序章
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1467年5月26日。
応仁の乱が始まった。
長い長い戦いだったが、始まってすぐに殺された者もいた。
「助けて…!」
誰にも届かない悲痛な叫び声。
殺戮は小さな少女の心に、深い深い傷をつくる。
下駄履いたまんま家に上がったりつまみ食いするとよく怒ってたお母さん。
泣いてると優しく背中を撫でてくれるお母さん。
よく肩車してもらったお父さん。
しりとりがとっても強くって、たくさんのことを知ってるお父さん。
木に登る方法を教えてくれたお兄ちゃん。お兄ちゃんはすっごく登るの早くって、置いてかれたかと思って怖くなったら、すぐ横にいたり。
まだ小さくって片言しか話せない可愛い妹。「おねーちゃん」って言ってすりよってくる可愛い妹。
もう、みんな、いない。
千尋の心は、深い闇に沈んだ。
うーむ…
200文字ってやっぱ難しい…
でも頑張ります!