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どろどろの昼ドラ恋愛模様(10話)

☆破滅しかない乙女ゲームのモブの令嬢に転生してしまった件☆


(乙女ゲーム転生物)


(カエデもアヤメもアケビもアカンサスも8歳の子供です)


☆百合注意☆


~10話~


私は、交通事故で死んで乙女ゲームのハニーハートラブストーリーのモブの令嬢のアヤメ・エバンズに転生しました。


そしてこの世界でカエデちゃんとアカンサス君とアケビ君と出会ってこの3人と婚約をしました。


モブの令嬢の私が素敵な方達と婚約できてこんなにも幸せで良いのか不安になりました。


街に出掛けるとカエデちゃんを見掛けました。



「あっ、カエデちゃん、こんにちわ」



私は、カエデちゃんに出会えたのが嬉しくてニッコリと笑い挨拶をしました。



「アヤメ様……ごきげんようですわ……」



カエデちゃんは、私に出会えたのが嬉しくてやんわりと微笑みました。



「それで、カエデちゃんに知らせたい事があります。


そ、その……」



私は、カエデちゃんに他に婚約者ができたのを知らせる勇気がなくて言葉を詰まらせました。



「他に婚約者ができたのですね。


アヤメ様は、素敵な方ですから仕方がありません。


アヤメ様は、皆様のアヤメ様ですから……


アヤメ様に婚約者が百人や二百人ぐらいできても構いません」



カエデちゃんは、両手を前で軽く握り締めてやんわりと微笑んで私に婚約者がたくさんできても構わない事を知らせました。



「さ、さすがに百人や二百人も婚約者ができないと思いますが……


でもありがとうございます、カエデちゃん」



私は、カエデちゃんを抱き締めてカエデちゃんの気持ちに感謝を表しました。



「いえ、どういたしましてです、アヤメ様」



カエデちゃんは、私を抱き締め返してくれて嬉しそうにやんわりと微笑みました。


私とカエデちゃんは、しばらく抱き締め合うとゆっくりと離れました。


私とカエデちゃんは、しばらく照れ笑いを浮かべて見つめ合いました。



「よう、アヤメ、久しぶりだな!」



声をした方を振り向くと右手を大きく振りながらアケビ君が近づいて来ました。



「お久しぶりです、アケビ君」



私は、アケビ君に気がついて嬉しそうにニッコリと笑いました。



「お久しぶりです、アヤメさん。


こんなところにいたのですね。


探しましたよ」



声をした方を振り向くとアカンサス君が私に近づいてきて優しく微笑みました。



「お久しぶりです、アカンサス君。


私を探させてすいません」



私は、アカンサス君に気がついて嬉しそうにニッコリと笑い頭を下げて私を探させた事を謝りました。


カエデちゃんとアケビ君とアカンサス君は、無言で互いを見つめて火花が散っているように思えました。



「……初めましてです、私は、アヤメ様の婚約者(………)のカエデ・デイヴィスと申します。


よろしくお願いいたします」



カエデちゃんは、アケビ君達に先制攻撃をするようにアケビ君とアカンサス君に近づいてニッコリと笑い私の婚約者な事を知らせました。


背後にウサギのオーラを出しているようでした。



「……初めましてな、俺は、アヤメの婚約者(………)のアケビ・スミスだ。


よろしくな」



アケビ君もカエデちゃんの言葉の先制攻撃を避けるとストレートのパンチの言葉を放つとニッて笑いました。


背後に猫のオーラを出しているように見えました



「……初めましてです。


僕は、アヤメさんの婚約者(………)のアカンサス・デイビーズです。


よろしくお願いしますね」



アカンサス君もカエデちゃんの言葉の先制攻撃を避けるとアケビ君もストレートのパンチの言葉を避けるとアカンサス君は、アッパーカットの言葉を放ちました。


背後に犬のオーラを出しているように見えました。


カエデちゃんの出したウサギとアケビ君の出した猫とアカンサス君の出した犬が喧嘩しているように見えました。



「……私が1番アヤメ様の事が好きなのですよ」



カエデちゃんは、ニコニコ笑顔を浮かべました。



「……俺が1番アヤメが好きだぞ」



アケビ君は、ニコニコ笑顔を浮かべました。



「……僕が1番アヤメさんが好きですよ」



