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素人〇貞のおっさんが恋をする。  作者: トコマカシム
選ぶのと選ばれるのと選ばされるのと・・・
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そして、お見合いがはじまったのだった。

はああ、お見合いかあ、ほんと気が進まないな。




なんでこんなに気落ちしているかというと、田舎にいる母親からお見合いを言い渡されたからである。文字どおり言い渡された。




というわけで、俺は地元であるM県に里帰りしている。


ひさしぶりの空気だ空港から我が家はほど近く車で約15分ほどの距離にあるからか、ありがたい事に父さんが迎えに来ていた。




「ただ今帰りました。迎えありがとうございます。」




「おう。誠はかわりないか??」




「大きく変化はないよ。仕事もいまは順調。楽しくやってるよ。」




「おお、そうか。ならよかった。母さんがお誠の帰りを心待ちにしてるからな、早く帰ろうか。」




と話しながら車にのっていると、実家に着いていた。




父さんはあんまり気にするなとは言っていたがやっぱり、お見合いとなると気が重い。




「ただいま、帰りました!!」


田舎のため鍵はかかっておらず構わず開けて居間にいる、家族に向けて聞こえるように大きめに挨拶する。





靴を揃えて、居間に向かう。


「ただいま、帰りました。」


改めて挨拶をする。ここまでが我が家のルールといか作法だ。




「あら、おかえりなさい。早かったのね。」




「連絡した時間ぴったりだと思うけど、お迎えにきてもらったからね。それと、これお土産。」




「お土産ありがとう。お父さんこれ、台所の、おくに入れといてね!!それと、早速お見合いの話しなんですけれど、明日の午前中ね。よろしくお願いしますよ。いい、娘さんでしたから、まことも気に入りますよ。」




「はい、かしこまりました。」




母さんの圧力が強すぎる。半端ない。北斗の○のラ○ウみたいだ。やはり絶対権力者は相変わらずだ。しかし、父さんの柔らかさといざという時の押しの強さで我が家はなんとかなりたっている。




◇◆◇





移動日は実家でゆっくりして過ごし。お見合いの日となった。


一張羅のスーツに袖を通し身嗜みを整えて待ち合わせ場所のホテルのラウンジに母親と共に向かった。




「そういえば、あなたお見合い相手の写真とかは確認したの?」




「確認してない。楽しみにしておこうとおもって。」




「あら、そう。ならいいのよ。くれぐれも失礼のないようにね。」




「それは心得ています。」




待ち合わせには、もちろん先に到着したが、程なくしてお見合い相手が現れたようだ。


母さんが手を振って、合図している。




申し訳ないが、しばし、無駄な時間に、付き合ってくれと心の中で謝りながら。


ふと相手の、顔を見たときに心の中で盛大にアラームが鳴り響いた!!




そして、お見合いがはじまったのだった。

応援のほどよろしくお願いいたします。




感想とかいただけたらしっぽを振って喜びます。

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