“この世界では、本気で好きな人の事を想えば? 男女関係なく妊娠できる!惑星M”
数年前から、温暖化のせいなのか?
男女関係なく、好きな人の事を強く想像するだけで! “妊娠”
できるようになった。
体の関係を持たなくても、子供を持つ事が可能になったのだ!
この世界でも、少数ではあるが子供が欲しいという人達がいる。
例えば? 同性愛者だ!
同じ性別の者同士が同じ遺伝子を持つ子供ができる、普通の夫婦のようにね。
勿論! 一人で子供だけが欲しいと思う者もいる!
“パートナーを必要としない、でも子供は欲しい!”
その要望にも応えられるようになった。
・・・ただ遺伝子の問題なのか?
“未知なる病気にかかる者もいた!”
皆、そうなる前に、、、子供を授かるのだ!
どんなに優秀な医師でも、その病気は治らないからこそ!
自分の遺伝子を後世に残したいと強く望むのだろう。
自分の血を引いた者を自分が死んだ後も引き継がせる為に、、、。
そして僕も子供を授かる事ができた!
僕が好きなのは、アニメのふうちゃん。
2次元かもしれない、でも僕のお腹にふうちゃんとの子供がデキる。
何か不思議な気分だ!
人でもない、人が作り出したアニメの世界の彼女を強く思い浮かべた結果!
僕のお腹の中に彼女との子供を身ごもる。
そんな事は、本当に可能なのだろうか、、、?
本当に、“僕とふうちゃんの子供なのか、、、?”
それでも僕は嬉しかった!
日に日に大きくなっていく僕のお腹を見て! 僕とふうちゃんの愛する
子供が大きくなっている事を喜ばない日はなかった。
『“僕とふうちゃんとの子供だよ、キミのママは、この写真の女性!
僕はキミのママを心から愛しているんだ。』
・・・妊娠すると? つわりや食欲旺盛になったり、感情のコントロール
が難しくなるとかあとは? 酸っぱいモノ食べたくなるとかね。
僕は今まで食べなかったグレープフルーツを毎日5個は食べる!
本当に不思議なモノだ? こんなにすっぱいものを干している。
お腹の子供がそう望むなら、僕はキミの為に食べるよ。
僕の愛する子供! 僕とふうちゃんとの子供。
・・・別の場所では?
『隊長! 彼のお腹に子供を授けました。』
『よしよし! どうやら順調に育ってるみたいだな!』
『“彼は何も知らないのか、、、?”』
『勿論です! 自分の子供と信じ切っている!』
『半年前に、“インフルエンザの予防接種”と言って打った注射の
効果あったみたいだな!』
『“他にも同時期に、21名の男女が妊娠しています!”』
『よくやった! 今後も引き続き調査を頼む!』
『はい!』
最後まで読んでいただいてありがとうございます。