授業参観ほど子供が恥ずかしい想いはしない
いきなり授業参観笑笑
授業参観。ふつうなら中学までかと思うが
俺たちの高校は親睦を深めるために授業参観をする
親睦ってなんの親睦かはわからないが、担任にきくと
「親との親睦って大切じゃん!」
と抜かしたことを言う
いや高校生にもなってこんな機会を得ないと
親睦が深めないのもおかしい話だ。
それはもう親失格
当然の如く、親のいない俺は姉が来ることになるのだが
二十歳にもなって、うちの姉さんは掛け算もままならない
昨日ゲームしてるときに
黄葉「姉さん~12×7ってなんだっけ?」
紅葉「かける?なんだそれは?」
黄葉「はい?何言ってるの?」
紅葉「悪い悪い。中卒だからそこらへんはわかんねぇんだ」
黄葉「いやこれ小学生の問題だからね!?」
そんな会話してから頼ることが無くなったが
ここに来て色々と文句言われなければいいが
そんなことを思いながら廊下を歩いてると
「黄葉君!どうしたの?浮かない顔して」
別に無表情だったのだが、そこらへん察するところ彼女はさすがである
ちなみに彼女の名前は枕野安奈
おしとやかで可愛くて可愛くて可愛くて綺麗で皆のアイドル的存在だ
黄葉「いやぁ。今日授業参観だなぁと」
安奈「そういえばそうだね。うち忙しくて来ないから忘れてた」
そこのところの文句を言わないのもさすがである
黄葉「俺は姉さんが来るからめっちゃ心配で」
紅葉「どうした黄葉。これ彼女か?」
黄葉「ほらこんな風に・・・・ん?」
安奈「きゃあ!あなたいつから!」
黄葉「なんちゅうタイミングで来とんじゃハゲ!」
紅葉「誰がハゲじゃスカポンタン!」
いつのまにいたのか、俺たちの会話に紅葉が入っていた
俺はやれやれと肩を落としながら
黄葉「これが俺の姉さんだよ」
紅葉「ども~♪紅葉だよん。彼女さん」
黄葉「彼女じゃねぇよ友達の安奈だよ」
安奈「あれ?昨日親友とか言ってなかった?」
黄葉「気のせい気のせい」
そんなことを会話してたらチャイムがなった
安奈「あ、なっちゃった!急がなきゃ!またね黄葉君!」
ちなみに安奈は隣のクラスだからな
俺も席につくか。
紅葉「ちなみになんで私はここに呼ばれたんだ?」
姉さんの質問を無視しながら俺は席についたのだった
初めての王道で走り出す~♪




