第七話 色魔力
- 7話 -
目を覚ますと、真っ白な天井で周囲は白いカーテンそして私はベッド上にいる
記憶からなにがあったのかを思い出そうとしているとカーテンが開き、白衣を着用した女性が入ってきた
白衣を着用した女性は保健室の先生でここは保健室のベッド
中庭で倒れてるのを男子生徒が見つけ保健室まで運んで来たらしい
そういえば、入学式が
え? 寝てる間に終わってしまった?
確かゲームでは入学式の時にクラス分けの話があったような
それを逃した私は自分のクラスを知らない?
あ、保健の先生が私のクラスを知ってるのね、よかったかな?
えっと確か、1-4はたしかこの辺だっけ?
あった1-4って看板あるしここだよね
扉を開けると、椅子に座ってる生徒や教壇にいる先生からの視線を自分に向けて集まってる
どうしようと思ってると、先生が保健室に行ってて遅れてきた生徒ですねと言ってきたのでハイと答えた
教室はホームルーム始める準備中だったらしくなんとか滑り込みセーフって感じだった
先生に教えてもらった自分の席に座る
自分の席は一番後ろの列の右側でもう1つ右隣が端っこになるから自分は端よりの右側って位置だった
自分が着席するとホームルームが始まり
自己紹介が始まった
ヒロインちゃんの自己紹介が終わり自分も自己紹介しとりあえず自己紹介は終わった
このクラスは庶民と男爵の息子か娘等の低い地位の者が集まるクラス
私は今は庶民になってるからこのクラスに入ったけど、ばれたらちょっとヤバい気がするがまあ気にしない
顔にあった特徴は火傷で消してあるから見つかっても気づかれないと思う
家事があった家の娘で今は大食堂の店員という設定でいる
多少違和感や強引でもいい気づかれなければセーフだから
ホームルームが終わり休憩時間だけど、ヒロインちゃんが男爵の息子にナンパされてるけどとりあえず気にしない
あの男爵の息子はゲームではモブキャラだからなんも起きない
さてホームルームの次はなんだっけ?
あ、あ 魔力測定だっけ
魔力測定は1-1から順番に1-2 1-3ときて最後に私のクラスの1-4の順番で体育館で行われる
その魔力測定でヒロインちゃんが白魔力として判明して聖女に担ぎ上げられるの
ゲームの私は第一王子の婚約者として1-1に入るはずなんだけも本来は居ないからどうなるのやらね?
ゲームでは私の魔力判定は黒魔力
ちょっと嫌われてる色のなの黒は、まあ白と並んで珍しいだけど昔の王族が黒魔力で黒歴史をね
そんで、黒魔力は煙たがれる色になった
そんなことを思ってたら、私の順番が回ってきた
そんで私の判定は青魔力です
この世界に転生した時は黒魔力でしたが、今は溢れた色魔力に変更しておいたのだ
この色の魔力にはルールがあってその者が一番得意及び強い色がその者の色魔力になるの
色魔力の色は全部で六種類あるの
赤 青 黄 緑 黒 白
赤色は炎属性の魔法が得意
青色は水属性の魔法が得意
黄色は雷属性の魔法が得意
緑色は風属性の魔法が得意
黒色は闇属性の魔法が得意
白色は光属性の魔法が得意
となっていて、それぞれの色で得意の属性が決まるんだけど、
それはあくまでも得意不得意とかになるためで、
だいたいの人は赤青黄緑の四色の色魔力を持ってるの
今は計ってる娘は緑魔力だけど、中に赤青黄の魔力をわずかながら持ってるのを確認できるの
数値で表すと彼女の色の割合は緑60%の赤青黄がそれぞれの5%あるわ
そして残った25%は無色ね
無色はまだどの色にもなってない魔力でまだ使えない魔力になるの
つまり無色が多いほど自身の魔力を色に変換出来てないってことなの
悪役令嬢の私でも本編では黒色がほとんど占めていたけど、他の色もあったわ苦手だったポイけど
まあ、今の私だとそんなことを関係なく全て色の魔力を自由に扱えるから割合のコントロールもできるの
それで、本編の悪役令嬢が一番苦手としていた青色にしてみたの
色魔力を変更したのはモチロンあの落下事件の時よ
魔力の色で判別する魔法使いも居るし見つからない為にも色も変えておかないとね
ここまで読んでいただきありがとうございます。
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第八話は金曜日投稿予定