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希求するもの

 何冊もの積みあがった本や木枠に嵌められた水晶玉はうっすらと埃をかぶっている。直射日光を嫌う道具たちの為に魔具屋の店内は昼間も遮光カーテンがかかっており、隙間から零れる灯りとカンテラの灯りしかない室内は薄暗い。所狭しと置かれた道具の隙間で木椅子に座り、ジークは分厚い本を開いていた。表紙には、『アルピ宮廷防犯魔具図鑑』と箔押しされている。


(索敵阻害の魔具か…)


“――アルピ社二千年の技術を※※した索敵阻害の魔具、「オルマロイメント」は、エンベル山脈の最奥地、フェンリルの聖域で採れるザインの“希釈“魔石を※※としており、ペーガソスや窮奇の索敵から王を守るための必須の装置である。木台の乗せた※※型の装置は範囲1立方キロメートルのーー”


所々知らない単語もあるが装置の略絵と共に書かれた説明書きを読んでいると、店主のミロから声をかけられた。


「本当に魔具がお好きですね」


ミロはごま塩頭でしわ深い細身のお爺さんだ。たまに息子の時もあるが、だいたいはミロが道具に埋もれて眠りながら店番をしている。オルグ地方で魔石あさりをした後この店に通うようになり、積み本などを好きに読ませてもらっている。


「ありがとうございます。新しいのが入ったんですね」


店で一番よく売れる道具たちが置かれている台の隣に見たことのない魔具が増えていた。木樽につめられた中古の魔石らしき物、奇妙にまがった花瓶や、魔方陣の描かれた硬い材質の板など見ただけでは何に使うのかわからない。


へっ へっ へっ


大狼は棚の前に行儀よく座り、首に下げた雑嚢から植物の蔦を伸ばし蔦で魔道具をもちあげて三百六十度くるくると動かしている。一見するとかなり危なっかしい行為だが、常連の店では黙認されている。大狼の足は人型とは異なるため、このところ木魔法で蔦を手足のように使うことを覚えたのだ。


「ごゆっくり見ていてください」


店主も大狼の魔具好きをよく知っており、にこにこと笑いながら店の奥

に入っていった。奥の寝椅子で眠るのだろう。魔具をしげしげと見る大狼を眺めながらジークは寮での大狼との会話を思い出す。


――何やってんの?


ラッザロ傭兵ギルドの寮の個室で剣を磨きながら、椅子の座面においた何かをいじくっている大狼に声をかける。大狼の顔や椅子の周りは蔦がうようよと動いている。


――分解。蓄魔胆だけでもダンケルトと竜王国じゃぜんぜん違うんだよ。


蓄魔胆というのは魔具の基本的な部品だ。近づいて覗いてみると大狼の雑嚢からのびるダレの木の蔦は触手のようにそろそろと、蓄魔胆の外殻を外し、中の危なげな粉や小さな部品をとりだしていた。


――楽しい?


大狼の表情は真剣そのものである。蔦の操作には集中力が必要なのだろう、毛一本も動いていない。


――めちゃくちゃ楽しい。危ないから話かけるな。


もとから物づくりが好きな奴だった。砦のような建築物の基礎を立てることから、指輪のような装飾品までなんでも構造を調べては自分で作りたがった。ここ二年はそうもいかなかったが、ノシクに持て持てと言われ戦闘用魔具を買った時はかなり悔しがっていた。

木魔法で蔦を操作し手の代わりに動かす事を思いついてからは熱に浮かされたように魔具をいじっている。そんな大狼をみているとジークはどうしても思う。人型の手が必要なのではないかと。大狼は今の状態が楽しいと言い切るが、すっきりしない自分がいる。


「ユーリ様が帰って来られてね。マーイルマンや東方の品が入ったんですよ」


いつの間にか店主が戻ってきていた。店主の言葉に意識を戻す。


「ユーリ?」

「ルーメン一の大商人さね。大陸中とび回られて珍しい品があったら卸してくださりますよ」

「マーイルマンって鎖国してるんじゃ」


マーイルマンといえばエンベル山脈の西北にあるエルフの国だ。亜人や人族の歴史よりもはるか前から存在するかの国は時間の流れ方が異なり技術力がずっと高いらしい。マーイルマンを出て活動するエルフたちを精霊落ちというのだとノシクから聞いたが、他国との交流を避けてるというより嫌っている国だ。『アルピ宮廷防犯魔具図鑑』のアルピ社はマーイルマンにある結社らしいが、図鑑にのってある魔具は、町を一つ買えそうなほど高い。ミロに聞いたら、あちらの技術品を持ち込むには沢山の法律手続きが必要で、価格の半分はその手数料なのだと話していた。


「大方向こうで上の方と繋がりがあるんでしょうねえ。」

「そんな事できるんですか」


繋がりだけで、町一つ買える取引ができると?


