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俺の愛娘のカエデ(4話)

☆破滅しかない乙女ゲームのモブに転生してしまった件☆


(乙女ゲーム転生物)


☆百合注意☆


~4話~


~イベリス・デイヴィスの目線~


俺は、この国は、腐っていると思う。


貴族は、平気で平民を食い物にして犯罪も色々としている。


この国から貴族なんかなくなれば良いのに思うほどだ。


そう言う俺も貴族で何かを変えたいと思うがその方法が解らなかった。


そんな時に貴族の友人のカタバミが俺にある提案してきた。



「やあ、イベリス、久しぶりだな」



カタバミが俺の部屋に入って来て軽く右手を上げて挨拶をしました。



「カタバミ、では、ないか。


どうかしたのか?」



俺は、親友のカタバミが俺のところに来るのが珍しくてきょとんと首を傾げました。



「なあ、この国は、腐っていると思わないか?」



カタバミは、真剣な表情で俺を見つめた。



「……何が言いたい?」



俺は、カタバミの言いたい事を理解して疑り深くカタバミを見つめた。



「腐った王族や貴族達を滅ぼして新しい国を作る。


俺に協力しろ!」



カタバミは、俺の肩を触り真剣な表情で俺を見つめた。



「……考えさせてくれ……」



俺は、娘のカエデの事を思い出して俺が革命をしたら娘のカエデまで危害が及ぶって言葉を濁した。



「……解った。


イベリスならば良い返事をしてくれるって信じているぞ」



カタバミは、真剣な表情で俺を見つめて去って行った。


俺は、どうしたら良いのか解らなくてなった。


そんな時に娘のカエデが恋する乙女のように顔を赤らめて家に帰ってきた。



「お帰り、カエデ。


どうかしたのか?」



俺は、カエデの様子が普通でなくてきょとんと首を傾げて何が合ったのか質問をした。



「ただいま戻りました、お父様。


実は、貴族の男性に襲われました……」



カエデは、恋する乙女のようにほんのり顔を赤らめてうっとりとしました。



「貴族の男性に襲われただと!?


大丈夫だったのか!?」



俺は、慌ててカエデの肩を掴みカエデの無事を確認した。


俺は、やっぱり革命をしないとカエデに危害が加わるかもって思い慌てました。



「はい、大丈夫です……


実は、アヤメ・エバンズ様に助けてもらいました……」



カエデは、恋する乙女のようにほんのり顔を赤らめてうっとりとしていました。



「アヤメ・エバンズ……確かエバンズ家の令嬢だったよな……


そうか……そんな令嬢もいるんだな……」



俺は、カエデを助けてくれる令嬢がいるのならばこの国の貴族も悪くないかもって思い優しく微笑みました。



「あ、あの……アヤメ様をお礼をする為に屋敷に呼んでも大丈夫ですか……?」



カエデは、不安そうに上目遣いで俺を見つめた。



「ああ、大丈夫だ……


俺からもアヤメさんにお礼の挨拶をさせてくれよ」



俺は、優しく微笑んでカエデの頭を撫でた。



「あ、ありがとうございます、お父様!」



カエデは、頭を下げて俺にアヤメさんを家に呼んで良い事のお礼を伝えた。


そして俺は、ある事を決めた。


そして次の日にカタバミが俺に会いに行った。



「やあ、イベリス、で、返事を聞きに来た」



カタバミは、軽く右手を上げて挨拶をした。


そして真剣な表情で俺を見つめた。



「返事だか革命を手伝うのは、断る」



俺は、真剣な表情でカタバミを見つめた。



「本気かイベリス!?


イベリスもこの国の貴族は、くずばかりって言っていたでないか!?」



カタバミは、俺の肩を触り真剣な表情で俺を見つめた。



「ああ、そうだな……


この前、貴族に娘が襲われてな。


でも娘を助けのは、貴族の令嬢だったんだ。


腐っている貴族がいるが素敵な貴族もいることが解った。


俺は、まだこの国が腐っていないのを信じたい」



俺は、真剣な表情でカタバミを見つめた。



「……話にならないな。


話は、これまでだ」



カタバミは、俺を睨むと部屋を出ていこうとした。



「待て、1度、アヤメ・エバンズって令嬢に会って見ろ。


考えが変わるはずだ」



俺は、カエデを助けてくれたアヤメならばカタバミを変えてくれるかもって思いカエデに会うのを事を提案した。



「ふん、令嬢って貴族だろ。


会う気にもなれないね」



カタバミは、俺の提案を鼻で笑うと部屋から出ていった。


俺は、娘のカエデを助けてくれた令嬢のアヤメがこの国に新しい良い風を吹かせてくれる気がしてしかたがなかった。



このイベリスが乙女ゲームで娘のカエデが貴族に殺された怨みで革命を起こしました。


でもアヤメにカエデを助けた為にカエデが死ななくて革命を起こらない未来に変わった事に誰も気がついていなかったりする。




ーTo Be Continuedー

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