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10年ぶりに再会した幼馴染と、10年間一緒にいる幼馴染との青春ラブコメ  作者: 桜庭かなめ
第4章

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第33話『誕生日パーティー』

 午後からはあおいと愛実が、夜の誕生日パーティーに向けての料理作りに取りかかり始めた。料理作りの中心である愛実は料理がかなり得意だし、あおいもハンバーグや玉子焼きといった一部のメニューは上手。うちの両親も料理ができるから期待大だ。

 どういった料理ができるか楽しみにしつつ、俺は自分の部屋でラノベを読むことに。昨日まで期末試験があったし、好きなラノベの新刊が続々発売されて積読していたから。この機会に一気に読もう。

 たまに、お手洗いへ行くために自室を出ると、1階から食欲をそそる美味しそうな匂いが香ってくる。あおいと愛実、両親の楽しそうな話し声も聞こえることもあって。そのことに癒やされた。




「リョウ君、準備できたよ!」

「誕生日パーティーが始まりますよ!」


 午後6時半頃。

 愛実とあおいが俺のことを呼びに来てくれた。お手洗いに行くとき以外はラノベをずっと読んでいたからあっという間だったな。これからパーティーが始まるからか、2人はとても楽しそうな様子だ。


「準備できたんだ。楽しみだな」

「愛実ちゃん中心に料理を作りましたからね! 美味しくできましたよ!」

「あおいちゃんが一緒だったし、智子さんと竜也さんが手伝ってくれたからね。リョウ君の好きな料理をたくさん作ったよ」

「おおっ、そうなのか。今の話を聞いてより楽しみになった」


 午後はずっとラノベを読んでゆっくりしていたけど、おやつは一切食べていない。だから、お腹がかなり空いている。パーティーではいっぱい食べるぞ。

 俺はあおいと愛実と一緒に部屋を出て、パーティー会場である1階のリビングへ。


「あっ、主役が来たわね!」

「17歳の涼我君かっこいい~」


 リビングに入った瞬間、麻美さんと真衣さんが俺にそんな言葉を掛けてくれた。

 リビングには俺達3人のそれぞれの両親が、テーブルの周りにあるクッションに座っている。見覚えがある並びだな……と思ったけど、桐山家の歓迎会のときと同じ座り方なのが理由か。そう思いつつ、あおいと愛実のそれぞれの御両親に「こんばんは」と挨拶した。

 壁には『HAPPY BIRTHDAY』を描かれた緑色のガーランドと赤、青、緑の風船などが飾られていて。ここまで色鮮やかに装飾がされているのは久しぶりだ。ここ何年かの誕生日パーティーはシンプルな飾り付けだったから。


「おおっ、美味しそうな料理がいっぱいある。チョコレートケーキも」


 リビングにあるテーブルと、夕方頃にあおいと愛実が運んでいった俺の部屋のローテーブルには、ハンバーグ、玉子焼き、唐揚げ、エビフライなどの俺の好きな料理や、大きなチョコレートケーキが置かれている。どれも凄く美味しそうで、よりお腹が空いてくる。


「リョウ君の好きな料理をいっぱい作ったよ」

「お花見のときと同じように、ハンバーグと玉子焼きは私がメインで作りました!」

「チョコレートケーキは、父さんがカクイにあるケーキ屋で買ってきたよ」

「そうなんだ」

「さあさあ、涼我君座ってください」

「リョウ君、飲み物を持ってくるよ。アイスコーヒーがいい?」

「そうだな。アイスコーヒーをお願いするよ」


 俺はあおいによって、予め決まっていたと思われるクッションに案内される。その場所も桐山家の歓迎会のときと同じだった。あおいは俺の右斜め前のクッションに座る。

 俺はスマホでテーブルに並んでいる料理や、壁の飾り付けを撮影した。

 それから程なくして、愛実がアイスコーヒーの入ったマグカップを持ってきてくれ、俺の左斜め前のクッションに座った。

 あおいは着火ライターを使い、俺の目の前にあるチョコレートケーキに刺さっているろうそくに火を点けてくれる。大きいろうそくが1本、小さいろうそくが7本。本数からして大きいのが10歳、小さいのが1歳を意味しているのかな。