アカンサス君は、ニコニコ笑顔を浮かべました。



「皆さん、仲良くなりそうで良かったです」



私は、カエデちゃんとアケビ君とアカンサス君が仲良くなりそうで良かったって思いニコニコ笑顔になりました。



「なあ、今から近くの森で遊ばないか?」



アケビ君は、ニコニコ笑顔で両手を広げて4人で遊ぶことを提案しました。



「良いですね、4人で遊びましょう」



私は、ニッコリと笑いました。



「はい、皆様で遊びましょう」



カエデちゃんは、やんわりと微笑みした。



「良いですね。


皆さんで遊びましょう」



アカンサス君は、優しく微笑みました。


私とカエデちゃんとアケビ君とアカンサス君は、近くの森に向かいました。



「よし、キャッチボールをしようぜ!」



アケビ君は、近くの森に来るとボールを持って二って笑いました。



「良いよ、来てください!」



アカンサス君は、両手を叩いてアケビ君にボールを投げるのを提案しました。



「行くぞ!」



アケビ君は、思いっきりアカンサス君にボールを投げました。



「っ!?


なかなかやりますね!


今度は、こっちの番です!!」



アカンサス君は、アケビ君の投げたボールをどうにか受け取りました。


今度は、アケビ君にボールを全力投球しました。



「っ!?


やるな!!


今度は、こっちの番だ!」



アケビ君は、アカンサス君の投げたボールをどうにか受け取りました。


今度は、アカンサス君にボールを全力投球しました。


アカンサス君とアケビ君の全力投球のキャッチボールが続きました。


しばらく全力投球のキャッチボールをすると体力を切れてぐったりその場に座り込みました。



「アカンサス、なかなかやるでないかよ……」



アケビ君は、ぐったりとその場に座り込んで楽しそうに二って笑いました。



「アケビ君もやりますね……」



アカンサス君は、ぐったりとその場に座り込んで楽しそうにニッコリと笑いました。


アカンサス君とアケビ君は、互いを見つめてニッコリと笑いました。


突然突風が吹き上げるとアカンサス君の被っているとフードが落ちるとアカンサス君の隠していた角が現れました。



「あっ!?


あ、あの、その……」



アカンサス君は、アケビ君とカエデちゃんに魔族だとばれたが驚いておどおどとして慌てました。



「へーー、アカンサスは、魔族だったんだな。


魔族でも根性がある奴がいるんだな!」



アケビ君は、アカンサス君が魔族なのを気にしないように二って笑いました。



「アカンサス君は、魔族だったのですね。


綺麗な角ですね」



カエデちゃんは、アカンサス君が魔族だとばれると目をキラキラ輝かせてうっとりとアカンサス君の角を見つめました。



「え、えっと、僕が魔族って怖がらないのですか?」



アカンサス君は、アケビ君とカエデちゃんの態度を見て戸惑いながら自分が魔族なのに恐がらないのか質問しました。


アケビ君とカエデちゃんは、互いを見つめて不思議そうに首を傾げました。



「アカンサスは、魔族でもアカンサスだろう。


そんな事を気にしないぞ。


それにアヤメと婚約になったら俺もアヤメと婚約しているから同じ奴を婚約している同士で家族みたいな者だろ。


家族を怖がる奴は、いないぞ」



アケビ君は、何故そんな事を聞いたのか解らずにきょとんとしました。



「アヤメ様と婚約したアカンサス君ならば怖がるはずがありません。


アヤメ様が信用している相手でしたら私もアカンサス君の事を信用しています」



カエデちゃんは、嬉しそうに優しく微笑みました。



「っ!?


ありがとうございます、カエデさん、アケビ君」



アカンサス君は、カエデちゃんとアケビ君の気持ちが嬉しくて涙を流しました。


私とカエデちゃんとアケビ君は、ゆっくりとアカンサス君を抱き締めて慰めました。


私は、カエデちゃんとアケビ君とアカンサス君が仲良くしてくれそうで良かったって安心をしました。


これからアカンサス君とアケビ君とカエデちゃんが破滅しないように頑張ろうって心に誓いました。




ーTo Be Continuedー

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