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3人

木々の合間を走る三人の人が居た。





「前方から三匹。来ました。」

水干姿の優男が目を瞑って言う。

「では、拙者が足止め致す。侍殿は止めを!」

仮面をつけた忍者が言う。

「おうょ!真っ二つにしてやるぜ!」

刀を差した侍がそう言った。



目の前から黒い靄に身を包んだ妖怪変化が三匹、走って来る。

「「「“#$%&%$!”%&%$%“$%&$%&”$“$”!!!」」」



「では……忍法『蜘蛛縛り』」

忍者が何かを投げる素振りをした。

次の瞬間、妖怪達の足が止まる。

「おっしゃぁ!『兜割り』!」

侍が抜刀すると、三匹に向けて刀を横薙ぎにした。




バシュゥゥゥゥ!

切り裂かれた………と思ったら黒い靄が霧散し、さっき迄妖怪が居た場所には狼が三匹、倒れていた。



「ウッシ、討伐!」

「お見事。では…拙者は糸を解くでござる。」

「次は………あちらに気配が有ります。お願いします。」







陰陽師と忍者と侍が怪物退治をしていた。

それはおかしなことだが、別に大した問題では無い。


問題は…………





「「「異世界とは妙な場所ですね(でござるな)(だなぁ)」」」






三人が怪物退治していた場所は、『異世界』だった。


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