第7話【能力1日目】
1日空いた!
結論。
この家はワンルームじゃ無かった!!
外に出ようとドアを開けたら、そこは廊下。
すぐ近くにでっかい階段があったから試しに降りてみた。
結構、豪華。
中央に20畳ほどの玄関ホール。
左右対称になるように10畳ほどの部屋が2つずつ並んでいる。
右の端の部屋は6畳ほどのキッチンに繋がり、
左の端の部屋はこれまた6畳ほどの風呂場に繋がっていた。
中央の大きな階段を上るとさっきの場所に戻れるようだ。
多分はじめの部屋は寝室。
その部屋と同じ大きさだが、トイレの付かない部屋が2階に3部屋。
階段などもろもろ合わせて...
約120畳!!
...掃除大変そうだな。
結婚すればいいのか?
...帰りたくなくなりそうだな。
結婚は見送りで。
え?何を思い出すのかわかったかって?
わかるわけねーだろ。
忘れてんだから。
ということで、その事は保留!!
「...んー、何しよう?」
1階にはわりと家具が揃っていて買う必要は無い。
必要なのはベッドだけかな。
地べたで寝てもいいけど。
...外に出るか。
外に出た第一印象:超、田舎。
言い方が悪かったな。
訂正しよう、とてものどかな場所だ。
地面が短い草で覆われて、たまに花が咲いてる。
様々な所に木の柵があり、そのなかにはちっちゃい牛みたいな生き物がたくさん。
周りの家もデカイ。
俺の家が特別な訳じゃ無いようだ...。
それぞれの家の横には小さな畑がある。俺の家にも。
それにしても...
チョロチョロ流れる小川、
遠くに見える風車、
真っ青な空、
綺麗な空気...
田舎だな。
良い意味で...
「ねぇ、なにしてるの?」
「...ん? うわ!」
いつの間に近づいたのか、俺がしみじみしている間に15歳くらいの女の子が目の前まで来ていた。
「そんなに驚かないでも...」
女の子はあからさまにしょんぼりしていた。
「ご、ごめん!」
「別にいいよ...」
まだ少ししょんぼりしているけど許してくれたようだ。
「で、なにしてたの?」
「ちょっと景色を見てただけだよ。」
このフレンドリーなかんじ。
"能力"とやらが発動してんのかな?
他の能力ってどうやったら手に入るのだろう。
「へぇー...」
短い沈黙に「変な奴」って意味が込められてる感じがする。
ずっと住んでることになってるだろうし。
なんか傷つくなー。
「...で、誰?」
...え?
多分、投稿のスピード落ちますorz




