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 第四話  決闘



 修吾は焦っていた。カバンに入れたはずのお弁当がないからだ。


「うそ、なんで?」


 カバンの中の物を机の上に全部出したが入っていなかった。お弁当はルナマリアの母マリアンヌが、朝早く起きて作ってくれた。修吾はそのお弁当を楽しみにしていた。


「家に忘れてきたとか?」


 リノアが隣の空いている机をぼくの机に引っ付けながら、心配そうに聞いてきた。修吾は机の上に置いたカバンの中身を見ながら、腕組みし思い返していた。


「あっ」

「お、思い出したか?」

「うん」


 修吾はカバンに机の上に出した物を戻しながら、思い返していた。朝、ルナマリアと一緒に登校する際、到着直前にリムジンの中で、ルナマリアに忘れ物がないか確認するよう言われた。修吾はカバンの中身を全部出しお弁当だけ修吾が座っていた前の席に置いた。そして、確認しているときに学院に到着。慌ててカバンに出した物を詰め込んだ修吾は、前の席に置いたお弁当を完全に忘れたまま、外に出てしまった。


 お弁当を作ってくれたルナマリアの母マリアンヌに申し訳なくなって気を落としている修吾。


「なぁリノア、俺たちの少し修吾に分けてあげようぜ」

「賛成!神名くん、私たちのお弁当分けてあげるね」


 空いている机を修吾の机にガツンと音を立てて引っ付け、提案したケヴィン。すかさず賛同するリノア。


「え、いいの?」

「当たり前だろ、友達なんだからな」

「そうだよ!友達が困ってるんだから、助けるのは当然だよ」

「よっ、お友達マスターのリノアさんは言うことが違うねぇ」

「アンタ、そろそろあの世へ行く準備を整えておきなさい」


 リノアは拳を握りながら笑顔でケヴィンを脅した。ケヴィンは顔を引き攣らせ仰け反った。修吾は初めて出来た友達二人のやり取りを見て胸が温かくなった。


「あ、分けるのはいいけど箸がないよね」

「確かに、箸がないと食べられないぞ」

「じゃあさ、ルビーちゃんに割り箸借りに行ったついでに中庭でお弁当食べようよ」

「いいな、それ、今日は天気良いし、行こうぜ、修吾」


 二人は修吾の返事を待たずに立ち上がり、引っ付けた机を元の位置に戻した。それに続いて修吾も立ち上がり、先に教室の出口に向かって歩き出した二人の後を追いかけた。友達が出来た、修吾にとってそれは衝撃的でかけがえのない経験になった。


 三人は、一年棟と二年棟の間にある教員棟にある職員室に立ち寄った。リノアが職員室の扉を豪快に開けた。


「失礼しま〜す、ルビーちゃんいる?」

「ぶふぉっ」


職員室全体に聞こえる大声でルビーナ先生を探すリノア。声を聞いた先生たちが一斉にリノアを見た。その中の一人が啜っていたうどんを豪快に噴き出した。


「あ、ルビーちゃん、みっけ!」

「ごほっ、げほっ、ちょ、ちょっとリノアさん、急に大声で呼ばないで、げほっ、ください」

「ごめんね、ルビーちゃん、ちょっと割り箸貸して欲しいんだよね」


 咽せるルビーナ先生を見つけ、駆け寄るリノア。咽せながらリノアを注意する先生。


「割り箸ですか?一膳で良いですか?」

「うん、ありがとうね、ルビーちゃん」


 割り箸を受け取ったリノアは踵を返し歩き出した。だがすぐに立ち止まり顔だけルビーナ先生に向けた。


「ルビーちゃん、鼻からうどんがこんにちわしてるよ」


 リノアからの指摘に、ルビーナ先生は顔を真っ赤にして怒った。


「リノアさん!」

「あははは、ルビーちゃん、ありがとね!」


 リノアは笑いながら走って職員室を後にした。

 

 教員棟と二年棟を繋ぐ渡り廊下で待っている修吾とケヴィン。


「お〜い、おまたせ、ケヴィン、神名くん」


 リノアが二人を呼びながら駆け寄ってきた。


「はい、神名くん、割り箸借りてきたよ」

「ありがとう、リノア」

「それじゃ、中庭に行こうぜ」


 リノアが修吾に割り箸を渡すと三人は横並びになって中庭に向けて歩き出した。中庭は二年棟の先、三年棟との間に位置している。四方を校舎に囲まれた中庭は一面芝生が敷かれている。ところどころ木が植えられており、その下には大木を切って作られたテーブルと長イスが置かれている。生徒たちは昼休みになると、中庭の木の下でテーブルを囲みお昼ご飯を食べるようだ。


