ただ座って見てることしかできなかった
さとみさんに告白の返事が過ぎてかた1週間が過ぎた。
いつもの日常が戻ってきた。
それからは1か月くらいは何もなく過ごしていた、暑さも和らいできた9月の半ば頃それなりに忙しくは働いていたが、みずきからメッセージが来た。
【ざっきーお疲れです。よかったら今日の夜、直接お話できない?】
すぐに返信を返す。
【いいよ。急にどうしたの?】
【ちょっとお話がしたくて。じゃあ7時にいつもの待ち合わせ場所で】
【じゃあお店はこっちで決めておくね。】
【いや、ごめんお酒とかご飯とかいうよりカフェとかでいいから。】
【そっか了解。いいよ。】
その後はトラブルもなく、仕事は滞りなく終わった。
待ち合わせの場所にはたくさんの人がいたがその中にみずきの姿を見つけた。
楽しみのしていた俺の表情と違って、少し曇ったような顔をしていたのを見つけた。
「ああ、ざっきーお疲れ」
「みずきお疲れさん。取り合えずの近くのカフェまで行こうか。おれ、おなか減ったからごはんおいしいとこにするけどいい?」
「うん、それでいいよ。今日は急にごめんね」
そこから、ごはんの場所まで歩いていった。挨拶以外はみずきは俯きながら俺の話す話に適当に相槌をうつだけだった。
そのまま、店に入り席に着く。
ホットコーヒー1つとオムライスを注文する。みずきはカフェオレを注文した。
「ざっきー最近、あんまりお店来てくれないね」
「ごめんね、ちょっといろいろ、心の整理するのに戸惑ってて。」
「そう・・・なんだ。」
「「・・・・」」
沈黙がつづく。
「あの、さとみさんに告白されたってほんとうですか?そして、フッたって」
「うん、告白されたのも本当だし、お断りしたのも本当。」
「やっぱり、今日、さとみ先輩がやっと話してくれたんです。岡崎さんに告白したんだけど、断られちゃったって・・・」
「うん・・・そうだね。」
「なんで、私がざっきーの告白を断ったのか・・・」
みずきの目に涙がうかんできてる。それでも俺には話かける言葉がない。
「・・・・・・」
「さとみ先輩とざっきーがお似合いで、さとみ先輩の顔がホントに幸せそうにしてたから、ホントはざっきーの中でさとみ先輩が一番になったんだなって、私みたいな自分のことしか考えない女よりも」
「そんなこと・・・」
「ざっきーさんのことあきらめるのにどれだけ大変だったか。なんで、さとみ先輩の告白・・・断ったのに・・・」
おれはその場でなにも言えずただ座ってみずきを見てることしかできなかった




