表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
この連載作品は未完結のまま約2ヶ月以上の間、更新されていません。

9番ピッチャー鳴沢さん

作者:タケヒロ
 鳴沢夏帆は一つ年上の兄、光輝のあとを追うように小学生低学年から野球を始めた。そして、投手として怪物とまで言われた兄に憧れながら、自身も投手として中学校軟式野球部に所属して活動をしていた。しかし、光輝が高校一年生のときに選手生命を奪われるケガを負ったため高校を辞め、目的を失った光輝は精神的な障害を患いってしまった。

 夏帆は兄の病気を治すためにも兄の目標だった甲子園大会に自分が出場することを決意し、生徒のための環境を整えることで有名な滝岡高校に入学し野球部に選手として入部した。しかし、当然女子生徒ということでいろいろな障害がでるが仲間の協力もありなんとかそれらを乗り越え試合出場を果たしてきた。

 しかし、女子生徒である夏帆が試合に出場することを良しと思う者ばかりではないらしく、滝岡高校と夏帆に対して嫌がらせが行われるようになった。夏帆は、このままでは自分の夢のために力を注いでくれた仲間たちに迷惑をかけることになる、その仲間たちのためにも自分は野球をやってはいけない。と考えた夏帆は高校野球を断念しようとする。

 そのことを知った野球部の仲間たちは非道な行為に屈してはいけないと犯人を探してみると、夏帆の登場により試合に出られなくなった一つ上の先輩投手が逆恨みしての行為だった。学校と野球部員たちは二度とこのようなことを起こせないように対処しつつ夏帆を助けた。そして夏帆はその友情のおかげで野球部に復帰し、ついには兄の目標であった大舞台のマウンドに立ったのだ。

 野球、試合、大会、甲子園、応援合戦、力と力のぶつかり合い。その雰囲気に光輝は刺激を受け、少しずつ自分を取り戻すきっかけになている。光輝にとって大役を担った夏帆の高校野球は終わっが、社会復帰へ歩み始めた兄の後押しになるように、また、新たな野球への道を開拓するために野球の指導者を目指す夏帆。夏帆の野球はまだまだ続くのだ。
第一章 高校野球への思い
1 夏帆の意思
2025/04/18 14:53
2 希望と現実
2025/04/18 21:48
3 三津田監督の光明
2025/04/19 19:38
4 選手へのこだわり
2025/04/20 22:15
5 投手夏帆のひみつ
2025/04/21 20:57
第二章 揺らぐ思い
1 夏帆騒動
2025/04/25 23:01
2 非難
2025/04/28 20:16
3 星空の下の思い
2025/04/28 21:22
4 父の思い
2025/04/29 12:21
5 夏帆の答え
2025/04/30 21:41
第三章 甲子園への夢
1 中心的投手
2025/05/03 21:03
2 仇討ち
2025/05/03 21:59
3 白い手紙
2025/05/04 20:15
4 甲子園日記
2025/05/04 22:19
5 夏帆の夢
2025/05/19 22:11
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