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どうしてこうも俺の妹はおかしいのだろうか  作者: 相田博葵(アイダハクイ)
5/5

皆さんこんばんは!相田です。

本当最近どんだけ投稿すれば気が済むんだよ!と我ながら突っ込みを入れたい気分です。

今回は雪斗大変だね…そしてすごいな!っていう感じが九割と、雪芽すごいな!っていう感じ一割で書いたなと思います。

私はこの話を読み返しながら、雪斗嫁に欲しいわ。と素直にコメント思いました(笑)

後書きでは、みんなが気になる?かはわかりませんが、雪斗のキャライメージを少し書きたいなと思います!

では前書きもこの辺に、どうしてこうも俺の妹はおかしいのだろうか Part5 朝 どうぞご覧ください!

Part5 朝


ある日の朝…


ピピピピピピピピピピピピピピピピ… ピピピピピピピピピピピピピピピピ…


という目覚ましの音で目が覚めた。

さて、現在朝の五時。いつも通りの時間だ。

あ、なんでこんなに起きるのが早いか?

まあ、これまでのことを覚えていたり覚えてなかったり断片的にしか覚えてなかったりの人のためにキーワードを出そう。

・我が家から学校までは三分

・両親は基本的に家にいない

・雪芽のあの性格

これで察しがついた人が大半だと思うが一応順を追って説明しよう。

両親が基本家にいない我が家では、朝食は基本的に自分たちで作る。

とはいっても、あの雪芽には自分の朝食を作るほどの料理能力すらない。

だからと言って俺があいつの分の朝食を作らないで雪芽が倒れたなんて話になったらまず俺は母さんに絞め殺される。そしてそのあと、申し訳なさそうな顔をした父さんにとどめを刺される…

というオチが見えている。

というわけで毎日俺の分と雪芽の分の朝食を作るために朝早く起きている。

それにしても早すぎると思う人もいるだろう。そう、早すぎるのだ。

なぜか…。それは食に関する雪芽の無駄なこだわりだ。

両親が今の仕事状態になるのは即決だったわけではない。

そりゃ今の状態になったら生活状況はかなりすごいことになるのは分かっていた。

だからそうするかしないかはちょっと迷った。

ただそんなことを迷っている高校生の手前の春休みのある日、両親がいない状況で雪芽が、

「兄様!雪芽どうしてもパンケーキが食べたいのです!!!パンケーキが食べたいのです!!!パンケーキ、パンケーキを作ってくださいいいいいい」

と泣いてわめきだした。最初は無視していたが、あまりのうざったさに俺は雪芽にパンケーキを作った。

すると、

「兄様の料理雪芽気に入りました。今後は兄様がずっと雪芽に料理を作りなさい!」

と言い出した。それを聞いた両親が、

「料理を雪斗が作ってくれるなら家を空けても問題ないわね!じゃあ雪斗、これから雪ちゃんに料理作ってあげなさいね」

と結構迷っていた選択をあっさりと決めやがったのだ。

でそれ以来、まあ高校入学から現在に至るまで、あいつの朝食、お弁当、夕食を全部俺が作っているというわけだ。と言っても、高校入学から現在に至るまでそんなに経っていないんだがな。

それで今日に至る。今日も今日とて俺は雪芽のお弁当作り。

今日は少量のスパゲッティに鮭おにぎりで作ったウサギにおにぎりにカットした海苔で作ったパンダに、千切りキャベツに、ひき肉こねる段階から作ったハンバーグに、エビを朝から揚げたフライに、サバ味噌。もちろん自分で煮込んで作っている。

という具合だろうか。ちなみに冷凍食品は使ったことがない。というか使うとまず無駄にそういうところに敏感な雪芽が気づくんだよな。そして怒りだすから使おうとも思わない。

これ全部作るのになんだかんだ三十分かかる。そして二人分の朝ご飯を作って自分の分だけ食べて現在時刻は朝六時。ここから三十分は料理以外の家事をする。洗濯物を干したり、家を掃除したり、そういう感じだ。そして時刻は六時半。ただ、ここからが俺の戦争の始まりなのだ。

