2日目(若干R)
目が覚めると朝だった
おそるおそると体を動かすと何かに阻まれることなく上体を起こすことができる。
キャミソールと下着もそのままだったので純潔を守れたのだろう。
ルナはようやく安堵のため息をつくと部屋を見渡す。
どうやらルナの部屋として与えられた場所に戻してもらえていたようだ。
その時丁寧なノック音が聞こえた。
返事をすると愛らしい少女が入室してくる。
「ルナ様に仕えることになりました、マリアと申します」
マリアがくるくると指を動かすとカーテンが開き太陽光が差し込む。
窓に向かってマリアのクルンと上向いた綺麗なまつ毛が影をつくる。
愛らしいマリアが光を呼び込むようなその光景はとても神秘的で思わずほぉ…と感嘆の声が漏れてしまった。
「ルナ様お食事にしましょう」
感動するルナの様子に動じることもなくマリアは美しい所作で支度を始めた。
お嬢様扱いされていることに戸惑うが目の前で繰り広げられる魔法のお手伝いが出来ないので大人しくマリアの誘導に従う。
一通り済ませると屋敷内であれば外に出て良いというマリアの声に続いて部屋の外に出たのだった。
庭園では日に焼けた逞しい青年が芝刈りをしていた。彼は「庭師の弟子としてこの屋敷に仕えるハイドだ」と簡単に自己紹介するとすぐに作業を再開させる。
「これよ!ねえマリアさん私に芝刈りをさせてください!!」
「ハア?…すんません。その細い腕でどうやるのでしょうか?大体これは力仕事なんだ。魔法でどうにかなるなんてお門違いってもんです」
「ルナ様さすがに芝刈りはちょっと…」
「そこをどうにか!私もこのお屋敷の役に立ちたいの!それに魔力が使えない作業ならそれこそお役に立てそう!だってわたしには魔力がないから!」
エッヘンと胸を張るルナにハイドは眉を寄せる。
マリアも遠回しにルナを諭そうとするも悩んでいる間に袋を手に取りやる気満々だ。
「ちょっとだけですよ」
マリアは初めて見る元気になったルナに根負けして承諾した
しゃがんで長くなった分をちょんちょんと刈っていく作業は余計なことを考えずに済んで良い気分転換になった。
自分の頑張りが目に見えて分かるのも良かった。
ハイドは最初は訝しげだったが無口でひたすら与えられた区画の作業に没頭するルナの様子に大きくため息をつくと作業を再開させる。
心地よい疲労感と共に部屋に帰り食べた食事はこの世界に来てから1番美味しかった。
充足感に包まれながらルナは寝入った
「起きたか」
ふわあと体が暖かくなる感覚に目を見開くと片肘で頭を支え横たわるクロードがぴったりと添い寝をしている。
「昨日は途中だっただろう」
「この辺が疼くのではないか?」
クルクルと薄い腹の上を円を描くように撫で上げられ思わず身がこわばる
「そう怯えるな」
クロードはルナの頬に手を添えると唇を合わせる。
唇の端から端を艶かしくなぞられ身がしなる。
ルナの力が抜けたその隙にクロードの舌が割り込み口内をゆっくり撫で上げた。
「んぅっ……あっ…」
クロードを押しのけようとするルナの両手は絡みとられ頭上でまとめられる。
クロードは手の自由がなくなったルナを満足そうに見下ろすとネグリジェの上から柔らかな膨らみに手を這わせた。
薄いネグリジェでは主張を始める膨らみの真ん中の場所を的確に表しており羞恥で顔が染まってしまう。
喉の奥で薄く笑いながらソッとクロードが胸の蕾にのみ当たるように手のひらを合わせて小刻みに揺らす。敏感になった蕾をクリクリと様々な方向へ転がされるのは備えを知らない体には強烈だった。
ルナの胸が反る。
知らず知らずのうちにクロードの手を胸で押し上げ強請る体の反応に涙を落とせば
「そんなに欲しかったか」
ルナの反応に気を良くしたクロードはネグリジェの肩部分の紐を解いて直接膨らみを揉みしだいた。
一度体を離すと触れるか否か曖昧な曖昧な加減でルナの手首に指を這わせゆっくりと南下させる。
サワサワと手首から肘、肘から脇にかけてやってくる刺激に思わず声が漏れる
肘まで到達すると勿体ぶるように膨らみの周りを中心にかけてなぞる行為に下腹部はジンジンと熱を持ち体の中央から溶かされていく感覚にひたすら喘ぐしかなかった。