 修吾たち三人は中庭に向かうため、二年棟の廊下を歩いていると、一年棟の方から走ってきた生徒たちが修吾たちを追い抜いていった。そのすぐ後にも生徒たちが次々と追い抜いて中庭に向かって行く。


「あんなに急いでどうしたんだろう?」


 リノアが不思議そうに呟く。

 三人のすぐ近くの二年の教室の扉が開き、中から二年生が勢いよく出てきた。


「おい、中庭でルナマリア王女様と、ジェイク王子様が昼ご飯食べてるらしいぞ」

「マジかよ、なかなかお目にかかれない二人だぞ」

「あの女神ルナマリア様を生で見れるなら行くしかないだろ」

「愛しのジェイク様、今行きますわ」


 出てきた二年生たちは血走った目をして中庭に走って行った。


「先輩たち、目が本気だったぞ」

「だって、ルナマリア王女様とジェイク王子様よ、仕方ないわよ」

「そうなの?」


 ルナマリアを毎日目の前で見ている修吾からしたら、二年生の気持ちが全くわからなかった。


「確かに、ルナマリア王女様めちゃくちゃ可愛いからな、一度でいいから話してみたいかもな」

「それな、私もお昼ご飯一緒に食べてみた〜い」

「前にあの二人がいた時、近くを通ったら護衛の先輩にあっち行けって怒られたぜ」

「王族はガードが硬いわね」


 修吾は二人の話を黙って聞きながら、ルナマリアが学院でどういう存在なのかを認識した。


そんなことを話している内に、三人は中庭に到着した。中庭では、生徒たちが思い思いの場所で昼ご飯を食べていた。その中でも向かって右側の校舎近くの大きな木の周りに大勢の生徒たちが集まっていた。


「ルナマリア様だ、マジで可愛いなぁ」

「ああ、生ルナマリア王女様、尊い!」

「あ、ジェイク王子様と目が合った、ああぁ」


 集まっている生徒たちから感想が聞こえてくる。この人集りの向かうにルナマリアがいるのは明白だった。


「私たちも見に行こうよ」

「よし、行くぜ、修吾」

「ちょっ、二人とも」


 修吾は二人に手を引っ張られ、人集りの中に引き摺り込まれた。二人はどんどん人集りを掻き分けて前に進んで行く。修吾は二人に引っ張られながら人混みに揉みくちゃにされていた。


「どう?ケヴィン、見えない?」

「もうちょっと先だな」


 背の高いケヴィンが人集りの中間あたりで背伸びして進行状況を確認する。修吾は二人に手を繋がれたまま、周りの生徒たちに押しつぶされていた。


「よし、このまま前まで一気に行くぜ」

「お〜!」

「ええっ」


 修吾の戸惑いの声も虚しくどんどん前に進んでいく。二人は果敢に生徒たちを掻き分けて進む。この頃になると、修吾は半分引き摺られるようになっていた。


 そして、三人はなんとか最前列の後ろの列に到着した。


「ぜぇぜぇ、やっと見えるところまで着いたな」

「はあはあ、そうね、今までで一番頑張ったかも」

「お腹すいた……」


 息を切らせながら、喜ぶ二人。修吾はお腹が空いてぐったりしていた。


「お、見えるぜ、やっぱ可愛いな、ルナマリア様」

「ホントだ、ルナマリア王女様、めちゃくちゃ綺麗」


 ケヴィンは背が高いので上から、リノアは最前列の生徒たちの隙間から木の下のアンティーク調の白い長テーブルでお昼ご飯を食べているルナマリアたちを見た。修吾もお腹を鳴らしながら、ここまで来たんだからと隙間から覗いた。


 長テーブルには、ルナマリアの向かいに同じクラスだろうか三人の女子と二人の男子が座っていた。そして、ルナマリアの右隣には師匠こと橘美春が左隣にはジェイクが座っていた。ルナマリアは楽しそうに笑顔で話している。時折、ルナマリアはジェイクを見て嬉しそうに話している。その光景を見た修吾は、不機嫌な表情になった。


「ぼくの時は、あんな笑顔見せてくれないじゃん……」


 修吾は、ルナマリアがあまり目を合わせて話してくれないことを思い出していた。横目で見たり、意識だけ修吾に向けて話したりがほとんどだったからだ。修吾が知るルナマリアと学院のルナマリアは全くの別人だった。修吾は寂しさを覚えた。


