表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/30

第六話 入学

- 6話 -


私がお城の中庭にある像が掲げる剣に腹を刺されて約一週間経過した


私のこと悪役令嬢はぴんぴんしてる


現在は下町の大食堂で料理人として働いてる


なぜ生きてるだっけ?


あの程度で死ぬ分けないじゃん


そんなの人間が右足左足を交互に前に動かすと歩けるとおんなじぐらいの常識でしょ?


まあ、そんな事は置いておいて


バルコニーにひび割れが走ったに関しては誰かが意図的に仕込んでいた事は気づいている


それは落下する前日にバルコニーに行った時に痕跡を発見していた


まあ、タイミング適任第一王子を殺す為に仕込んだ罠だと思うけど、

第一王子が罠にかかる前に私がかかったからあんな風になったけど


ちなみに私のこと悪役令嬢は死亡扱いとして処理されたみたい


なんせ死体発見されたもの私のね


え? じゃあ今の私は?何かって?


死体その物がフェイクだもの精巧に作られたフェイクの死体


像の剣に指される直前にフェイク死体を作りフェイク死体を剣に指させて


本物の私は下町に逃げ隠れるって感じ


死亡扱いとして処理されたのを知ってるかって?


今の私が居るところって何処?


大食堂よ、国の騎士団の団員も利用する大食堂よ


少し色仕掛けしたら、団員の一人が下呂ったのよ


次期王妃になる娘が毒殺されたって


毒殺? 多少死亡条件が違っているけど、死亡には変わらないわ


これでお父様がどう動くかは、さすがに情報流れてこないけど、まあ仕方ないわ


戻ればいい?


ばっかじゃないの?


婚約破棄で処刑される予定の悪役令嬢の私が、戻ったところで悪役令嬢として処理されるだけだわ


胸を剣で刺された程度では死なないでら無かったって?


死なないけど痛いもの痛いもん


前世の中に公開処刑で火破り刑にされた、時もあったけどね


全く死なないけど熱い痛いのあれ


と言うわけで、痛々しい事になる乙女ゲームの舞台に行かないようにするためにさっさと舞台から降りましたとさ


普通はこれで降りれたと思うでしょ?


これが違ったんだよね


めんどくさい、とてもめんどくさい


現在下町の町娘である私はなぜか、乙女ゲームの舞台の学園に入学しないと行けない事になりました


まあ原因は学園に入学条件でそこそこの魔力を持つ者らしいの


永遠の転生者の私に魔力が無いはずは無いのもちろんこの世界で私の魔力の上限値を測定する事は、

太平洋に沈んだ一人の人間を探すより不可能な事だけど


平民枠として入学なんだけど、入学するのが私だけじゃないのもう一人女の子が居てね


その娘がさ、乙女ゲームの主人公ことヒロインちゃんなんだよね?


最悪、まじ最悪や悪役令嬢の私の天敵の乙女ゲームの主人公のヒロインちゃんと入学


まじで、めんどくさい


私の入学中止にしない?


中止しない

中止にならないのね、はぁ


そうそう、そういえばさっき変な客が大食堂に来てたわ


セイバーを全滅するヒロインXとか名乗る女の子だったわ


めんどくさいことはこれ以上入らないの


そんで現在、入学するために学用品を買いに商店に来てるんだけど


学園指定の教科書、文具や魔道書、訓練魔法用の杖等をとりあえず購入して、学園指定の鞄に入れてっと


入学式は明日なんだけど、嫌な予感を覚えながら私はベットに入ったわ



翌日、私は朝食を食べて、

学園の新品の女子制服を着用し斜め掛け鞄を背負って家をでた


そんでついに私は乙女ゲームの舞台の学園の門にたどり着いた


私は制服のポケットから懐中時計を取り出し時間を確認する


入学式の時間にはちょっと早かった


学園の庭を確認しに向かうと、いやなシーンを目撃してしまった


それはなんと、乙女ゲームマンマルハートは愛の誓いのOPムービーシーンのヒロインちゃんが第一王子と出会うシーンだ


それを見てしまった私は、意識を失った ……………

ここまで読んでいただきありがとうございます。


面白いと思ったや続きが、気になると思ったら


ブックマークしてもらえると、読みやすくなります。


さらに、☆☆☆☆☆を貰えると作者の励みになります


第七話は水曜日の19時間(予定)

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