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アーガスノルン・実験エリア3 ユベニウス帝国

霧の立ちこめる平原。


監視塔。

結界。

実験都市。


「異常なし」


管制室の声が、

次の瞬間に途切れた。


地面が、割れる。


腐った手が、

無数に伸びる。


「なっ——!」


警報。


遅い。


城壁の内側から、

外側から、

同時にアンデットが溢れ出す。


そして——


その中心に、

一人の女が立っていた。


赤い髪。

冷えた瞳。


「これは、ただの始まり」


ユリアは、静かに宣告する。


「世界をあるべき姿に...」


アンデットの群れが、

彼女の意志に応じて動く。


「この世界そのものが、

 私をこうした」


彼女は、腕を上げた。


「——だから、返すだけ」


復讐の第一波が、

ユベニウス帝国を呑み込んだ。


そして、

誰もまだ知らない。


この瞬間、

世界は初めて——


**アーガスノルンの管理外にある“意思”**を

生み出してしまったことを。

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