そう、雪芽を起こしに行くのだ。これがまた大変で、毎日最低三十分はかかる。

起こし方が悪いのかと思う人がいるかもしれんが、叩いたり蹴ったり、布団はがしたり、こっちとしても色々やっているつもりではあるのだ。ただまああいつはすんなり起きてくれないのだ。

まあ実際見るとすぐ分かるだろう。

「おい、雪芽、入るぞ」

という絶対に返事はない無駄な挨拶をして部屋に入る。

しっかし相変わらず散らかった部屋だな。暇つぶしで俺の理系の問題集解くのはいいんだけど、一応と言うかなんというか片づけてほしいよまったく。そして肝心の雪芽はと言うと

布団に大の字で寝ている。仰向けで。

前から度々思ってはいたが、こいつには女子と言う自覚はないよな、微塵も。

もうすこし笹原みたいなのを見習ってほしいよ正直。

お、余計なこと考えてたから時間が…。

「おい、雪芽。起きろ。もう時間だ」

と言っても全くと言っていいほど反応はない。

仕方ないので、

「ほら早く起きろっての」

と布団をはがそうとするがはがせない。

なんでかと思って布団の周りを見回すと、以上にでかい布団がベッドからはみ出していて、床にまで広がっており、んでもってその四つ角におもりがつけてある。まあ見事な仕掛けだこりゃ。

まあおもりを外してもいいんだが、雪芽だけなら簡単に布団の外に出せそうだったので、そうすることにした。

そして布団の外に出したというのにしぶとく寝ている雪芽の両耳のすぐ横に、アラームを十個取り付けて、全て一斉に鳴らしたのだ。

鳴らし始めて五分…。雪芽が起きて目覚ましを全部止めて一言、

「お前何様のつもりじゃバカたれええええええ」

とコメントしてまた寝やがった。

本当ふざけた妹だ。もうこうなったらどうすりゃいいんだか。

ただ叫んでから十分後…なぜかあいつはむくむくと起きてきた。

「もうっ。兄様の鳴らしたアラームの音が耳に残って起きちゃったじゃないですか!どう責任とってくれるんですか!」

いや起きない雪芽のためにとった対策で今なぜ俺は怒られているのか。さっぱり訳が分からないのだが。

てかこれに責任とかあるのかよ。

「朝ご飯は?できてないと言ったら今すぐ由梨ちゃんに電話しますからね!」

いや母親に電話は本当に勘弁してくれ…。

「いや、ちゃんとできている。下のリビングにあるからそれを食べなさいな。あと、母さんは今研究が佳境だと言っていただろ?そんな時に母さんを呼んだら迷惑になる。雪芽もそれは嫌だろ?」

俺は幼稚園生の母親の気分だよ今。

あ、ちなみに母さんの研究が忙しいというのは別にはったりでも何でもない。紛れもない事実なのだ。

そういや前回母さんの仕事には触れてなかったな。

母さんは研究者だ。結構有名な。ただ昔、結構重要で規模も大きい研究が終わるや否や、

「私はしばらく研究者の道を退く。なんというか今終わらせた研究より面白い研究があるとはとても思えん。私は自分の面白いと思うものを信じる。故に、私を面白いと思わせる研究が出てこない限りは、私は研究者に戻ることはまずありえない」

と言い残して研究者の道から十五年の間、退いていた。しかし今年の春、電話がかかってきたのだ。

「由梨!今すぐこちらの本部に戻ってきてくれないか?由梨がいないと絶対にできない研究だ。由梨も、絶対面白いと思ってくれる!だから今すぐ戻ってきてはくれないか?」

ちなみに本部と言うのはアメリカ。行くとなったら数年は帰ってこれない。それで、俺たちを理由に断った。

しかし、先方もそれで下がるほどではなく、

「じゃあ由梨。この研究の日本支部で働くならどうだ?そこなら、我々といつでも通信が取れる。それに、他の国の支部も、中国、韓国、フランス、イタリア、スペイン等の由梨が言語を話せる国ばかりだ。だから、引き受けてくれないか?」

