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第1運針 終わって始まる世界の物語後編

異世界に転生してしまった少年音泉零夜が魔法に目覚めたり武器を手に入れたり!?

この壮大な世界を旅する準備回になってて地味なお話ですが、どうぞお楽しみ下さい。

翌日

俺は1日のペースの理解の為にこの日を過ごした。

二人はやはり両親だった。

文明はかなり低いレベルに見える。

この日に分かった事を整理していこう。

父の名は(ガイル)母の名は(セシア)であることが一つ目

二つ目は冒険者という職があること、これは大きい。

三つ目はこの世界の成人年齢は15歳であること、これは当分関係ないと思う。

...それからは変わらない毎日を過ごしていた。


月日が流れるのは早い。

俺が転生してから今日で三年、つまり俺は三歳になったのだ。

この世界では一人称は僕にしている。

今日も両親は出かけた。

俺は頭に流れる声を感じた。

その声はこう言う「家の裏に行け」と

俺は「何故だ?お前は誰だ」と聞くが返事は無かった。

恐る恐る家の裏に向かう。

人、一人分位の大きさの穴が裏に空いていた。

その中には変な光と沢山の本があった。

光は不思議と危険じゃなさそうに思えた。

俺は光に触れた。

光の中から手に馴染む″何か″が出てきた。

光が飛散する。

光の中から現れたのは綺麗な刀身をした短剣だった。

「鑑定と言え」また何かの声だ。

鑑定と言ってみる。

頭が張り裂けそうな程の量の情報が流れ込んでくる。

その視野を狭めて短剣だけを見つめた。

名前は魔剣炎刃時雨咲(まけんえんばしぐれざき)・天の蒼双河(あまのそうが)

と文字が浮かんでくる。

これがこの短剣の名前なのだろう。

そう思っていると変な音がした。

「スキル鑑定を取得」と

「ステータスと言え」と声がする。

その声に言われるがまま「ステータス」と俺は言った。

変な画面が出てきた。

ステータスは速度が43魔力が355、HPが24のMPが401それ以外が27という数字だった。

俺は人間の中では遅い方だったが他の生物と比べると早い方なのでこの数値なのだろう。

スキルの欄には言語理解 魔力操作 鑑定 ユニークスキルと書かれたスキルが一つあった″不屈″と″死を超えて″なんだこれ...

所持スキルから察するに経験した事でスキルは獲得できるっぽいな。

それにしても″死を超えて″かなりぶっ壊れじゃないか?

仲間、または倒した敵の持つスキルを獲得する事ができる。

これあれば無限にスキル獲得できるよな?

でもまぁ、一度獲得できないと腐るスキルでもあるから持つ人によるんだろうなこれは。

ステータスを一通り見た俺は本を読んでみることにした。

沢山の本を読み、気付いたら夕方になっていた。

読んだ本は″元素魔法初級″ ″付与魔法初級、中級″ ″終焉魔法初級″ ″テイム魔法初級″ ″古代種(エンシェント)の記録8″

古代種(エンシェント)の記録8″は意味が分からなかった。

8って事は多分1から7があるんだと思う。

″終焉魔法初級″とかいう矛盾ギリギリの本はヤバそうだったので試し撃ちとかはしていない。

″元素魔法初級″は一部試して全て成功に終わったが、しょうもなさ過ぎて戦闘では使えなさそうだった。

この日は帰って早めに寝た。

MP消費のための疲れか寝てしまったが正解だ。


翌日

父が魔法と剣術の家庭教師兼世話役を付けると言い出した。

何でも「昼は誰かと居て欲しいし、剣術はやらせたいが、魔法の才能があるため魔法もやらせたい。」という理由らしい。

困ったな...

家庭教師が来る!?と言うことで次回から本格的に物語が動いていきます。

謎の声の正体は何なんでしょうか?

次回をお楽しみにそれではまた次回お会いしましょう。

また見に来て下さいね。

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