第一話 目覚め
- 1話 -
目を覚ますと見知らぬ天井があった。
頭に僅かに痛みが走るが、何とか体をお越し周りを見渡す。
私は天涯付きベッドの上にいて見知らぬ天井と思ってたのは天涯付きベッドの屋根だった
ベッドが上から私は、周囲に置いてある家具を見ることにした。
煌びやかな装飾を纏ったドレッサーやテーブル、チェア等の家具が置いてあった。
私はふとドレッサーの鏡を見る。
そこには、だいたい腰まで長い金髪のストレートで紅色の瞳の少女が映った。
突然、頭に痛みが走る
ドレッサーから目を離し、再度周囲を見る
一つの壁にかけられた家族写真に目が止まった。
金髪のボブショートの少女が中央にいて足が届かない高さの椅子に座っていて足がプラプラしてる
少女からみて右横に美しい金髪の女性が少女に正面を向くように促してる用に見える
少女からみて左後ろに赤髪の男性が軍服の用な服装で堅苦しい笑顔をしてたっていた
部屋からして中央の少女は多分、私だろう
ぼんやりな意識の中、写真を見つめてると、部屋の扉がトントンとノックされる音が聞こえた。
(お嬢様、失礼します)。
私は、一瞬考えたがメイドの立ち入りを許可した。
許可をすると扉がゆっくりと開き、水色の髪のメイドがやって来た。
(お嬢様、体調はよろしいでしょうか?)。
体調? 大丈夫だけど?
(お嬢様、もしかして覚えて居ないのでしょうか?)。
覚えて? いや、何かあったかしら?
(お嬢様は、魔法薬の授業中に爆発の衝撃で意識を)。
魔法薬、魔法薬かそういえば、作ってた用な
居なかったような、てか爆発するって
何を調合したのかしら?ね?
(何を調合したのか覚えて居ないのでしょうか? お嬢様)。
全然、覚えてないわ
(魔法薬の先生によると、バルホニア薬の調合をしていたと聞いたのですが)。
バルホニア、バルホニアか
バルホニア薬ってそういえば作ろうとして、ミミズクの嘴の分量を間違えたような
(バルホニア薬は、少しのミスで爆発するのをお忘れでしょうか、お嬢様)。
忘れてたわ、私の慢心だったわ
それで、どれぐらい気を失っていたのかしら、私は
(約3日でございます、お嬢様)。
約3日か、結構意識を戻すのに手間取ったみたいだわ
そういえば、魔法薬のテストがあったのを思い出したわ
期限はいつでしたっけ?
(お嬢様、魔法薬のテストの期限は明日でございます)。
はぁー! 明日!?
間に合うわけが、いやまて?
テスト内容なんだっけ?
(お嬢様、バルホニア薬でございます)。
そうね、バルホニア薬
テストの合格のためにはバルホニア薬を作ろうとして爆発事故
そんで、気絶し目覚めたら期限に迫っていて、所で期限の延長は?
(多分、無理でございます、お嬢様)。
あーあー 期限が爆発で吹き飛んだわ
急いで作らないと、とりあえず作りに行かないと
(お嬢様、お体は)。
ちょっとだるいけど、テスト不合格されて、めんどうごと発生するのは嫌だから頑張る
(珍しいですね、お嬢様が頑張るなんて?)。
そういえば、私、頑張るって気持ち初めてかしらね?
グータラ、でバルホニア薬を作ろうとした結果が爆発だからしっかりしないと
とりあえず、私とメイドは魔法薬を工房に向かった。
魔法薬の工房
私の家は魔法薬で有名な貴族
えっと、名前は、あれ?
思い出せない?
なんか糞長い名前だった気がする
今はどうでもいいので、魔法薬のテストを頑張るしかない
その為にバルホニア薬の作成しないと
大鍋のなかに水をいれ、火で加熱沸騰さそて
蜥蜴のしっぽ、ミミズクの嘴を大鍋にぶちこんで醸造
その後魔力をゆっくり大鍋に入れてながらかき混ぜ
ヒルルクの髭を少々いれて、さらに魔力を入れる
人魚の涙「石」とペルトピップの爪をすり鉢でつぶしたものをゆっくりと大鍋に入れる
大鍋をゆっくりかき混ぜて数分
魔法薬用のガラス瓶にこの液体を積めたら
バルホニア薬の完成ですわ
ここまで読んでいただきありがとうございます。
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