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晴れの日
執筆が亀ペースですが、よろしくお願いします。
罵詈雑言が響く。
今日は快晴。
雲ひとつない青空。
周りには大勢の人々。その中に貴方がいる。
必死に叫んで。
私は大丈夫だから。
私は大丈夫…それより、貴方の方が心配です。
でも、心配だけど、’’最後の願い’’はきっと叶うはず。
これさえ叶えば、全てうまくいく。
―――――そう思ってんのはお前だけだぞ
「……そうかもしれませんね」
空を見上げた。
穏やかで綺麗な空。
ゆっくりと頭を下ろし、彼を見る。
「あとは頼みます」
銀色の光が降り注いだ。