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かたりやがたり ー貴族の青年と奴隷の少女ー

作者:あゆむ
ある木の下に白い服の青年がうずくまって座っていた。
そんな彼を見かけた少女エミリーは声をかけ、近寄る。
その時、鞄と見間違うほどの大きな本を青年が肩から下げていることに気付く。エミリーの興味はその本に移り、それを見た青年は気分が変わり、その本に刻まれたある物語をエミリーに聞かせるのであった。
舞台はとある国の貴族街。
貴族の青年が奴隷の少女を助けることから始まる、ある男が願いを叶える物語である。
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