こんな夢を見た
ナーロッパ的な世界の王都
今の皇居程度の広さの壁に囲まれ、
内側に城と貴族街、外に平民街があるような所。
その外は山や川などで隔てられている感じだった。
そんな王都の壁の外、街道筋にある広場(刑場)。
連れてこられたのは、いわゆる悪役令嬢。
断罪-婚約破棄からのお約束の濡れ衣である。
刑場内には執行役、立会人、王子、真実の愛で結ばれた被害者の平民女性が、
刑場外には多くの民衆がいた。
頭を断頭台に固定された悪役令嬢は、王子と平民女性をぐっと睨んだ。
次の瞬間「断頭台と、そこから自分の首が転がり落ちるのを見た」。
耳鳴りがして視界がざらつき色がなくなり。
気が付いた時に、目の前に心配する王子の顔があった。
平民女性に転移してしまったのだ。
平民女性の記憶もきちんとあって、
その中では確かに悪役令嬢が悪事を働いていた。
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ここで目が覚めた。
並行世界なのか、片方または両方が何らかの術に落ちているのか、
その場合は真の敵は誰か。
完全に一体化したにしろ、頭の中に複数人格が存在するにしろ、
平民女性の立ち振る舞いが前後で大きく変わるはずだから、
取り憑いた悪役令嬢を払おうとする人も出てきそう。
悪役令嬢だった平民女性は王子にざまあするのか等々、
起床早々に頭がふつふつと。
自分は一読者であり、これを小説にまとめる力がないので、
気になる方は好きに設定持って行って下さい。
読者歴はも長くないので、似た話が既にあるかもしれませんが、
自分は読んだことがないです。