その他③
- その後③ -
廃国のコクハーク王国の第一王子のアレルヤ・デキル・コクハークと遭遇して3日ぐらい経過した
アレルヤはなぜか私の後ろを着いてくる
「もうすぐ、チカークノー街に着くね、カタリーナ」。
廃国になったから、第一王子としての堅苦しさが無くなったからそこそこラフに接してくる
ここまでに道中何回か野宿したが、手慣れた様子で準備を手伝ってくれる
てか、元第一王子なんだがら護衛は居ないのかと初日に聞いたが、ヤルツール国に到着前に別れたらしい
自分の領に戻ったらしい
そういえば伯爵以上の位になると強制てきに領がもらえたわね
私のお父様も領主だった為か、城に登る関係で王都の別邸で生活が多かったから印象薄かったから、忘れてたわ
機会があったら公爵領に行って状況は確認しましょうか
ちょっと遠回りになるけど
そんで、チカークノー街に着いて速攻で冒険者ギルドに向かったわ
現在の私はランク1になってるの教官での活動が多かったから全く活動出来なかったから
そんで、アレルヤ元王子は未登録
年齢制限の関係で登録出来てない
てか今さら気づいたが私も元王子も二人とも子供なんだよね
門番にも怒られたけど、予定通りに進行して行くつもり
乙女ゲームマンマルハートは愛の誓いは卒業から一気に15歳にスキップ攻略者と結婚したら数日後に魔王軍との戦争になるが
それは、ゲーム上の時間と年齢調整だろう
現実では、15歳スキップなんて発生しない後一年以内に戦争が再度発生する
ゲームではヒロインの15歳になるまで魔王軍の侵略は発生しないのだが、
現実では王国が滅んでる上に魔王が異世界召喚して四人の勇者を呼んでいる
圧倒的にゲームの時よりも状況が悪い15歳まで待ってたらほとんど国が滅んだ事になるだろう
なので、時間はほぼ無い状況
年齢の関係でほぼ使えない冒険者ギルドはスルーして、
宿泊してその前に出発しようと予定をたてるが、
宿屋の女将が、私たちを心配してかいろいろめんどくさい事になった
そのせいか、宿に泊まれなかった
年齢11歳が二人での旅か親御さんはとかマジでうざい
アレルヤ元王子は泣きたいがなんとか堪えてるみたいだ
私は、スキル感情封印で泣く感情を無効にしてるから全然問題ない
私は足手纏いのアレルヤ元王子にたいして認識無効を使ってチカークノー街にアレルヤ元王子を置いてくことにした
門を通る時には年齢を15歳以上に見える見た目に変更して、夏休みの時に作ったギルドカードを使って街を出た
ここからは1人旅
水も食糧も何も持っていないが大丈夫だ
スキル水分補給不要とスキル空腹無効
があるから食事は一切不要
スキル無限の体力が有るため休息も無しで常時ダッシュ移動が可能
途中で、チューカンノー街に入り情報を集める
街の近くで黒髪の騎士を見たと言う情報を得た
たぶん魔王が召喚した勇者の一人だろう急いで情報の元に向かう
たどり着くと森の中でテントを立ててキャンプをしてる黒髪の男がいた
黒髪の男は疾風の勇者、シップウロウ
私はシップウロウに向かって槍を投げた
投げた槍はシップウロウの頬を掠めてそのまま後ろの木に刺さった
シップウロウは驚いた表情をし槍が掠めて切り傷になった頬をさわった
その後シップウロウはこちらを見て言ってきた
「何をするんだ、あぶないじゃないか」。
それに対して私は
あなたが魔王が召喚した勇者の一人ね
と言うと
「魔王? 僕が召喚したのは普通の王様だよ、何を言って」。
私は、シップウロウに向かってナイフを投げる
シップウロウは腰の剣を抜刀しナイフをはたき落とす
「ねぇ、やめようこんなことは、僕が何かをしたの」。
私はふたたびナイフを投げるもまたしても剣にはたき落とされる
「こんなことをしてくる、君が魔王の勇者じゃないのかな」。
「僕は、王様から魔王を退治してくる様に言われたんだけど」。
私は気づいていた、魔王軍というのが存在しないことを
その上に魔王じたい居ないことを
ここまで読んでいただきありがとうございます。
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