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同じ星
ーピンポーン
広い敷地内にインターホンの音が響き渡る。
ーガチャ
と鈍い音をたてて、家の門がゆっくりと、開いた。
「おじゃまします」
「あー、蓮華ちゃん!いらっしゃい!」
明るい声とともに、秀のお母さんの姿が見えた。
ニコッこりと笑いながら私の手を握る。
「久しぶり?まぁ、とにかく座って!秀くんも、もう少しで帰って来るから!あっ、でもその前に蓮華ちゃん制服なのー。せっかくなら、着替えてくればいーのに…。蓮華ちゃん、何を着ても似合うんだからー」
次から、次へと秀のお母さんは私に笑顔で語り始める。
「ありがとうございます。…やっぱり、着替えた方が良かったかしら?」
「いや、いーのよ。まぁ、楽にしてて。今お茶入れて来るから」
秀のお母さんに、言われた通り大きな白いソファーに座った。