少年たちの輝き 上
初投稿です。改善点やアドバイスを一緒にもらえるなら批判もどしどし募集させてもらいます!
これからよろしくお願いします!
激情に任せて、体をボロボロにしてでも、こいつをぶっ殺したかった。だから、良いんだ、うん、良いんだよこれで、、。
『はよーっす』と、誰もいない朝の教室に挨拶をしてみる。夏休み明けの初日、くそだりぃと思いながらもなぜか早起きしてしまってなんとなくがっこーにきてみた。2年と少し、この篠が峰東高校に通い、いつもと同じようにバックから本を取り出し読み始める。やっぱり俺は冒険物とかファンタジー色の強い戦闘系とか、現実では絶対味わえない事を描いてる本って好きだなぁ。なんて考えながらすぐに本の世界に浸る。30分も早く学校に来た俺は心地いい疲労感が味わえるくらいには入り込むつもりだった、んだが、ガラガラっと戸が開いて、迷惑な大声が響く。『おはよーございます!!』と俺に気づかず、テクテクと少し歩いて、教卓をバン!と叩き、『で
は、、、』やっと俺の存在に気づいたらしい。なかなかの赤面だ。こいつの夢は教師らしい、1年の時(正確にはもっと昔なのだが、)からの付き合いだからやりたかったこともわかってしまった。『わざわざ俺の至福の時を邪魔して、そのうえまだ寝ぼけてんのかな?柊 祐一クン?』ったく、ドロップキックお見舞いするぞ。『目が笑ってないよ⁈すまんって!至福の時を邪魔してすいませんでした!!』『ふむ、仕方ない、許してやろうぞ。』まぁ、こんなおふざけも久しぶりなわけだし?正直ちょっと楽しいし?『時に、静奈 雷疾様?彩凛様との関係の進t…』柊の上で仁王立ちしていた俺はゴンッと拳に力を込めてお見舞いしてやった『い゛っだあぁぁあ』バカめ自業自得だ『ってか、なんでこんなに早いんだ?宿題忘れたのか?』俺は柊の元気さに呆れながらも早起きした所からを話してやった。『なるほどねぇ、つまんな。』お前が聞いたんだろ!!と言いそうになったが言うのもバカバカしいくなって聞いていれば…『それより、お前ほんとに進展なしなの?』こいつ。もっかい殴ってやろうかな『…スゥーハァー。。なんもなかったけど、悪いか?』『いや、誰も悪いなって言ってねーんだけどよ?せめて花火とか祭りとか誘うくらい…』俺が何も努力しなかったみたいな言い方しやがって!『いや、俺は誘ったぜ?花火見に行かねー?ってそしたら、彩凛から〔友達と約束しちゃってて、、ごめん!!でも誘ってくれたのは嬉しい!〕だってさ、ハァ。』あぁーあーそんなに不甲斐なさそうに見えてたのかなぁ確かに体つきはそんないい方ではないけどさぁ?ふつーだけどさ!思い出すとなぜか視界がぼやけるぜ!くうっ『でも、もう既に1年くらい彩凛ちゃんとメッセやりとりしてんでしょ?それも毎日。それだけでもうらやまですよ?雷疾くん。』そりゃメッセでもニヤニヤしちゃう時はあるんだけど、それだけじゃ物足りなくなって来ちゃうのが男ってもんなのさ。『いま、私の名前呼んだ?』『俺だって花火行けるなら行きたかったってのー』そこでロマンチックな告白なんか…ふふふ、
『おいー目の前を整理したほうがいいぞー雷疾ー』と小声で柊が言ってきた。え?なんのこ、『と⁈』『久しぶりの同中の子と遊ぶ約束だったから!ほんとにごめんね?』『いやいやいや!懐かしい友達って付き合い少なくなっちゃうからそっち行ったほうがいいと思うし!うん!だからあんま気にしないでよ?』あぁーテンパったーー。雷疾しっかりしろよーー。でもそーゆー優しいとこ。心配だけど好きだなぁ。『ったく、お前自身気にしてんのに何言ってんのやら。』はぁー。とわざとらしく大きなため息をついたその幼馴染?的な奴。奴!!?『美里⁈お、お前にはかんけーねーんだよ黙ってなさい。』ほんっとーにやっかいである。こいつ母さんみたいでメンドくさいんだよなぁ『こら!静奈くん!メンドくさいなんて言わないの!』『いや、だって…』って、え?俺いま声に出てたか?『だってじゃないでしょ?』んなことより上目遣いのちょっと怒ってる感じ、彩凛さんまじぱねぇっす。『私へのごめんなさいは〜?』とわざとらしく美里がねだってくる。『美里は黙ってろ。』『ねーそろそろ俺も入ってもいいー?』と柊がしびれを切らしたようで。強引に入って来た柊により結果的に朝のHRが始まるまでワイワイと会話する事になった。こんなに同学年と話しまくったのは久しぶりだったし本を最初以外ほとんど読んでいないのを忘れるくらいには楽しかった。んだが、、
。ねむいなぁ。