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天才だった自分に出来ること  作者: 海純/六郎
第一章 小学生編
34/56

30.バス

 学級委員の話が終わり今はバスまで移動中。

 2日目の予定は、このままバスに乗って少し移動して水族館に行くことになっている。

 生徒たちのリュック以外の荷物はバスのトランクにいれて、クラスごとに別れてバスに乗る。

 今回も行きのバスと同じ座席だ。

 座席の隙間から後ろに座っている雄大を見る。

 寝てる。

 ━━すごい寝るなぁ

 俺は、その後に隣の席の竹男を見る……

 竹男も寝ていた。

 班員の女子たちは楽しそうに話してる中俺以外の班の男子が寝てる。

 俺は取り残された感を感じながら、窓の外の流れ行く景色を眺めた。

 最初は木々の生い茂った山道みたいなところや少し勢いの強い川だったが、どんどんと道路になっていった。

 田んぼ見たいなところ横を通った後からは少しずつ家が現れ、住宅街っぽくなってきた。

 コンビニもいくつか見つけた。

 信号で止まった時に、窓に一度頭をぶつけた。

 痛くはなかったが恥ずかしさがあった。

 気を紛らわせるように窓の外の空を眺めた。

 空は綺麗な青色をしていて雲がなかったから景色が明るく見えた。

 たまに電信柱が視界に入った。

 電信柱が過ぎるそして、また視界に入る、その繰り返しが俺の眠気を揺ったりと誘った。

 流れて行く景色を見ながら俺はボーッと過ごした。

 バスが止まった。

 気づいたら目的地である水族館に着いていた。

 英隆先生がクラスメイト一人一人に水族館のチケットを渡している。

 俺はチケットを受け取り軽く欠伸をした。

 リュックを背負いバスから降りる。

 先生方の指示で水族館へ入る。

 ここからは自由時間となり、班員で行動することになる。

 水族館内には先生方も巡回している。

 水族館のお土産屋さんの隣にはカフェがあるが生徒はお金がないので、行かないようにと伝えられていた。

 この水族館は山と海の丁度真ん中辺りにあり、川魚から深海魚までいる。

 ━━すごい豪華だな

 俺達班は順路に沿って進むこととなった。

 女性の先生が他の班の人たちと楽しそうに回っているところもあった。

 俺達は魚達を各々が楽しみながら進んでいった。

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