「力のある方ですよ」


帳簿に文字を書き込みながらミロはそういうものだと話した。


(力か。)


力というのは、殴る力や握る力だけではないらしい。言われてみればどれだけ戦闘力を向上させても、自分達を追い詰める者の正体さえわからない、近づくこともできない。相手が何をしてるのかもしらない。ただ人目を避けて隠れるしかなく、現状を変えられない。


(俺は、力がない。)


ウォウッ

大狼の鳴き声で誰か来たのかと店の入り口をみた。


「おうジークここにいたのか」


長身の赤毛の傭兵は狭い店の入り口に頭をぶつけないよう、ドアの縁を抑えて店の入り口に立っていた。


「仕事の相談があるんだがちょっといいか?」

「掲示板は見たぞ。」

「いや、俺の友達からの直接の依頼だよ」


自分達からでなくノシクから依頼の相談というのは珍しい、ジークは大狼と目をみあわせた。




「ダンケルトか」


昼のチギットリア、いつもの隅の席でテーブルを囲み、ノシクからダンケルトで一年間の護衛と不可解な事件の犯人捜しの依頼について聞いた。事件の中身や雇い主の情報はまだ聞いていない。まずは一年間ダンケルトに行くのはどうかというところだ。


《ダンケルトは行ったことないな、行ってみようぜ!》


大狼と思念で会話をする。相棒はパタパタと尻尾をふり目は爛々と輝いている。


《一年だぞ?長すぎない?》

《いいと思うけど?一年寝る所があって食うものも困らないんだぞ》


食べる所と暖かい飯があれば他には何もいらんというのが相棒の持論だ。乗り気な彼にくらべジークは目的もなくふらふらと一年を過ごすのは嫌だった。


「……一年は長い」


そんなジークの心境を知る由もないノシクは意外だという顔をする。


「護衛の仕事としては短い方だぞ?ユーリはまあ話もわかるやつだしな」

「ユーリ?」


その名はさっき聞いた名前だ。


《ユーリってルーメン一の大商人って言われてた人じゃないか?》

「大陸中飛び回ってるって人か」


たしかマーイルマンや東方の国とも繋がりのある人だ。


「お?知ってるのか?会ってみるか?」


なんてことのないようにノシクに尋ねられた。





 髪の毛をととのえ靴を磨きノシクに買ってもらったマントを着て南町を見下ろす丘の上に立つでかい屋敷にきた。ここはルーメンの城かと尋ねたら、やっぱりお前の常識は里の爺婆と同じ水準だなとノシクにため息をつかれた。貴族の屋敷としては大きい方だが城や宮殿はもっと大きく、衛兵や壁が何重にも敷かれているらしい。ユーリは貴族ではないが、ユーリが使えていた貴族の家を受け継ぎ拡大したのが今の屋敷らしい。


(これと、あれも警備用の魔具だな。精神感応傍受の魔具なさそうだけど見えてないだけかもしれない)


 緑の多い建物の客間に通され、ふかふかの椅子に座らされた。綺麗な服をきた人がお茶を出してくれたが、ガラスの茶器は落として割ったら怖いので手がのびない。家具や食器もそうだが、魔具屋の図鑑の中でしか見たことがないようなバカ高い装置がまじで置かれている。ちらちらと部屋を観察しながらここでは大狼とは“会話”しないのが良いと判断した。足元で伏せている相棒もそう判断したようで舌を出し、感覚的な魔獣の動きに徹している。


へっ へっ へっ 


二人の横でノシクは足をひろげ、椅子の背に手をかけでかい態度で茶をすすっていた。やがて正面のドアから十二、三歳ほどに見えるたれ目の女みたいな顔をした少年と黒髪の美人、一歩後ろにお茶を入れてくれた人の服をちょっと良くしたような服を着た小柄な男が入ってきた。お茶をいれてくれた人が少年の方をみて頭を下げた。少年は肩を切り、こちらに歩いてくる。風格がある。少年ではないのかもしれない、ジークは立ち上がった。大狼も体を起こす。


「やあ、初めまして」


彼は颯爽と笑顔で挨拶し斜め前の一人がけの椅子の前に入った。黒髪の女と小柄な男は彼の後ろに立つ。


「どうぞ座って」


ジーク達に椅子をすすめると、彼は自分も席についた。やはり彼がこの屋敷の主人なのだろう。若く見えるが見た目通りの年齢ではないらしい。


「こいつがユーリ。ルーメンの娼妓ギルド連盟と運送ギルド連盟の連盟長をしてる。何でも屋だ。で、ユーリ、こいつがジークと従魔の大狼だ」


ノシクがのらりくらりと紹介をしてくれた。連盟長を二つもするってめちゃくちゃすごい事じゃないのか?ユーリの瞳はぶれることなく自分を見ている。好奇の瞳でほほ笑んでいるがその輝きは強い。控えている女と男の瞳からは感情は読み取れない。


