表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
文々。通信  作者: 妖じい
19/32

【没ネタ】スランプの橋姫復帰か?

第二千十六季 皐月

 同月の22日に地上と地底との中間にいる橋の姫、水橋パルスィさんが川へと転落した。住居が無いためパルスィさんの引き取り手を探すも皆嫌がり、旧都の住人たちから散々煙たがられた結果、結局橋へ逆戻りしたままとなっていた。

 あれから4日後の26日。別件で旧都へ向かっていた最中に、偶然パルスィさんが元いた橋に復帰していた姿を見かけたため、本命の取材が済んだ後パルスィさんにその後の様子を聞いてみた。「全然元気じゃないわよ!!仕方なくここにいるの!!あなたは知らないでしょうねぇ。あの日いつも通り1人で遊んでたら寒い奴とバケツ持った船乗りみたいな奴がいきなり私の頭に氷入りの水をぶっかけて来たのよ!!バケツ被せられて目の前は真っ暗になるし、なんか橋から落ちたみたいで寒いのに気絶するし」あえて言わないが何となく知っていた。さらにパルスィさんは捲し立てるように続けた。「そっからはアナタも知ってるでしょ!?結局たらい回しにされた挙げ句ここに戻ってきたのよ憎らしい!!アナタが飛び去った後金髪の鬼が強引に私を家に連れてって泊めてくれてたのよ……」帰り際に一瞬見えた鬼はやはり幻ではなかったようだ。一寸先は闇とはこのこと。「泊めてくれたのは有り難かったんだけどそこいらで聞こえてくるのよ……『ガラガラガラガシャガシャガシャ……うえーい冷たーぃ♪ガシャガシャガシャがらがらがら』って。……止まないのよ~あの忌まわしい音とリア充どもの声っ!!連中のスタミナに限界は無いのかしら。それがバカみたいにずっと続くものだから我慢出来ずに逃げてきたのよ…パルパルパルパル」不憫に思えてきたのでそれ以上追求しないことにした。

 ふと橋の下に目をやると凹んだバケツが一つ転がっていた。主犯である3人の内1人の私物だと思われる。わたしは橋から飛び降りてブーム第1号となったバケツを片手で拾い上げ、何となく頭に被せて橋へと戻った。「ッ!!ヒイイイィィィィィィ!!」どうやらトラウマになっているらしい。

この調子だとキスメさんにも怖がりそうですねぇ。今度橋姫さんの頭にでも落としてみましょう♪

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