表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
世界がアップデートされたって?――地球に突如現れた迷宮、13年以内に攻略しないと大魔王が攻めてくるらしいです。  作者: 青井あげは


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

2/8

1

 世界のアップデートがされたとかいうアナウンスがあった後、当然教室内がざわつく。


「何だ今の?」

「本当だステータスって見れるぞ」

「スキルってこれか。お前はどんなのになってる?」


 皆さっきのアップデートの声を聞いて確かめてる。

「皆、静かに!授業を始めますよ!」

 教師の声がかかり、授業が開始される。

 とりあえず静かになってるが皆上の空だ。

 私もそう。ステータスと言うものを確認してみる。


 ――――――――――――

 ステータス 如月穂花(12)

職業 ------(レベル10で解放)

 HP :60/60

 MP :10/10

 SP :15/16

 レベル 1

 体力:6

 頑強:5

 持久力:11

 敏捷:12

 筋力:24

 器用:10

 魔力:8

 魔力量:7

 技力量:11

 運:6

 先天スキル

  1.安眠

  2.未解放(レベル10で解放)

  3.未解放(レベル20で解放)

 共通スキル

  ステータス値反映

 後天スキル

  --------

 職業スキル(職業選択後解放)

  パッシブ

  --------

  アーツ

  --------

  マジック

  --------

 ――――――――――――


 ステータスの表示というのはこの目の前にある、メッセージボードのような物の事だよね。

 皆も変な場所に目線が行ってるから見てるんだろうけど、他人のは見えないのかな?


 それより、ランダムに配布されたっていうのは、この先天スキルのことだと思うんだけど。

 今解放されているスキルは安眠「眠る時に安眠できる。睡眠中、精神・肉体の疲労回復効果あり」

 うん。何て言うか、微妙。まぁ疲れを残さないって意味では良いのかな?


 授業が終わり休み時間にまた教室が騒がしくなる。


「ほのか、ステータス見た?」

「あ、友希ちゃん。見たよ。友希ちゃんも?」


 声をかけてきたのは、昔から友達で従姉妹の友希ちゃんだ。


「もちろん。この先天スキルってのがランダムに配布されたやつだよね。どうだった?」


 私はさっき確認したスキルを伝える。


「え?そ、それはなんと言うか微妙だね。」

「そうなんだよね。友希ちゃんの方は?」

「あたしはね、ワイヤーアクションだって。」


 ワイヤーアクションって、あの映画とかで使ってるやつ?

 どうなんだろ?立体的な動きができるとかかな?そうなるとかなり使いやすい良いスキルじゃない?


「私のと比べるとなんか当たりな感じ?良いなぁ~」

「そう?でもMPとか魔力とかが関係するとか。なんかよくわからないんだよね。それでどうする?」


 どうするとはたぶん迷宮に入ってみるかどうかってことだよね。

 ゲームみたいなものなのかな。


「う~ん。ちょっと興味あるけど、どんな感じなんだろ?」

「さぁね。アニメとかでよくあるバーチャルリアリティ?とか言う感じなのかな?まぁそもそも入り口ってやつがどこにあるのか、どんなのなのか分からないんだけどね。」


 そうなんだよね。それが分からないとどんなに行きたくても入れないんだよね。

 それからステータスの話とか迷宮の話をして休み時間が終わる。


 放課後。


「んじゃ、帰ろっか。ほのか。」


 友希ちゃんがいつものように声をかけてくれ、一緒に帰る。

 帰りにいつもの定番、家の近くの池のそばの展望台スペースで話をするために立ち寄った。


 少し寂れてる人がほとんど寄り付かないけど、ここからだと小さなこの町が見渡せ、春になると桜が咲くお気に入りの場所だ。


 ただ、そこにはいつもと違う物が。


「あれ、何だろう」


 展望スペースの横には濃い青のアーチ上の光があり、中は黒紫色で向こう側が見えなくなっている。


「これ、あれかな?朝言ってたゲートってやつかな?」


 友希ちゃんがアーチに近づいて指を指しながら訪ねてくる。


「ちょっと、危ないよ~。」

「大丈夫だって。へー、反対側も同じ感じになってるんだね。」


 こっちの心配を全然聞かず、アーチを前から後ろからと確認する友希ちゃん。

 物怖じしない友希ちゃんらしいっちゃらしいけど。


「ほのか、ちょっと入ってみよっか。」

「え!?やめておきなよ!先生とかも不審なもの見ても無暗に近づかないようにって言ってたじゃん。」

「平気平気!」


 そう言って友希ちゃんがアーチに入ってしまった。


 ど、どうしよう。友希ちゃんがアーチを潜って消えてしまった。このままここで待ってたら出てくるかな?

 でもでも。


「えい!」


 結局私もアーチを潜る。


 潜った先は真っ白い空間で目の前にメッセージのウィンドウが表示されている。


 ――――――――

 迷宮へようこそ。

 転移先を選択してください。

  ・13-1-13008

  ・マイルーム

 ――――――――


 選択と言っても2つしか選べない。

 と言うかマイルームって何?自分の部屋に送ってくるるのかな?


 とりあえずマイルームを選んでみる。

 選ぶと真っ白な世界が3m四方程の部屋に変わった。

 部屋の中には机椅子、ソファーに大きめの両開きロッカーが1ずつ。


 机にはメッセージカードが1つ。

 読んでみるとこう書いていた。


 ――――――

 ようこそマイルームへ

 ここは、迷宮への出入ゲート時に立ち寄れるあなた専用の部屋になります。

 出発前の準備や迷宮の中で手に入れたアイテム等の荷物置き、着替え等にお使いください。

 ――――――


 ん~、なるほど?

 とりあえず今はいっか。


 部屋には一枚の扉が着いていたので、そこから出れば良いのかな?

 出るとまた選択ウィンドウが現れる。


 ――――――――

 迷宮へようこそ。

 転移先を選択してください。

  ・13-1-13008

  ・マイルーム

 ――――――――


 これは、もう1つの方を選べって事だよね。

13-1-13008を選択する。

すると、真っ白な光景から徐々に周りの景色が見えてきて、広場のようなとこに出た。


ここからほのか達の迷宮の攻略が始まった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