「ジークです。」


ゴーグルをつけているので自分の表情はわからないだろう、ジークは膝をつかんで頭をさげた。


「よろしく、ジークさん。彼には名前はあるのかな?」


ユーリはゴーグルをつけている自分の非礼を責めることはなく、にこりとほほ笑みながら尋ねてきた。当然のように大狼の名前を。


「……」


従魔に名づけするかどうかはテイマーによるらしい。大狼の名前を尋ねられたのはチギットリアのエマに続いてこれで二度目だ。エマの場合はただの天然だがこの男は何か目的があるように感じる。答えあぐねているとユーリはうっすらと目をあけて尋ね返した。


「奴隷に名前は必要ない?」


その瞳に宿るのは挑発か侮蔑。どちらにしても不快だ。


「奴隷じゃない。他人に名前を教える気はない。」


思わず口から零れた。


「ああ」


ユーリはさっと瞳を好奇の色にもどし、雰囲気を変えた。


「失礼。変わった奴隷紋だから気になって。奴隷じゃなかったか、従魔だね。」


変わった奴隷紋。大狼の奴隷紋は腹の下にある。その位置から見えるはずがない、いつの間に見られたのか。いやこの屋敷に何か仕掛けがあるのか、固まっているとユーリは無防備に後ろを向き、黒髪の女と小柄な男を紹介した。


「秘書のシュンメイと家令のラデクだよ。ラデク、お茶がぬるくなった。新しいの入れてくれる?」


茫然としているとユーリはノシクと談笑し始めた。ラデクと言われた家令が気の使わない木のコップにチギットリアでもよく出している豆茶を入れて持ってきてくれた。豆茶を飲むと少し力が抜けた。カップが高そうで怖くて持てなかったことがばれていたらしい。恥ずかしい話だがミロの言っていた通りルーメン一の商人というのはただ者ではない。さきほどの質問も自分の人間性を探る者だったのかもしれない、冷静になっているとやがて話は依頼の詳細へと移っていった。



「焼身自殺か…」


 ユーリの部下を襲った刺客は、襲撃が失敗するや否や自らに発火魔法をかけ焼身自殺を行うのだという。襲撃に失敗した刺客が自殺するという話は珍しくない。しかし普通は服毒を選ぶ。焼身自殺はメリットもあるが死ぬ過程に時間がかかる上、苦しすぎて死にきれないリスクがある。


「半年で四件の襲撃、一件につき一つの死体。部下一人に対して軽すぎる命だな」

「断末魔もなしに、ね。反撃した部下のナイフについた血は黒かったらしい。」

「気持ちわりい話だな」


黒い血という言葉にひっかかるものがある。どこかで見た覚えがあるのだが思い出せない。


(血が黒いと思った…誰だ?誰の血だ?)


どこだったか誰だったか。黒い血が流れる白い腕は思い浮かぶのだったがいつ見た光景かうまく思い出せないでいた。黒い血に叫び声すら上げない焼身自殺。聞いた話だけでは奇妙さばかりが浮き立つ。


「死体か衣服でも残ってたら足を追うのももう少し楽なんだけどね」


焼身自殺は証拠が残りにくい。単純な護衛と思っていたが想像以上に複雑な仕事である。また、ユーリ自身が担おうとしている役割の影響力が大きくどのように利害関係が広がっているのかわからない。大狼の鼻や自分の調査だけで犯人を突き止めるのは難しいだろう。かなりの者がかかわっている。どこから質問しようと思いながら口を開いた。


「ギルドの設立ってどうすればできるんですか」

「既存のギルド協会と議会から承認を受ける。もうその手配はしてある。」


しかし先の話だと、ダンケルトの娼妓がギルドを設立しようとした時は何度も潰されたと言っていた。


「金積んだか」


ノシクが半眼になってユーリを見る。


「寄付と事業投資、だよ。」


ユーリはこともなげに答える。


「今の総督はがめついって有名だろ、王政を再興するための私財集めに必死な独善的な奴だって噂は本当なのか」


「かなりの守銭奴ってのは確かだね。しっかり絞りとられたよ。まあ倍にして返してもらうけど」

「総督と知り合いなのか?」


二人の話だとユーリはギルド設立の妨害を防ぐためにダンケルトの有力者と大きな取引をしたらしい。その相手が総督だって?


