第6運針 霧の夢
お休みしてすいません。
今回は驚きの展開があるのでお楽しみ頂けると思います。
その光が爆発した
その音と同時に家の壁が壊れた
視界が真っ赤になった...
理解できなかった。
理解したくなかった。
レイナが獣型の魔物に襲われていた
次の瞬間気づくと家は壊れてなく、レイナも怪我などなく、皆で食事をしていた。
俺は全く意味が分からなかった。
レイナが俺に向かって言う
「どうかしましたか?」
と夢を見ていた気分になった。
ふと手を見ると手に血がついていた。
さっきまでの出来事は事実なのか、夢なのか全くわからない
そういえばオリバーが見当たらない
扉が開いた
オリバーが入ってきた。
「俺の弟子はどこだ?」
と聞き覚えのある台詞をオリバーが言っていた
大男に対してレイナが話す。
「最悪のタイミングで来ましたね」
とレイナがオリバーに対して言った
「俺がオリバー・パルセニアだ」
オリバーが大声で言う
「あなたがオリバーさんですか」
父が言う
この状況身に覚えがある
父が
「自己紹介をしろレイヤ」
と言ってきたので
一応自己紹介をしておいた
「初めまして、レイヤ・アスエリアルです」
オリバーが言う
「お前が俺の弟子か!」
何か変だ。
やっぱり夢を見ている様な気分だった。
意味が分からない
何で時間が戻っている?
これは数日前のできごとだったことに気が付いた(第3,4運針参照)。
そして今までの出来事を繰り返すように魔物が現れた日まで来てしまった。
そしてやはり魔物が襲ってきた。
俺はレイナを押し飛ばした。
魔物に俺は腕を噛まれた。
オリバーが魔物を切って討伐してくれた。
俺は初めて魔物が死ぬのを見た。
なんならその場で生き物が死ぬ瞬間を見るのも初めてだ。
俺はそのまま倒れてしまった。
一部の読者はタイトルの意味がここから分かるかなと思います。