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実は私は最強魔法王女でした。  作者: 巫琴莉莉
1章 帰る場所と宝石
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第1話 生きること

 そう、私は死んだ。ある少女を助けて。私は昔から、他人を助けるばかりで、よく「自分を心配して」っと、家族全員(父親以外)は私に言っていた。関係ない話かもしれないが、私は“養子”ということもあり、父親はいや養父は私にはかまってくれない。学校の運動会は母親や姉や兄、おばあさんが来ているだけ。小学2年くらいまではまさか自分が養子で父親は養父、母親は養母と思わなかった。あとで、お姉ちゃんに聞いたことだが、養父の父親は元々養子だったそうで、よく体罰をされたようだ。なので、自分がされたことを繰り返したくないように、気にしないようにしていたらいつの間にか無視していることに気が付いてないそうで…


 まあ、そんなことは関係ない。今更こんな話をして何かが変わるこなんてない。








 真っ暗な空間。ここは、どこだろう。見たことない場所。


『こんにちは。』


「えっ、誰?そこにいるの?」


『キミは死んだんだ、人を助けて。だからね、ボクがキミの人生をもう一度やり直してあ・げ・る。また、あとで、会おうね。』


私の人生をやり直させてくれる?何を言ってんの?私、寝ぼけてる?また会おうね。って何のこと?


『おっと、ボクの名前を言うのを忘れていたね。向こうの世界の王子に“ミリア”と言えば、きっと優しいから教えてくれるはず。またね。』


「えっ、ちょっと待って。何が何だか分からないから教えてよ!」








「オギャー!オギャー!」


「旦那様、生まれました。女の子です。おめでとうございます。」


「おっ!女の子か。やっと、姫になる者が生まれたのか。ありがとうな、エリーソプラ。」


「ありがとうございますオラクル様。あと、今更ですけどエリーでよろしいですよ。」


「あぁ、そうだったなエリー。こりゃーやってしまった。だが、エリーをすっごく愛しているのにはかわらないよ。」


「あら、私もオラクル様をすっごく愛してますよ。」


チュッ、チュッ。


「これ、子供前でいちゃつくのやらないでしょ。」


「てか、出産したばかりにやるものか。」


「おほほほほ。」


「赤ちゃん、さわってもいい?」


「もちろんですよ。」


「ほら、あんたもさわってみろよ。」


「別に言われなくてもさわるし。」


「ぷにぷにしてる!」


「い、意外と俺の妹ながらかわいいな。」


「顔、赤くなってる!」


「ち、ちげーし。」


「さすが、私とエリーの娘だな。」


「あ、目元はあなたに似ているわね。」


「いや~、きみの美しい顔、肌、髪の毛だってキミにそっくりじゃないか。」


「あら、そう?」


「ところでお母様、お父様、この子の名前はどうするの?」


「「・・・。」」


「あぁ~なんでこんなときに限って名前を考えるのを忘れてしまうんだ~~!!」


「ん~ あっ、これはどうかしら“ルピアーノ”はどう」


「いいね!」


「かわいい名前だし良いのじゃないか。」


「今日から、あなたの名前はルピア―ノ・イリス・ブルーアリスよ。」






「止めて、その子をかえして!お願い、本当にお願い。」


「オギャー!オギャー!オギャー!」


「エリー、こればかりはしょうがないんだ。すまん、許してやってくれ。俺からのお願いだ。いつか、会えるから。」


「いや!いつかなどはイヤだわ!お願いかえして!お願い!お願い、お願い、お願い、かえして…」


「頼んだぞ。」


「はい、お預かりいたしました。必ず、立派なお姫様にさせてやってほしいと伝えておきます。」


「分かった。よしろくたのむ。あ、あと妻のために誕生日には写真を送らせてやっておくれ。こちらからもプレゼントを送ると。」


「かしこまりました。馬車を前にだせ!」


「オギャー!オギャー!オギャー!」

 実は私は最強魔法王女でした。…は今回で2回目の投稿となります。どうやって普通の庶民にしようか悩んで悩んでその結果こうなったというわけです。私は長い文章を書いていると頭がおかしくなりそうなので、色々な作品をほのぼのとゆっくりと投稿していきたいと思います。また、誤字脱字チェックよろしくお願いいたします。漢字が苦手なのでwwwwww


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