「知りたい?」


笑顔で聞き返される。綺麗な微笑みだが、何か怖い。


「――」


大狼の毛並みを感じ、下をむくとこちらを見ていた。その瞳はどこか心配そうだ。


「知り合いの知り合い、だよ。」


こちらが答える前に先ほどの質問の返事が返されてユーリを見る。ユーリは自分達の様子を観察しながらにこにことしていた。この人の笑顔が何故怖いのかわかった。完璧すぎる。


「どうして竜の涙の採掘依頼を受けたんだい」

「…竜を見たくて」

「なぜ竜が見たい?」


普通のやりとりをしているのに暴かれているような気分になる。


「竜の事を知りたかったんだ。一番強い魔族だ、知りたいと思っても普通だろ」


そう、そんなおかしな話ではないはずだ。


「強い者に興味があるの?」

(強い者に興味?もちろんある。)


強くなりたい。物心ついた時からずっと思ってる。でも最近は、昔よりずっと切実だ。強くならなきゃ。戦闘力だけじゃないもっと根本的な…。喉から手がでるほど欲してる。でもありのままを話すことは憚られた。


「そんなに怖い顔しないで」


ユーリに微笑まれてはっとする。怖い笑顔じゃない、その視線は自分の足元をみていた。


ぐるるるるるるる


大狼が体を起こしてユーリを威嚇していた。


「おっ」


お前、雇い主に何してんだ、あせって相棒の毛にふれる。自分が大狼を叱る前にノシクがユーリに話しかけた。


「やめろユーリ。傭兵なんだから強くなりてえのは当たり前だろ。こいつ馬鹿なんだからそんな含みもたせた聞き方するなよ。難しく考えちまうだろうが」


ソファの背に持たれたままユーリを叱りつけるノシクの顔は呆れている。ユーリはケラケラと笑う。


「ふふっ、ごめんね。若い子を見るとつい。」


こちらに向けていくらか身を乗り出していたユーリは楽しそうにぼふっと椅子に深くこしかけた。


「ユーリ様」

「シュンメイ。お願いしてるのは僕らの方だからね。」

「……」


ユーリの言葉で大狼を睨んでいたシュンメイが殺気をひっこめた。大狼も伏せの姿勢にもどり口を閉じている。しかしその耳はまだピンとユーリに向けられていた。ユーリは可愛いものを見るように大狼を見ている。どうするか、おかしな雰囲気になってしまった。口をひらいたのはノシクだった。


「あージーク、お前本好きだろ」


ノシクは背もたれから体をおこし、思案した様子で話し出した。


「?ああ」


無精ひげの生えた顎をさすりながら黒みがかったアンバーの瞳でこちらを見る。ノシクの語り口はいつも穏やかだ。


「ダンケルトにはな、書館って建物がある」

「書館?」


聞いたことのない施設だ。


「ああ、書館には大陸中の本が集められてて好きに読める。」

「大陸中の本…」

「ああ。お前がその、たまにやってる調べものもあそこの書館でならはかどるかもしれない」


ノシクはジークと大狼が暇を見つけては本や瓦版のある場所に行き、情報を漁っているのを知っていたらしい。


「こいつはかなり顔が広い。恩は売っといて損ないぜ」

「報酬も弾むよ」


ノシクと知り合って半年近いが、彼は必要以上に詮索してこない。自身も半オーガであることを隠しながら傭兵暮らしているからかジークや大狼の正体に触れないまま色々助言をしてくれる。大狼もノシクの事は信用している。


(ノシクの友人…)


ジークはユーリを見た。彼は隙のない笑顔でこちらを見ている。大狼はまだ注意深くユーリを見ていた。相棒は警戒しているようだ。でも自分は。


(賭けてみてもいい。)


失敗してもこのまま逃げるだけなら同じだ。


「ダンケルトの総督と話がしたい。」

「!お前?!」


ノシクはジークが要求した代価に引き気味に驚いた。


「できるか?」


ユーリがこちらを見る瞳の色は鋭い。


「何を話すつもりなのか聞いてもいいかな?」

「それは」

「それは?」

「まだ考えてない。」


一瞬、沈黙がおちたのち、ユーリは破顔した。


「はっあははははは」


腹を抱えて椅子の上から転がり落ちそうだ。体が小さいから、腰を曲げると地面から足が浮いている。


「はー」


何がそんなにツボにはまったのか。ぜえぜえと息を整えている。背後の二人は相変わらず無表情だが、ノシクは呆れた様子だ。


「あはは、ノシクがはまるわけだ。面白い、非常に面白い。」


体をおこし、目じりにたまった涙をぬぐっている。泣くほど笑われたらしい。知るかそんなもん。でも能面だったユーリの笑顔を崩せたのは少ししてやった気分だ。


「いいよ。約束しよう、総督と会話する機会を設ける。」


ジークはユーリと握手をかわした。相棒から尻尾で叩かれたが無視する。ダンケルトに行きたいと言ってたのはそっちだ。


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