「おい、押すなよ」

「よく見えないんだよ」

「ちょっと痛いから、押すのやめて」


 先程よりも人が増えて来たのか、後ろから押される力が強くなってきた。周りの生徒たちから押すななどのクレームが飛び交っていた。


「ちょっと押さないで」

「え?」


 修吾の背中に女子の両手が当たる感触がした。次の瞬間、修吾は最前列の生徒たちの隙間からルナマリアがいる場所の10m前に押し出された。


「ちょっ、わぁ!」

「神名くん!」

「修吾!」


 リノアとケヴィンが叫ぶ。修吾は押し出された弾みで盛大にずっこけてしまった。顔を地面にぶつけて倒れる修吾。


「いっ、ててててっ」


 修吾は、右手で強打した鼻を押さえながら、両膝を付いて起き上がった。視線を感じた修吾は前を向くと、ルナマリアと目が合った。


 ルナマリアは、目を見開いて箸で玉子焼きを摘んだまま固まっていた。両隣の師匠とジェイク、向かいのクラスメイトも同じく修吾を見たまま、固まっている。後ろの人集りも静まり返っていた。


 数秒の静寂のあと、ゆっくり立ち上がった修吾の前にジェイクとルナマリアの護衛担当の三年生ナダル・リードが怒鳴り声を上げ近づいて来た。


「おい、貴様!今、ここはジェイク王子様とルナマリア王女様がお食事中で関係者以外立入禁止の場所だ」

「え、あ、すみません、知らなくて……」


 修吾が謝ると、ルナマリアは心配そうに見ていた。ジェイクは無表情で見ている。美春は修吾を見ながら何かを思い出している様子だった。


「ん?、貴様、よく見たら今朝校門のところで、ルナマリア王女様に付き纏っていたストーカーじゃないか」


 根も歯もない嘘を言うナダル。その発言にビックリする修吾とルナマリア。


「な、ぼくは付き纏っていません」

「嘘を吐くな、私は見ていたんだ、貴様が校舎の入り口までしつこくルナマリア王女様に付き纏っていたのを」

「あれは……」


 修吾は助けを求めるようにルナマリアの方を見た。しかし、ルナマリアは見ているだけで黙ったままだった。次第に後ろの人集りから修吾を非難する声が聞こえて来た。


「ルナマリア様に付き纏うなんて最低」

「ルナマリア王女様がかわいそう」

「みんなのルナマリア様になんてことしやがるんだ」


 非難の声を聞いた修吾はその場に立ち尽くし俯いてしまう。


「貴様に残された選択は二つだ、このままストーカーとして非難されたまま、学院生活を送るか」


 ナダルは不敵な笑みを浮かべた。


「私の決闘を受けて勝つかだ」


 そういうとナダルは護衛のために用意していた木刀を修吾の目の前に放り投げた。


「ちょっ、いい加減にし……」


 我慢の限界に達したルナマリアが立ちあがろうとすると、右隣に座っている美春がルナマリアの右腕を掴んで止めた。


「ルナ……、だめだよ、黙って見てなきゃ」

 

 美春の真剣な表情に我に帰るルナマリア。立ちあがろうとしていた体を椅子に戻して、ルナマリアも真剣な表情で修吾を見守った。


 立ち尽くして俯いていた修吾は、ゆっくりとしゃがみ木刀を手に取って構えた。手が震えて木刀が小刻みに震えていた。


「あの一年大丈夫か?相手は三年のしかも王子王女の護衛だろ」

「あいつ終わったな、病院送り確定だな」


 リノアとケヴィンは周囲のピリピリした雰囲気に呑まれて声が出せなかった。


 ナダルは木刀を構えた。周囲のマナを剣先に纏わせていく。


「おい、あいつ、木刀を魔剣にしやがったぞ」

「あんなの喰らったら真っ二つだ、死んじまうぞ」


 そんな人集りから聞こえてくる声を無視して剣先にマナをこめ続けるナダル。次の瞬間、ナダルは修吾に向かって飛び出していく。修吾は木刀を構えて震えている。


 ナダルは修吾の前まで飛んでいくと、魔剣を振り上げる。


「神名修吾、死ねやぁ!」


 ナダルは魔剣を振り下ろす。修吾は木刀を構えたまま微動だにしない。


(修吾!)


 ルナマリアは心の中で修吾の名前を呼び、目を瞑って顔を逸らした。美春とジェイクは黙って見ていた。


 しばらくの静寂……。


 ルナマリアは恐る恐る目を開いた。

 ナダルが振り下ろした魔剣は、修吾の頭の前で止まっていた。修吾は木刀を構えたまま。


 人集りも何が起こったのかわからず静まり返っていた。


「お、のれ………」


 ナダルが振り下ろした魔剣がカタカタと震え出した。ナダルは口から泡を噴き出し、体を痙攣させながら右側に倒れた。


 修吾は構えていた木刀を地面に落とすと両膝から崩れ落ちた。


「そこまで!」


 三年棟の方から中庭全体に響く大きな声で決闘は決着した。右腕に風紀と書かれた腕章を付けた三年生の男子生徒ーーカイン・コールマンとその後ろから司祭のような服を見に纏った足まで伸びた銀髪の学院長ランデル・セイレーンが修吾の元に歩いて来た。


