Side:春乃 謝りたいだけなの・・・
私のお見合いがまた決まった。今までお見合いをしてきたけど、まったくピンとくる人がいなかった。
「ママ、今度はどんな人なの?」
「今度はママの取引先の人の息子さんよ。まああんまりパッとしないのだけれど頼まれから。写真はこれよ。」
私は写真を手に取りどーせ適当なおっさんだろうと見てみるると叫びだしそうになる。すこしおっさんになっていたが、まごうことなき初恋の相手がそこに映っていたのであるだ
「ママ、この人の名前なんて言うの??」
「岡崎さんよ、たしか・・・まことさんだったかしら。」
「ああ、そう。それでこのお見合いはいつなの?」
「よければ、来月くらいでセッティングするわ。」
「わかったは、とりあえず会ってみることにするよね。」
あああ~~~まことくんに会える。やっと再会できる。私の前から突然いなくなってどれだけ傷ついたか。
でも今、思うとあの時はどうかしていた、嫉妬も束縛もひどかった。まことくんが私の目の前からいなくなるのもわかる。だから、一言謝りたい。
楽しみだな。
まことくん側も予定をOKしてくれたということでお見合いが確定し。お見合い当日まですごくふわふわしたような感覚で日々で過ごしていた。
◇◆◇
お見合いの当日になった。ほんとに私と会ってくれるんだってずっと信じられない。
もしかしたら私のこと忘れてるんじゃないかとすごく不安でもあった。
待ち合わせ場所に着くとそこにはまことくんが座っていた。
ホテルのラウンジに移動して、まことくんのお母さまが飲みものをたのんでくれた
「いったん皆さんコーヒーででよろしいですか?」
「申し訳ありません。私、紅茶でお願いできますか?」
私はコーヒーが苦手なので、紅茶をお願いする。私は紅茶を飲むときに飲みのが運ばれてきたときにまことくんがお母さまのところにミルクと角砂糖1つを分ける。
私のところには角砂糖を2つ。私の母親には砂糖の数とミルクの有無を聞いていた。
気配りもできるし、私の好みも覚えていてくれたんだと思って。今にも泣きだしそうだ。
「やっぱり、まことくん、わたくしのこと覚えてくれていたのね。すごくうれしい」
私はボソッと聞こええるか聞こえない声でつぶやいていた。
そこからは岡崎さんが気を使ってくれたのかすぐ2人になった。
「やっと、会えたね。まことくん。すごく会いたかったよ。」
「いや、俺は会いたくなかった。。。」
「やだ、もうそうだよね、サプライズで私のもとからいなくなってただで済むと思ってないもんね。逃げ切るしかないもんねぇ」
なんてこと言ってるの私、そうじゃないの謝りたいだけなの。。。




