第一話 幻想
はいはじめましての方は初めまして
今回は新しい作品そしてリメイクともいえる作品です
まぁお楽しみいただけたらいいです
この世界には約10万人に一人が特殊な能力をもちこの世界に生まれてくる。
特殊な能力それは神、心、戦、闇の四つの能力これらを人々は幻想能力と呼んでいる。
その能力は時に人を救い時に世界を救う。
しかしそれと異なり世界を破滅する能力者が現れる。
その中でも神の能力をもつ神者と呼ばれる能力者が最も世界を破滅させる可能性をもっている。
その他にも心の能力をもつ心操者、戦の能力をもつ戦闘者そして闇の能力をもつ闇使者と呼ばれている。
「四つの能力の強者集いし時世界終焉向かえふ」
これは能力者界の言い伝えされている。
かつて古代の起こった幻想戦争で四つの強者が集い世界が変わったと言われている。
現在の世界が正しいのか現在の世界が誤りなのか今、世界の能力者たちに託される
◇
春を迎えた4月。
俺は今新しい人生の一歩を歩もうとしている。
俺の名は呂戸立花、今年で高校入学を果たした。
どんなことがあろうとどんな理由があろうと入学したかったここは
芭流破羅高校通称バル高は幻想能力者だけの超エリート高校だ。
選ばれし人間にしか踏み込めないここはまさに俺らにとっての神域だ。
学校は全寮制で外に出ることは禁じられており学校には設備が整いすぎている。
「えーっと俺のクラスは・・・あった1年A組か。」
俺はあまりにも名前の多すぎる掲示板からようやく自分の名前を見つけだすことが出来た。
この校舎は去年出来たばかりであるが今年の入学者は約1000人を超えている。
それほどの能力者がこの高校にはいろうとしているのだ。
俺は広すぎる学校内の東校舎にいき階段を上りようやく自分のクラスのある3階に着いた。
ガラガラッ
教室の扉を開けるとすでにたくさんの生徒が来ていた。
俺のクラスには約50人近くの生徒が居てこれが20クラスもあるのだ。
俺は黒板から自分の名前を探しその席に着いた。
少ししてからチャイムが鳴り担任であろう先生がやってきた。
「はい入学おめでとうございます、私はこのクラスの担任の曽我部です。」
担任の先生は若い男の先生だった。
この人も能力者なのだろうか。
考えているのもつかの間、先生は一人一人の名前をあて自己紹介をさせていた。
「次・・・阿久井。」
呼ばれた生徒は次々に名前と容易な自己紹介をしている。
その中で少し聞き覚えのある名前が聞こえてきたのだ。
「私は希波・フェアリー。趣味はあえていうなら料理かな。」
そう俺はこいつを知っている
金髪で長い髪を後ろで結んだ女性。
そうこいつは俺の幼馴染なのだから。
こいつとは中学からあっていないのであまりきづかなかった。
黒だった髪が金になりなぜか今までより美しく見えていたのだから。
そしてもう一人名前を呼ばれた時周りが騒がしくなった。
「僕の名は月影帝、よろしく。」
月影帝、紫色の短髪、金持ち感のある風情そして絶世のイケメンは俺も聞いたことがある。
月影帝は世界で小数の金持ちの富豪に生まれた御曹司だ。
帝自身でも会社を設立し今、金儲けをしている子供で有名なのだ。
こいつも能力者だとは初耳だ。
そして俺の番が来た
「俺の名は呂戸立花、俺は幻想界の強者になる男だ。」
そういうと周りの奴らの目が冷たくなるのが分かった。
しかし奴は違った。
「君が強者だって、くすっ笑わせる。それなら僕は王かね。」
帝は俺を馬鹿にしてきた。
こいつは自分より下の存在を知らないからだ。
言い返そうとしたが周りの奴らの目が怖くなったのでやめた。
「はい自己紹介は終わりです。学校紹介を始めます。」
先生はそういうと前の黒板がパネルに変わり学校の説明をし始めた。
バル高は俺の始まりであり終わりでもある。
俺は幻想能力者界で認められる強者になってみせる。
そして世界を変えるのだ
さいごまで読んでいただきありがとうです。
僕はFANTAGY・DAY・DREAMという作品を書きましたが失敗に終わり
たくさんのアドバイスをいただきこの作品にたどり着きました
長く休業していましたがここから僕の独特の世界が始まります