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1話(仮)憂鬱

僕は毎日が憂鬱だ、高校に上がっていろいろ変わると思っていた自分がいた。

でも結局は変わらない、一人で弁当を食べて、休み時間は読書、

少し席を外せば変な陽キャたちに席を取られる。

怖くて話しかけれないから、僕はずっと立って、チャイムがなるのを待つ昼休み。

退屈で、つらくて、僕は、僕が嫌いだ。

そんなある日、昼休みが終わり眠気が襲う授業中。

教室は、白い光に包まれた。

光が晴れると、そこは僕一人しかいない白い空間だった。

目の前にはパソコンがありモニターには大きく【welcome】という文字が書いてあった。

僕は不思議とこの空間にいることに混乱せず、まるで何かに心を抑えられている気分だった。

パソコンのキーボードのEnterを押すと画面には文章が表示されていた。

そこにはここがどこなのか、そして今から何をすればいいのかが書かれていた。

この場所は、次元の狭間と呼ばれる場所で、

僕は異世界に転生される前準備のためにこの空間に来たようだった。

今ここには、僕一人しかいないようだが、

ほかの連中も同じような空間に飛ばされたということが書いてあった。

その文章の一番下にはリンクがあり、それをクリックすると

キャラクターエディットという画面が表示された。

ここで作成したキャラクターの姿で異世界に行くらしい。

ポイントを使いスキルや種族を決められるみたいで

最低で1000ポイントそこから才能や今までの生き方で増加して

選べるスキルや種族はその人が持っているポイントの量で表示が変わるそうだ。

僕のポイントは1000ポイントだった。

よくも悪くもない生き方ということなのだろう

選べる種族を見てみると、

[人間、魔族、長命族、ランダム]と表示されており、

左から[0、300、500、-500]のポイントが消費されるようだ。

スキルはセットになっているようでそこから一つを選ぶようだった。

スキルセットは[武セット、魔セット、呪セット、ランダム]

左から[500、500、500、-500]となっていた。

余ったポイントは固有スキルというものになるようで

1000ポイントで1つの固有スキルがランダムで手に入ると書いてあった。

これを見たとき、僕は一択しかないと思った。

ポイントは1000しかなく、スキルを選ぶとすると500になってしまう。

固有スキルは強力なものも多そうなイメージなので

キャラクターエディットの楽しみはなくなるがすべてランダムにしてしまおう。

そしてすべてランダムを選びEnterを押すと

[本当にこれでいいですか?後から変更はできません]

と表示された。僕は少しためらったが、Enterを押すと

画面には転生後のステータスが表示されていた。

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