詩全集3 未熟なみどり 作者: 那須茄子 掲載日:2025/02/21 なんもない 面倒くさい 持たないフリして 寝転ぶ 僕を呼ぶ声 そのまま無視して 生ぬるい風に吹かれる どうとでもなる 重い腰は告げる おつかいを頼まれた後みたいな 気分で寄り道をする場所を決めようか 渡されたのは穴だらけの葉っぱ 枝もおまけ程度にちょっと 悪くない 気が変わった 未だ僕を呼ぶ声 そのまま無視して 生ぬるい風に吹かれ 起き上がる よろめきかけてなんとか 振り返る まだまだ遠い 葉っぱを巻いて唇に 上手くできない葉笛を 誰宛でもない