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第四話 王子の悩み

- 4話 第一王子 -

俺の名前は、王国の第一王子だ。


今日は、突然父上から呼び出しを食らった。


今日は図書室で魔剣伝説と言う本を読もうと思っていたのだが


魔剣伝説は二日前に見つけた一冊の本の名前で、昔あったらしい魔剣についての伝承本らしい


本当なのかは、読んでみてから判断しようと思ったんだが父上からの呼び出しはとても運が良くない


大抵父上に呼び出しはお叱りの説教の時間になるからだ。


正直時間の無駄だ、絶対にめんどくさいのは目に見える


呼び出しだからイヤイヤ行くしかないがとりあえずため息も1つや2つ出るわ出るわで父上がいる部屋に向かう


部屋の扉の前に到着すると、

扉の前に立ってる父上の護衛の兵士の一人が俺の事に気づき扉をノックした。


護衛の兵士が二人が扉を開け、俺は父上の部屋に入っていった。


父上は簡素ながらもそこそこの装飾なされた椅子に座って唸っている


珍しい父上があの椅子に座るのは仕事の時だけで、俺に対して叱る時には絶対に座らない椅子だ


それで俺はいつもの叱る時に座ってる椅子がある方を見てみるとなんと母上が座っていた


まさか、母上がいや父上が仕事の机に要るのに叱るのか、いや


うーん、と悩んでいると


父上の横にいる真相が俺に気づき、父上の肩に手をのせる


父上が真相の方を一瞬見る、真相の顔がニヤついてる


それに対して父上はため息を一つ


その後、俺の方を向いた


父上の呼び立ての内容は俺の婚約者候補に対しての話だった


伯爵令嬢、公爵令嬢、侯爵令嬢等々いろんな令嬢が候補に上がったらしい


そうか、俺の婚約者候補をか


おいおい、俺はまだ六歳ですが


あ~あ~、貴族なら十歳以内、王族なら七歳以上には婚約者が居るのが普通だって


そうっすか、はぁー


それで父上もため息を?


候補リストの令嬢が一癖二癖ある令嬢何ですか、それはめんどくさいですな


この中選ばないと行けない?


やだなー、曰く付きでしょ?

その令嬢たちは


うへー、これはめんどくさい


とりあえず、部屋に戻り候補リストを見て選べって


俺は、特大のため息を漏らしながら貰った候補リストの紙を持って部屋に戻った。


部屋に戻った俺は父上から貰った書類をペラペラめくってみる


年齢が高い順に並んでる


19歳のほぼ行き遅れ女子から始まって、18歳の女子、17歳の女子と後ろのページに行くほど若い女性をのせるようになってる


父上が、順番通りにしっかり見なさいと言ってたり母上が飛ばし読みはダメよと言ってる辺りこの並びには悪意がある気がする


とりあえず12歳の女子の所まで進んだ

この辺りならギリギリセーフな年齢差だと俺自身思ってたりする


12歳の女子のページを一通り見たがビミョーなのしか居なかった


伯爵の令嬢だけど曰く付きとか、いびり散らし令嬢とか治ればいいんだけど見込みがね


そんなこんなで、ほぼ最後の年齢ゾーンの六歳の女子


そこにいた一人の少女がとても気になった


俺はこっそり父上の影を無断で使用しその少女を調べて貰った


とても成績優秀で六歳ながらも大人騎士に負けないほどの戦闘技術を持ってるらしい


なぜ戦闘技術が有るのがわかったって?


影の一人がさ元騎士でさ、その少女と戦いをね


そんで大敗北


戦いが発生した理由がさその少女が影の存在を発見し迎撃の為だったみたい


負けた影が泣きながら言ってきたもの自分に哀れみの目で見てたよ


影なのに六歳の女子に見つかる上に負けるって


精神的に参ったのでしばらく休養するって


父上にその事が見つかったから大目玉食らったよ


そんで、母上が良いじゃないその娘をお城に呼んだらね


母上も昔武芸を嗜んでたらしいから気になるのか


成績優秀なので王女になる試験クリア出来るんじゃないかまで話し合ってるよ父上と母上がそこまできたら候補上位じゃないかな


元から目をつけていたって?


さすが父上、あ~あ~めんどくさい


ここまで読んでいただきありがとうございます。


面白いと思ったや続きが、気になると思ったら


ブックマークしてもらえると、読みやすくなります。


さらに、☆☆☆☆☆を貰えると作者の励みになります


第五話は金曜日の予定です

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