そう、母さんは、十カ国語程度なら軽々と話す。というかむしろそれは彼女にとって当たり前なんだ。

「そうね…。確かに全部話せるわ。ただ、それでも私少し迷うわ…。日本だとしても行くとなったら家は結構空けることになるし、旦那も今仕事が手に負えない感じだし」

それに対し、

「大丈夫だ、由梨。由梨と颯紀の子供たちならまず心配はないだろう。それにもう高校生だろう?そんなに心配することはない。というか、てっきり自分の研究者としての腕の心配かと思ったけど、由梨も変わったね。まさか自分の子供の心配をするなんて…」

この会話を聞く限り、母さんは昔、結構冷たい人だったんだな。まあ節々にその昔の母さんの姿が現れたりもしているような気がしたが。

「失礼ね、ジャック。私も一応人の子よ?それに、私が自分の腕を心配するとでも思った?そんなわけないでしょ。私の腕は絶対。自分の腕を一瞬たりとも疑ったことはない私のお墨付きよ。でもやっぱり少し待ってくれないかしら」

なんかこう、雪芽と似てるな、さすが親子。言うことがそっくりだったんだよな…。

「分かった。いい報告を楽しみにしているよ」

で、悩んだ挙句俺に雪芽の世話を押し付けてその仕事を受けたというわけだ。

ちなみに今までの会話は俺の記憶だから、多少違うかもしれんが、大体こんなもんだ。

それで仕事を受けた母さんは今、時給五千円という異常な報酬で仕事をしている。

というのが母さんについてだ。

「あの兄様?さっきから何かと話しているのですか?正直言って気持ち悪いですよ。雪芽ご飯食べました。片づけといてください」

片付けくらい自分でやって欲しいよまったく。とは思うが口に出さない俺。

「分かった、やっとくから。お前は学校の支度してきな」

「は~い!ところで兄様!!!今日の時間割なんでしたっけ?」

なんでしたっけ?といつもは知っている風を装うがこれは毎日起きる出来事。いわば日常光景だ、これも。

「今日は、現代文、英語、古文、公民だ」

なんでもない平日の割に授業数が少ないと思う人がいるかもしれないが、授業をしている時間は他の学校と大して変わらない。そう、この学校、大学みたいな授業構成になっているのだ。一コマ九十分。それを四コマで計六時間。一般の六コマの授業制の学校と同じなのだ。ただ、副教科は一コマに二種類入る。じゃないと夏場に体育を九十分もやったら熱中症患者がたえないからな。

「雪芽急に腹痛と頭痛が…。こ、これは学校を休まないとな~」

「お前馬鹿言うなよ。ほら、さっさと行くぞ」

わが妹ながら時間割を聞いただけで行きたくないと言い出すとはあきれるね。

「お前どうせ今日の現代文の宿題も古文の宿題もやってないだろ。だから学校で朝やらないと小言言われたり怒られるぞ。倉場先生と怒号先生に」

倉場先生は少し前のテスト返しに出てきた生徒の成績にいちいちコメントする面倒くさい先生。

怒号先生はまあ名前の通り、怒るとめちゃくちゃ怖い先生。

二人は基本的に学校の運営関係の仕事をしているが、各クラスの授業を月に一コマほどしていたりもする。

それで今日はちょうどその日というわけだ。

「今日の古文と現代文あの二人なんですか…。ますます休みたいんですけど…」

さて雪芽、次に俺がこの一言を言った後でも同じことを思うかな?

