16話:決意
「私は…世界を…救いたい…!」
その言葉は、
洞窟内に力強く響き渡り、
私自身の魂を震わせた。
私は、
ゆっくりと顔を上げ、
周囲を見渡した。
そこには、
レオンさんとルナの姿があった。
二人は、
私の言葉を聞き、
互いに顔を見合わせると、
微笑みを浮かべていた。
その笑顔は、
私に勇気を与えてくれる、
温かい光のようだった。
「エリア…。」
レオンさんが、
優しく私の名前を呼んだ。
「僕たちも、
同じ気持ちだよ。」
「うん、エリア。
私も一緒だよ。」
ルナも、
力強く頷いた。
二人の言葉に、
私の胸は、
熱いもので満たされた。
私たちは、
一人じゃない。
共に戦う仲間がいる。
その事実に、
私は、
どれほど救われたことだろう。
「ありがとう、
レオンさん、ルナ。」
私は、
二人に感謝の言葉を伝えた。
「さあ、エリア、レオン、ルナ。」
アルカディア様が、
私たちに話しかけた。
「君たちは、
それぞれの力に目覚める時が来た。」
アルカディア様の言葉に、
私は、
再び、
自分の体に意識を集中させた。
私の内なる力…
それは、
まだ眠っているだけで、
確かに私の中に存在している。
私は、
その力を信じ、
解放することを決意した。
「エリア…力を…解放するのだ…。」
アルカディア様の声が、
私の心に響き渡る。
私は、
目を閉じ、
心の奥底に眠る力に、
意識を集中させた。
すると、
私の体の中から、
温かい光が溢れ出し始めた。
その光は、
まるで、
私自身の魂が輝いているかのようだった。
私は、
ゆっくりと目を開けた。
私の体は、
光に包まれていた。
その光は、
洞窟全体を照らし出し、
私たちを優しく包み込んだ。
そして、
その光は、
レオンさんとルナにも届き、
二人の体もまた、
光に包み込んでいく。
レオンさんの体からは、
青白い光が溢れ出し、
ルナの体からは、
緑色の光が溢れ出した。
三つの光が、
洞窟内で美しく輝き、
まるで、
私たちを祝福しているかのようだった。
「これが…私たちの力…。」
私は、
自分の手を光で包み込み、
その力に驚嘆した。
「エリア…レオン…ルナ…。
君たちは、
それぞれの力に目覚めたのだ。」
アルカディア様が、
私たちに告げた。
「この力こそが、
世界を救うための鍵となるだろう。」
私たちは、
アルカディア様の言葉を胸に、
互いに顔を見合わせ、
力強く頷き合った。
私たちには、
世界を救う力がある。
そして、
私たちには、
共に戦う仲間がいる。
もう、何も恐れるものはない。
私たちは、
この力で、
世界を救う。




