表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
四竜帝の大陸  作者: 林 ちい
青の大陸編
96/212

お宝展示室(3)

~お宝展示室(3)~


<お宝展示室>は、読者様が書いてくださったイラスト(宝物)展示室です。


ここには汀雲様のイラストと、もらっていただいた妄想小話を再掲載しています。

心がほっこりあたたくなるような、とっても素敵なイラストです。

りこに抱っこしてもらい、とっても満足気なハクです!

お鍋で反省中のハクも、すご~っく可愛いのです!!


汀雲様。転載のご許可を下さり、ありがとうございました。


*注:このページに掲載されている3点のイラストの著作権は、イラストの作者様である汀雲様にあります。

 汀雲様がイラストを掲載してくださってるのは、こちら  http://teiunn.hp.infoseek.co.jp/4Dragon.html です。

挿絵(By みてみん)

挿絵(By みてみん)



ーーーーーーーーーー☆お礼小話☆ーーーーーーーーーーーーー




「さあ、好きなの使いなさい! 姫さんが作る異界の料理、楽しみだなぁ~」

「ありがとうございます、ダルフェ。汁物って、どの鍋が適してますか?」


ダルフェさんが5種類の鍋を居間のローテーブルに並べながら、首をかしげた。


「そうだなぁ。長時間に込むなら鋳物がお勧めだが……。姫さんの説明だと細かい具材を使うらしいから、そんなには煮込まないってことだよなぁ~」


私は『豚汁』を作ってみようと思い、ダルフェさんにお鍋を貸してほしいとお願いした。

セイフォンより寒い帝都で暮らしていたら、無性に豚汁が食べたくなってしまい。

材料も似た様な物(味噌っぽい調味料も市場見学に行ったときに発見し……あの時は、嬉しくて涙が出そうだった)が手に入ったし、お世話になっている皆さんにも食べてもらえたらって。

彼は自分の‘鍋コレクション‘から数点持って来てくれて、どれにしようか迷っていたら……。


「りこ!我に任せるが良い。鍋選びには、自信があるのだ」


へ?


「ハクちゃん?」

「旦那?」


ソファーに腰掛けた私の膝で丸くなっていたハクちゃんは、ピョンッとテーブルに飛び移った。

食べることに全く興味無しのハクちゃんが鍋に詳しいなんて、ありえない無い。

私とダルフェさんは顔を見合わせてしまった。

私たちの戸惑いなど全く気づかないゴーイングマイウェイな旦那様は、小さな手で鍋の側面をこつこつ叩いていた。

いったい何を調べ……あー!!


「これは不可だな」


ガチャン!


「これも」


ゴトン!


「む、これもだ」


バキーン!


「これもいらんな」


ドスン!


「ちょっ! 何すんのよ、ハクちゃん!!」


ハクちゃんは次から次に鍋を蹴り落とししまった。

さすがに怒ろうとした私だけれど。

次の行動で、怒るが失せてしまった。

ハクちゃんは1つだけ残った寸胴鍋の蓋をずらし、するりと中に入ってしまったのだ。


ま、まさか。


「りこ! これが最も居住性に優れているぞ。反省部屋として合格だ!」


反省部屋?


蓋からちょこんと顔を出し、金の眼を輝かせるハクちゃんの言葉に私はぎょっとした。

純粋な彼に、鍋の間違った使用方法を刷り込んだ犯人は。


絶対、私だよね(汗)


「ハハハ…姫さん、その鍋は俺から旦那にプレゼントするよ。きっと今後も必要だぜ?」


ごめんね、ハクちゃん。


鍋に入ってる貴方はとっても可愛くて。

使用方法を訂正できない私です。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

そして……人型抱っこ♪まで描いてくれました!

ありがとうございます!

う……麗し~いっ!!

ハクは抱っこされるのも、抱っこするのも大好きです(*^^*)

挿絵(By みてみん)


 

*挿絵機能を使うにあたって、提携サイト『みてみん』に林が代理投稿させていただきました。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