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創造神記  作者: した
■01 土砂降り、こんにちは
1/8

始まりは終わりから

 未来はもうないのかもしれません。

押し付けたくはないと思っています。

どうしてこんなことをしなければいけないのでしょう。

押し付けたくはないのです。


神様なんてシステムを、なんで作ってしまったんでしょうか。

人が作ってしまったんでしょうか。

 静寂の中、一人が話しかけた。

「時間です。」

「そうですか…」

それより高い声が答えた。

「続けることはできないんですか。私が、続けることは。」

高い声は続けた。先ほどとは別の、声が返答した。

「自身で感じておられるでしょう?限界であると。」


それ以上静寂を破るものは現れなかった。

三つの物体は影すらない。



「わかりました。ただ、だれも不幸にならないように。」

だれも同意する者はいなかった、不可能だった。

「いえ、それは無理かもしれませんね。できる限り、涙を流す人が少なくあるように、努力をしましょう。」

「では」

「前代が作り上げたシステムを改変します。…死ぬのは私一人で十分です。」

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