「さて、これはどういうことかな、ジェイク王子?」

「学院長に御足労頂き申し訳ございません」


 ジェイクは、学院長に謝罪しことの経緯を説明した。


「私とルナマリア王女専属の護衛であるナダル・リードが決闘を申し込んだのですが、決闘の際ナダルは魔剣を使用し、切り掛かったところマナ切れを起こし卒倒した次第です」

「カインくん、どうだい?」


 学院長は風紀委員のカインにナダルの状態を聞いた。


「ジェイク王子のおっしゃる通り、ナダルさんはマナ切れを起こしています」

「そうですか、カインくん、ナダルくんを医務室に連れて行きなさい」

「了解しました」


 カインは学院長に敬礼すると、ヒョイっとナダルを担ぎ、医務室に走っていった。


「さて、ジェイク王子今回の決闘ですが、相手は今日入学したばかりの子です、学院のルールでは決闘はどんな理由があろうとも止めてはならないとありますが、さすがにナダルくんが魔剣を使用した時点で、止めるべきだったのではありませんか?」


 学院長は語気を強めてジェイクに質問した。


「私はナダルが魔剣を使用した段階でマナ切れを起こすと確信しておりました」

「それに、途中で決闘を止めればナダルの名誉にも傷が付きます」


 ジェイクの頬に汗が流れた。


 学院長はルナマリアに目線を向けた。


「ルナマリア王女、あなたの意見を聞きましょうか?」


 学院長から名前を呼ばれ、ルナマリアは学院長を見た後、俯いた。


「私は………」


 言葉が出てこなかった。しばらくの間の後、


「まあ、いいでしょう」


 学院長は修吾の方を向くと、両肩に手を添えて優しく揺すった。


「神名修吾くん、大丈夫ですか?」

「えっ?あ、あ、は、はい」


 放心状態だった修吾は、学院長の顔を見るため顔を上げた。修吾は、俯いていたから分からなかったが両眼から涙を流して震えていた。


 涙を流している修吾の姿を見たルナマリアは、胸に刃物が刺さったかのような痛みを覚え、右手で胸を押さえた。


 ルナマリアは俯いて目を強く瞑り、左手でスカートを強く掴んだ。修吾の涙を見て申し訳なく思った。私が修吾を守らなければならないのに、王女である立場を優先してしまった。どうしてあの時、決闘を止めなかったんだと後悔した。


 そんなルナマリアの様子を見て、美春はルナマリアの腰をそっと抱いた。美春も反省していた。あの時、決闘を止めようしたルナマリアを止めたことに。


 ナダルを医務室に運んだカインが戻ってきた。


「集まっている皆さん、決闘は終わりました、速やかに解散してください」


 カインが中庭中に響き渡る声で解散を指示した。人集りは次第に拡散して行った。リノアとケヴィンもカインの指示に促されるまま、教室に戻って行った。


「カインくん、さっきの決闘、彼の動き見えましたか?」

「ナダルさんですか、凄まじいマナの量でした、あれではマナ切れを起こしますね」

「じゃなくて、彼ですよ」


 学院長は修吾を指差してカインに聞いた。


「え?あの子ですか?私には、ただ木刀を構えて立っているだけに見えましたが」

「あなたにはそう見えたんですね」

「どういう意味です?」

「いえ、なんでもありません、ふふふ」


 学院長は、カインの答えに少し微笑んで修吾の元に歩いていった。


「修吾くん、落ち着きましたか?」

「はい、ご迷惑かけてすみませんでした」


 学院長は修吾の涙を司祭服の長い袖で拭いた。修吾は目尻を真っ赤にしていた。


「ぐうぅぅぅ〜っ」


 修吾のお腹から血を這う猛獣のような音が聞こえてきた。


「お昼ご飯はまだですか?」


 学院長が優しく質問する。


「お弁当、忘れました」


 修吾は恥ずかしそうに俯いて答えた。


「では、修吾くん学院長室で私とお昼ご飯を食べましょう!」

「ええ?」


 修吾は目をパチクリして驚いた。


「カインくん、あとは任せたよ」

「はい、了解しました」


 学院長は修吾の右手を掴むと強引に引っ張って連れて行った。修吾は学院長に引っ張られながら、横目でルナマリアを見た。ルナマリアは俯いたままで表情は見えなかった。

 美春はルナマリアに付き添い、ジェイクはルナマリアに寄り添いながら、不機嫌そうに修吾を見ていた。



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