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あなたのために出来ること

傑「さぁ始まりました。予定では最終回」


綾「予定かよ断言しろや!」

俺はすごく悩んでいた


姉さんの想いを聞いたものの


姉弟なのだ


そう簡単に皆も許さないし


なにより雨ちゃんと付き合ってるからな


どうしよう・・・・


家でそんなこと考えてると


一通のメールが


安奈から?


『早くきて黄葉君!鬼が!鬼が!』


鬼?


なんのことか分からなかった俺は


今まで閉めていたカーテンをあける


すると


そこには大量のでっかい鬼が暴れまわっていた


黄葉「なんだよ・・・・これ・・・・」


おかしい。鬼という種族はかなり前に絶滅したはず


鬼なのは俺と姉さんしかいないはずなのだ


どこからわいて出てきた?


そんなこと考えてる暇はねえ!


確か姉さんは出張のはず


戦いで使えるものは・・・・


海狸と依美さんくらいか・・・・


するといきなり爆発音


なんだなんだ!?


「黄葉!あんたなにしてんのよ!さっさと働け!」


黄葉「あ、雨ちゃん!?なんで!?」


雨音「話は後よ!」


雨ちゃんはすごい跳躍で鬼に乗っかり


短剣で見事に倒していく


雨ちゃんあんなに強いのかよ・・・・


俺も棍棒を持ってとりあえず安奈の元へ向かう


学校に行くと安奈が依美さんの腕の中でビクビク震えていた


依美「あんたにこの子は任せたわ。私は片付けてくる」


黄葉「ありがと依美さん。気を付けてくれ」


依美さんは物干し竿のようなものを持ってどこかへ走り去った


なんでこんなことに?


てか海狸は?


海狸「あーーーろはーーーーーーーー!」


ターザンで色んな所に飛び回って


アクロバットな動きでいっぱい倒していく


いや、普通に戦え


安奈「どうなるの?これ」


黄葉「大丈夫だ安奈。お前はちゃんと守ってやる」


俺がそういうと安心したのか震えが収まった


しばらくするとかなり減ってきた


みなさんおそろしや


黄葉「安奈、少しここで待機しててくれ。俺も行ってくる」


安奈「気を付けてね・・・・?」


黄葉「分かってるよ。」


俺は棍棒を持って突っ走る


とりあえず、一番心配な雨ちゃんのところへ向かう


すると近づくと共になぜか体が軽く感じ、


しまいには浮いていった


ななななななんだこれ!?


雨音「あら、来てたの。私の能力『重力と雨を操る能力』なんだけど、驚いた?」


重力か・・・・強いんだか弱いんだか


すると雨が降ってきた


いつの間にか俺の上には傘で覆われている


するとなんと雨に濡れた鬼たちが石化していくのだ


あー。雨を操るってそういうことね


海狸「ちょっと!ちょっと!俺傘もってないから無闇に雨をだすな!」


さっきまで石化になりそうな海狸が慌てて俺の所に来る


雨音「あらそれはすまん」


海狸「謝る気ある!?」


依美「無駄話してる場合?ラスボスが来たようよ」


真っ黒の鬼だ


初めて見たな


俺は両手を地面におくと念じる


黄葉「ここは俺にまかせとけぃ!」


俺はそう言うと共に土でできたでっかい槍をとりだす


海狸「『大地を操る能力』久しぶりに見たな」


雨音「へーそんな能力なのね」


さすが最後というべきか真っ黒の鬼は強かった


だが俺の敵じゃねぇな


雨音「一気にたたきましょう。皆フルパワーよ!!」


海狸「言われなくてもわかっとらい!」


依美「まったくめんどくさい・・・・」


俺はどんどん土で槍を大きくする


雨ちゃんが雨でその土を固くする


依美さんが貫通できるように少し細くする


そして海狸が火をつかってその槍を火の槍にする


これで準備はおーけーだな


『ぐぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!』


黄葉「さっさとおわらせてやる!」


雨ちゃんの力で思いっきり飛ぶ俺は


そのまま心臓へと突進


すると小さい。ごくごく小さいものが光った


それは青いハートのペンダント


え?あれって・・・・


ま、まさか!


ま、間に合わない!!!


俺の槍は見事に貫通した


鬼が小さくなっていく


そして人間へと変わっていった


依美「あれ?この人って・・・・」


雨音「そんなこったろうと思ったわ」


そう。それは俺の姉さんの姿


何らかの形で鬼へと変化したのだ


黄葉「姉さん!!!!」


俺が叫んで姉さんを抱き抱える


わずかだが呼吸を感じる


まだ間に合う!


雨音「無理よ。こんな傷じゃぁこの時代の医学では助けられない」


黄葉「じゃあ見捨てろって言うのか!」


雨音「仕方ないでしょ」


冷たい目線で俺を見る雨ちゃん


そしてこう言った


雨音「この世界は残酷なんだから」


俺は泣いた。


なんでだ。なんでなんだ・・・・くそ!


「黄葉・・・・・・・・なのか?」


姉さん!?


紅葉「あっははは。ダメだなぁ~私。鬼の制御もままらない」


そう言って俺の頬をそっと撫でる


その頬には涙があった


紅葉「いい夢を見させてもらったよ・・・・・ありがとう・・・・」


黄葉「姉さん!!!!!!!!!」


しかし、そこには呼吸を感じなかった


心拍もない


死んだ・・・・のか・・・・?


黄葉「くっそーーーーーーーーー!」


俺は叫びまくって泣いて泣いて泣きまくった


俺のその姿に依美さんと安奈はかけよって


そっと撫でてくれた


海狸は姉さんのつけてたペンダントを取り


俺に渡してくる


その青いペンダントは


いつのまにか赤いハートへと変わっていた


「どういうことよ。話と違うじゃない」


「ん?そうかな?仕方ないでしょあいつらがいるんだし」


「あいつらって」


「もちろん雨音と海狸のことさ。あいつらは変な仕事しかしねぇから困るんだよな」


「あんたを許さない。こんな残酷な世界にするんだもの」


「勝手にしろ。理不尽な世界なんて当たり前のんだから」


無言でそれを聞き。依美は一筋の涙を見せる


それをぽんと頭を撫でたのは


傑だというのは言うまでもない

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