 全てのろうそくに火が点けられると、愛実によって照明の明かりが消される。そのことで、灯りはろうそくの火だけに。こういう状況は誕生日パーティーのときしかないから特別感があるな。


「じゃあ、涼我君に向けてみんなで『ハッピーバースデートゥーユー』を歌いますね! せーの!」


 あおいが元気良くそう言うと、みんなで『ハッピーバースデートゥーユー』を歌ってくれる。

 小さい頃から、毎年誕生日にはこの曲を歌ってくれた。だけど、まさか桐山家と香川家が一緒に歌ってくれる日が来るとは。だから、去年までよりも嬉しい気持ちが大きい。夢なんじゃないかと思ってしまうほどだ。

 歌い終わると、みんなは拍手しながら「誕生日おめでとう!」と言ってくれた。


「ありがとうございます」

「では、涼我君。ろうそくの火を消してください!」

「ああ」


 大きく息を吸い込んで、ろうそくにめがけて「ふーっ」と息を吹きかけた。

 2ヶ月以上ジョギングを続けて肺活量が増えてきたからかな。8本のろうそくに点いている火を一気に吹き消すことができた。ちょっと嬉しい。パチパチと拍手をしてくれるから嬉しい気持ちが膨らんだ。

 愛実によって、リビングの照明が点けられる。


「一気に吹き消せましたね!」

「ああ。ジョギングして肺活量が増えたからかな」

「それはあるかもしれないね、リョウ君」

「ふふっ。では、乾杯をして食べ始めましょうか。音頭を取るのは本日の主役の涼我君で」

「ああ、分かった」


 まあ、俺の誕生日パーティーだから、俺がやるのが妥当か。

 あと、さっきからあおいがパーティーの進行を仕切っているな。進行役をやるって決めたのだろうか。

 音頭を取ると決まったからか、みんな俺の方を向いている。家族や俺の親しい人ばかりなのにちょっと緊張する。そんな気持ちを抱きつつ、俺はアイスコーヒーの入ったマグカップを持つ。


「今年も誕生日パーティーを開いてくださってありがとうございます。香川家と桐山家のみなさんが一堂に会して祝ってくれることがとても嬉しいです。ありがとうございます。では……乾杯!」

