マジカルウォッチ☆彡.。
うーん…
難しい…
1話がとても短い…
まあ初めてだしって事でご容赦を!
「今回の小テスト、満点は赤城のみだ」
ワァーという歓声の中で、小さくなっている一人の少女。
「すごいね!ほのか!今回の難しかったのに!」
「あたしなんか、また赤点だよー…」
「ほのかは流石としか言いようがないよね」
「良くやった、赤城」
先生やみんなの褒め言葉が、心に届かない。
あの涼美に勝てないと、嬉しくないもんー…
帰り道。
「みどりも90点で、うららは85点。なんであたしだけ30点なの〜!」
いつもどおりさやかがぼさいてた。
「あたしだって前は10点とかよくとってたし大丈夫だよ」
「ええ〜!でも、みんないいのにあたしだけ悪いのもさ〜」
いつもどおりの、なんの変哲も無い毎日。
みどりもさやかもうららもいい友達だけど、やっぱし。
涼美が恋しい。
あ〜あ。過去に戻れればいいのになー…
「じゃあね〜!」
「うん、また明日ー!」
みどり達と別れて、一人になったとき。
小さな、人差し指ぐらいの小さな鍵が落ちていた。「綺麗…」
なんだか自分を呼んでいるような気がして…
いいよね、もらっちゃっても。
あたしを呼んでいる気がするんだもん。
「ガチャ」
誰もいない扉を開け、家に帰る。
小さい頃はお母さんもお父さんも居たんだけどね。今は、無言の家しかない。
お父さんは単身赴任だしお母さんはお店の管理職で共働き。
寂しいー…でも、なにができるわけでもない。
涼美と、優凜との思い出に心を浸らせて、夕ご飯を作っていった。
翌朝。
小さな鍵を命名して、「マジカルウォッチ」って名付けた。時計がついてるし。
お守りに、ちょうどいいか。
今日も、また。
いつもどおりの毎日が、始まる。
…
あああ難しい…
がんばりたい…