最期の雷

　冬の海、波打つ波止場には幾人もの人に見送られ、船に乗り込まんとする、青年の姿が有った。
　彼の胸に在るのは、身を焦がす憎悪と一欠片の約束。
　魔法と科学と魔物、入り乱れる世界。人間人外問わず悪鬼羅刹蔓延り、魑魅魍魎が暗躍するこの時代、愛すべき隣人に見送られ、青年は血風吹き荒れる、修羅の道へ。

　嗜虐趣味を公言し、クズを地で行く青年と、時代の荒波に翻弄されながら、生き足掻く人々との出逢いと別れと血と涙で彩られた、物語りの幕が上がる。
　青年の復讐と約束の運命や如何に。そして、イジメっ子の彼を取り巻く女性達に救いは有るのか？
雷( ー`дー´)キリッ「うるせい、救うも救われるも、本人の気の持ちようだろうよ」
肉Σ(´∀｀；)「サーセンしたっ！」



　シリーズ作品の第一段になります。何年かかるか解りませんが、頑張ります。生温かく見守って上げて下さい。(｀・ω・´)ゞ
　プロットとか全然なんで、後に合わせて偶に前話に改定が入る事が有ります。成るべく少なくなる用に纏めて書いて、纏めて投稿する形になります。