者も珍しくない。

 発端となったのは昨日、霧の湖で繰り広げられていたムラサさんとチルノの弾幕勝負であった。原因は定かではないが、ムラサさんがチルノにちょっかいを出したことが発端らしい。そこをたまたま通りかかった早苗が弾幕勝負のまきぞえに合いびしょ濡れに。その時『アイス・バケツ・チャレンジ』を閃いたのだそうだ。

 早苗はこう語る。「前私の世界でアイス・バケツ・チャレンジが流行ったからこっちでも流行るかなぁ~って思って二人に提案したのが始まりでした!!最初にムラサさんがぶっかけた方は地底へ向かう道中で出会った金髪の方でした!!そのひとはバケツを被ったままアタフタしてて二人はそのまま逃げたから後を追って私怒りました!!『アタックする度にバケツを新調してちゃもったいないじゃないですかッ!!1個で使い回さなきゃダメですよっ!!』って!!これも私の世界で流行ってた"エコ"ってやつです!!本来のアイス・バケツ・チャレンジとは違うけど、ブームの火つけ役になるのは悪い気がしませんね!!布教にも一役買いそうです!!」と嬉しそうに語ってくれた。アイス・バケツ・チャレンジは暫く続きそうだ。

これやられると羽が痛いのでわたしは好きになれません(泣←マイブーム

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