10話 配合違反と紫煙
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国語の授業の後に算数の授業が始まり
授業の内容は普通の計算問題への回答
授業内容が、低レベル過ぎないかと思ったが、平民を入れるのは本年度が最初らしく、
調整に四苦八苦すると昨日聞いていたから仕方ないかなと思ってると
もちろん誰に教えて貰ったかと言うと学園長に食堂で
しゃべり過ぎなんだよねあの学園長は
とりあえず、今日は平民の生徒の実力確認のようで先生も来週からは、
もともとの学園の授業内容に近づけるようにまで内容を引き上げるようだ
そんなこんやで学園側の試行錯誤の準備の一週間(七日間)が終わり
学園の本来の授業に近づいてきたが、
その影響か他のクラスより授業の進みが遅くなっており
他のクラスの生徒に虐められる自分のクラスメイトが現れ始めた
最初は貴族による平民虐めだったが、最近はクラス全員が虐めの対処になってきて
貴族出身の男子達がそれに反論しもめ事になってる
私はもちろんそれをスルーしクラブ活動を視察してる
クラブ活動は二年生になると入ることができる活動で、
例えば
騎士クラブなら、騎士なれるようになるために必要な経験を
財務クラブなら、財務に必要知識経験を
乗馬クラブなら、ウマに乗れるようになる訓練という経験を
とりあえず、こんな感じのをクラブと言うのかな
今日はとりあえず錬金術クラブの様子を見てるの
実家が錬金術の家だし一応見ておかないと実家に申し訳ないし一応
クラブ内容は私が経験した内容より少し下ぐらいの内容みたいね
下級ポーションを作れるか作れないかぐらいの錬金術だったわ
私は中級ポーションぐらい作れるわ
実家では中級で最低限だものレベルが全然違うし、あれだとはいる必要なしなし
錬金術の基礎の基礎を今さら学んでもね
私は興味が失くなりその場を離れようとすると男子錬金術が手に持ってる物を錬金釜に入れようしてるのを見えた
それを見た私は急いで錬金術クラブの部屋の入り口に向かうが
遅かったようだ、私は扉を開けた瞬間、部屋は紫の煙におおわれていた
私は急いで窓を割り、風魔法を使い紫の煙を割れた窓から外に逃がした
教師達がが何事と慌ててやって来た
錬金術クラブのメンバーは錬金釜の周囲でぐったりしてる
先生にここで何があったのかを問い詰められたが、一人の男性教師が錬金釜の中を覗いてる
そして、その教師は気づいた見たいでこちらにやって来て、謝罪をしてきた
私に尋問してきた教師は驚き、説明を求めた
男性教師によると、錬金術クラブの生徒は遊勝薬を作ろうとし、失敗したのではと思ってる
失敗の原因は、最後に入れた素材が原因と
その素材は、水食い虫の腸
そう、私があの男性生徒が水食い虫の腸を錬金釜に入れようとしてるのを目撃したからやって来た
尋問してきた女教師は、水食い虫の腸と遊勝薬との関連性に気づいていないようで理解できてない
そりゃそうだ、これは錬金術の専用的な知識が必要になる
配合禁止、素材に水食い虫の腸と遊勝薬の素材の水老虫の闇鉤の組み合わせがあって
その組み合わせが多分たまたま起きてしまったんだろう
普通に変な組み合わせなら炭になるが、
配合禁止の組み合わせに当てはまると紫煙を作り出してしまう事がある
これは、錬金術としてやっては行けないタブーに該当する
まあ、多分錬金術クラブの彼らはタブーを知ってたかは、
わからんが多分偶然起きてしまった事故だろう
水食い虫の腸と水老虫の闇鉤はそれぞれは普通に流通してる素材で、
混ぜなければ紫煙を作らないからセーフとなってるが、
そもそも遊勝薬に水食い虫の腸は使わないはず?
それは、錬金術クラブのメンバーに聞いてほしいね
私は紫煙の被害を軽減させただけだから
まあ、学園の窓を割った事に関しては反省するしかないが、紫煙は危険な物です
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第二章 11話は金曜日投稿予定