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死ぬ前の話
俺は紀藤 拓哉
高校二年生で彼女いない=年齢だ。
誰に言ってんだ!と言われそうだが俺には友達がいない
小さい頃から親に虐待され、学校でもいじめられて来た
自分を可哀想だとは思わなかった
今の世の中はそれが当たり前になっているからだ
でも、毎日毎日イジメの主犯達に校舎裏に連れて行かれた
りされた
先生も楽しんで笑いながら程々にしとけよと言う
俺には誰も味方がいなかった
いや、1人いたな幼馴染みの佐竹 詩穂
幼稚園から一緒で小中高生という腐れ縁だった
昔から可愛いくとてもモテていた
高校に入ってよりすごさを増して可愛かった
性格もよくみんなから好かれていた
こいつだけは、いつもそばにいてくれた
いじめられてる時に助けてくれた事は何回もある
だが、その度に主犯の田沼 悠希がイジメをエスカレートさせた。何回、骨を折ったか覚えていない。
そのおかげで痛みに耐性がついた
正直に言うと自分の顔は上の下だと思ってる
俺の場合は特殊なのかもしれない。
なんでいじめられるのか、さっぱりわからなかった
いじめられる毎日がずっと続いてた
そんなある日、事件が起きた...