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夢の跡

作者: 柊也

(辞世の句)

最期まで生き抜きましたつもりです

花を見つめる

リコリスの花

ーーーーパラレルワールドにて


妄想に脳を奪われ

見つめてた 一つの世界

夜遅く眠れずにいた

見つめてた 最期の自分?

死んでいく 誰か一人が……

死んでいく 自殺であった……

死んだのは僕であったか?ーー


思い返せば切なさが

心痛めるものですね

綺麗な月が照らします

窓のこちらの私にと……


机上の遺書と薬瓶くすりびん

涙の味が身に沁みる

この涙はまだ良いが

残された者 死後の世がーー


月を最後に見つめれば

空にリコリス咲いていた

追憶の空 夢の跡ーー


幼き頃から決まってた

変わりはしないこの運命さだめ

儚き命 夢の跡……


この世界で生き抜くには、

小さな楽しみを、積み重ねて、

幸せを形成していくことが重要なのだ。

むろん、それがすべてである。

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