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詩全集3

未熟なみどり

作者: 那須茄子

なんもない

面倒くさい


持たないフリして

寝転ぶ


僕を呼ぶ声

そのまま無視して

生ぬるい風に吹かれる


どうとでもなる

重い腰は告げる


おつかいを頼まれた後みたいな

気分で寄り道をする場所を決めようか


渡されたのは穴だらけの葉っぱ

枝もおまけ程度にちょっと


悪くない

気が変わった


未だ僕を呼ぶ声

そのまま無視して

生ぬるい風に吹かれ

起き上がる

よろめきかけてなんとか

振り返る


まだまだ遠い


葉っぱを巻いて唇に

上手くできない葉笛を


誰宛でもない


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