『かんぱーい!』


 俺達は飲み物の入っているマグカップやグラスを軽く当てていく。俺は本日の主役なので、パーティーに参加している全員と行った。

 全員と軽く当てた後、アイスコーヒーを一口飲む。……苦味がしっかりとしていてとても美味しい。最高だ。

 各家の父親はビールやワインなどお酒を呑み、さっそく話が盛り上がっているな。


「リョウ君。何が食べたい? 取ってあげるよ。場所によっては取りづらいだろうし」

「じゃあ……玉子焼きとハンバーグと唐揚げを。この中だとその3つが特に好きだからな」

「春休みのお花見でも最初にその3つを食べたよね。了解でーす」


 愛実は嬉しそうな様子で俺のお皿を取り、俺が注文した3つの料理を取ってくれる。

 自分から頼むならともかく、愛実に訊いてもらって取ってもらえるとは。甘えている感じになっているけど、誕生日だからいいのかな。


「はい、どうぞ」

「ありがとう」


 愛実から、玉子焼きとハンバーグと唐揚げが乗ったお皿を受け取る。こうして手に取ると、どれも本当に美味しそうだな。


「いただきます。まずは……唐揚げから」


 俺は唐揚げを食べる。そんな俺のことを、唐揚げを作った愛実がじっと見つめている。

 衣はサクサク。肉は柔らかく、肉汁が溢れてジューシーに仕上がっている。味付けもちょうどいいな。


「さすがは愛実。今日も唐揚げ美味いよ」

「そう言ってもらえて良かった」


 愛実は可愛らしい笑顔でそう言う。さすがは料理上手で、キッチン部に所属しているだけのことはある。今年も誕生日に愛実の美味しい料理を食べられて幸せだ。


「肉を食ったから、次は玉子焼きを食べようかな」

「どうぞ食べてください!」


 あおいはニッコリと明るい笑顔でそう言った。春休みのお花見で食べた玉子焼きが美味しかったからな。今回も期待だ。

 あおいに見つめられながら、俺はあおい特製の玉子焼きを食べる。

 今日の玉子焼きも甘くて美味しいな。ふんわりと柔らかい食感で。あと、春休みの玉子焼きは焦げた部分の香ばしさがあったけど、今回はそれがない。


「玉子焼き美味いな。お花見のとき以上に美味いよ」

「ありがとうございます!」


 あおいはとても嬉しそうな笑顔になる。そんなあおいを見ると、口の中にある玉子焼きの甘味が増した気がした。


「実は愛実ちゃんから、焦げ付かずにふんわりと焼くコツを教えてもらったんです」

「そうだったのか。教えた愛実も、それをすぐに実現できるあおいも凄いよ」

「褒めてもらえて嬉しいですっ」

「私まで嬉しくなるよ」

「これからも他の料理の作り方も教えてくださいね、愛実ちゃん」

「うんっ」


 あおいと愛実は互いの顔を見ながら楽しそうに笑い合っている。きっと、パーティー料理を作っているときもこういう感じだったんだろうな。心が温まる。部屋でずっとラノベを読まず、ちょっとでも料理を作っている2人を見ておけば良かったよ。

 それからも、料理やチョコレートケーキを食べながら、楽しいパーティーの時間を過ごしていく。

 料理は俺の好きなおかずばかりだし、父さんが買ってきてくれたケーキも美味しいから本当に幸せだ。また、


「涼我君! ハンバーグを食べさせてあげます! あ~ん」


「チョコケーキ食べさせてあげるよ、リョウ君。はい、あ~ん」


 と、あおいと愛実から何度も食べさせてもらって。それぞれの両親がその様子を見ていたり、麻美さんがスマホで写真を撮ったりして恥ずかしかった。それでも、2人が食べさせてくれると特別に美味しかった。

 もちろん、俺からもあおいと愛実に食べさせてあげた。2人とも幸せそうに食べるから凄く可愛らしくて。


「ねえ、あおいちゃん。そろそろプレゼントを渡す時間にする? パーティーを始めてから少し時間が経ったし……一部の大人達がお酒で出来上がってきているし」


 パーティーが始まってから小一時間ほど。愛実が小声であおいにそう話しかける。

 プレゼントタイムか。料理やケーキが美味しかったり、あおいや愛実達と話すのが楽しかったりしたから、誕生日プレゼントのことを忘れていた。


「それがいいですね。涼我君、プレゼントタイムにしていいですか?」

「ああ、もちろん」

「分かりました。……みなさん! パーティーが盛り上がってきましたし、そろそろ涼我君に誕生日プレゼントを渡すのはどうでしょうか」


 少し大きめな声で、あおいが大人達にそう提案する。

 大人達がみんな賛成したため、プレゼントを渡す時間に。母さんは寝室に行き、あおいと愛実はプレゼントを取りに行くため、それぞれの自宅に一旦家に戻った。

 みんなどんなものをプレゼントしてくれるだろう。楽しみだな。特にあおいと愛実は。

 愛実はお菓子作りが好きなため、毎年恒例と言っていいくらいにお菓子をプレゼントしてくれる。あおいは……11年ぶりなので、どんなものをプレゼントしてくれるか想像できないな。

 数分ほどで全員がリビングに戻ってきた。


「では、これから涼我君に誕生日プレゼント渡しましょう!」

「おっ、楽しみだ」


 俺はそう言って、パチパチと拍手する。


「誰から渡しましょうか。進行役の私からしますか?」

「うん、それでかまわないよ。じゃあ、あおいちゃんの次に私が渡そうかな」

「分かりました。では……涼我君、お誕生日おめでとうございます!」

「ありがとう、あおい」


 あおいから、小さな水色の紙の手提げを受け取る。

 紙の手提げを見てみると……白いレジ袋と黒いレジ袋が入っている。


「おっ、2つ入ってる。じゃあ、まずは白い袋の方から」


 手提げから白い袋を取り出し、封をしているテープを剥がす。その中に入っていたのは、黒いリストバンドと青いリストバンドだった。


「リストバンドか」

「涼我君は休日中心にジョギングしていますから。ジョギングすると汗を掻きますし、これからは夏でより汗を掻くでしょうから。走っている中で汗を拭うのにもいいかなと思いまして」

「走りながら拭いたいときにはリストバンドの方がいいよな。さっそく使うよ」

「はいっ!」


 あおいは明るい笑顔で元気よくそう返事をしてくれる。昨日、道本達がくれたプレゼントと一緒にリストバンドも使わせてもらおう。

 白いレジ袋の中身はリストバンドだと分かった。では、黒い方のレジ袋の方は何なのか。

 紙袋から黒いレジ袋を取り出し、封をしてあるテープをゆっくり剥がす。中身を取り出してみると……漫画だ。絵柄のタッチや背の部分のデザインからして少女漫画っぽい。


「漫画か。少女漫画かな」

「はいっ! 涼我君と離ればなれだった10年の間に読み、涼我君の部屋の本棚にはない漫画で一番面白かった作品です! 女の子が主人公ですが、男女もののラブコメなので涼我君にも読みやすいと思います!」

「そうなのか」


 この10年間で一番面白かった漫画をプレゼントするのがあおいらしい。


「……あっ、この漫画読んだことある」


 気付けば、愛実が俺のすぐ近くまで近づいており、あおいがプレゼントしてくれた漫画の表紙を見ていた。少女漫画だと聞いて、どんな漫画なのか気になったのだろう。


「小学校の高学年くらいのときに話題になったよ。友達に借りて読んだのを覚えてる。面白かったな」

「愛実ちゃんも読んだことあるのですか! 面白かったですよね!」

「うんっ。貸してくれた友達もオススメだって言ってた」

「2人が面白いって言うならかなり期待できそうだ。あとで読ませてもらうよ」

「はいっ!」

「2つもプレゼントをくれてありがとう。嬉しいよ」

「……はいっ」


 あおいは依然として明るい笑顔で返事をしたけど、その笑顔は頬を中心に赤みを帯びていた。


「じゃあ、次は私の番だね。リョウ君、お誕生日おめでとう」

「ありがとう、愛実」


 愛実から、白い紙の手提げを受け取る。手提げのサイズはあおいがくれた手提げよりもやや小さいくらい。

 手提げの中を見ると、2種類のクッキーが包まれた透明なラッピング袋と、緑色のシャープペンシルが入っていた。


「クッキーとシャーペンか」

「うんっ。毎年お菓子をプレゼントするから、今年はクッキーにしました。シャーペンはリョウ君が少しでも快適に勉強してもらえたらと思って。そのシャーペン、凄く書きやすいって評判だから」

「書きやすさは大切だよな。普段の勉強とか課題とかスラスラできそうだ」

「そうなると嬉しいな」


 愛実は優しい笑顔でそう言ってくれる。

 勉強は日頃からすることだし、来年には受験生になる。そういったことも考えて、普段から使うシャーペンにしてくれたのかもしれない。

 あと、愛実は今年もお菓子をプレゼントしてくれたな。愛実の作るお菓子は美味しいから嬉しい。さっそくラッピングの袋を結んでいるリボンを解き、プレーンのクッキーを1枚食べる。


「うん、香ばしいし甘味もちょうど良くて美味しいよ。さすがだ」

「良かった」

「クッキーとシャーペンをプレゼントしてくれてありがとう」

「いえいえ。喜んでくれて嬉しいよ」


 言葉通りの嬉しそうな笑顔でそう言う愛実。

 普段から使うシャーペンに、恒例の手作りお菓子。愛実らしさがとても伝わる誕生日プレゼントだと思った。

 その後、両親からはあおいや愛実達と遊ぶためや趣味に使ってほしいと現金1万円を、あおいの両親からは紅茶のティーパックセット、愛実の両親からはインスタントコーヒーとドリップコーヒーのセットをプレゼントしてもらった。現金はもちろん嬉しいし、コーヒーや紅茶が大好きだからこういうセットをいただけるのも嬉しいな。


「みなさん。素敵なものをプレゼントしてくれて嬉しいです。ありがとうございます」


 ここにいる全員からプレゼントを受け取った後、俺は感謝の気持ちを伝えた。昨日、道本達からもらったものを含めて大切にして、飲食物についてはちゃんと味わいたい。

 あおいや愛実達は「おめでとう」と言って、みんな笑顔で拍手してくれた。毎年、嬉しいし有り難い気持ちを抱くけど、今年は桐山家も一緒だからその思いがより強い。

 料理やケーキがまだまだ残っているので、それからもしばらくの間はパーティーが続くのであった。

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