「残念だな雪芽。今日の英語はお前の大好きな吉川先生なのに。休むのか。じゃあ学校に連絡しt…。」

「ゆーちゃん先生の授業があるなら雪芽は今日何があっても学校へ行きます!!!」

と言って学校へ駆け出した。

しかし足速すぎだろ。まあさすが非公式とはいえ100メートル走12秒台(後半)の実力だよ。

ちなみに、一般の高校生女子の100メートル走のタイムは17秒程度だから、いかにすごいことなのかがよくわかるだろう。

「俺もそろそろ行くか」

そして学校までの徒歩3分の道のりを歩き出した。学校につき、教室に入ると既に雪芽は笹原と喋っていた。

「あ、兄様!来るの遅いですよ!もう雪芽が学校付いてから五分は経ってます!さて、宿題を見せてください!」

こいつ、俺の宿題写す気しかないな。まあ今まではとりあえず渡せば静だったから渡していた。でもそれだと雪芽の文系の成績がますます深刻になるからな…。

「今日以降もうお前に宿題は見せない。俺も手伝うから自分で解きな」

と俺が言うと、

「そうだよ雪ちゃん。ずっと雪ちゃんのお兄ちゃんの写してちゃダメだよ。私も手伝うから、今日は自分で解こう?」

笹原も加勢してくれた。しかし俺と違ってマイルドな言い方。さすがだな。さて、これで雪芽の反応は…?

「わ、わかりました…雪芽自分で解きます!その代わり、海戸ちゃんも兄様も、雪芽にも分かりやすいように説明してくださいね!」

笹原、本当に恩に着る。そして雪芽!無茶を言わないでいただきたい。

「じゃあ、他に誰か一人呼んだ方が良いね!でも誰を呼ぼう…?」

「僕で良ければお手伝いするよ」

と言ってきたのは三代(葉宇の方)。これなら安心だな。三代(葉宇)は俺より頭良いし。

「もちろん!大歓迎だよ!じゃあ、なんとなくこれでできそうだし、始めよう!現代文は教科書写すだけだからいいとして…古文はちゃんと考えないとだめだから頑張ろう!」

という笹原の一声で朝のミニ勉強会は始まった。

今回取り掛かるのは古文を現代語訳にするというまあありがちな問題だ。ただこれも雪芽相手だと結構苦戦する。

「雪ちゃん、この「~む」と「~けむ」と「~らむ」と「~べし」は推量で、その「~らし」と「~めり」と「~なり」は推定なんだけど、これ使ったらこことここは訳せそう?」

と笹原が丁寧に説明しても、

「推量と推定の違いは何ですか?」

とばっさり一言。それを

「推量は根拠のあんまりない、いわば想像の話になるんだけど、推定は自分の見解が多少は入りつつも、何らかの根拠が一応あって、だから推量よりも断定度が高いんだよ」

と三代が完璧なサポート。ここに来てやっと

「本当にちょっとだけなら分かった気がします」

と言うのだ、雪芽は。

いや、でもこのちょっとわかったって言っても、多分30分後には忘れるがな。

そんなこんなで30分…。なんとか雪芽の課題が全部終わった。

「兄様も海戸ちゃんもしろくんもありがとうございました!おかげでなんとか終わりました!でも…。」

「なんだ、雪芽」

何か問題があったのか?

「もうすでに今さっき書いた答えの意味がわかりません…」

まあそれが雪芽だなと俺は特に驚かなかったが、三代と笹原はさすがに失笑していた。

さて、そんなこんなであわただしい朝も終わりだ。

しかし今日は今までで一番濃い朝だったかもしれないな。

まあ雪芽といたらそんな日は毎日更新されるような気がするが。

そしてこの日俺は、雪芽が走ったせいで寄ってしまったお弁当に関して、クレームを散々言われたのであった。

どうしてこうも俺の妹はおかしいのだろうか Part5 朝 ご覧いただきありがとうございました。

雪斗は料理、洗濯、掃除なんでもできちゃうんですよ!いや本当すごい…。特に料理は普通の女子高生なんかより全然上手ですねきっと!

さて、前書きで話した通り、雪斗のキャライメージを紹介したいと思います。

とはいいつつ雪芽とは一卵性の双子なんで、正直そっくりといえばそっくりなんですよね。綺麗な黒髪に澄んだ黒い瞳に。(あれです昼休みの雪芽と表現同じです(笑))

あ、顔は結構かっこいいです。でもちょっと目つきが…見たいなところはあるかもですね。

まあ雪斗より三代の方がもてますし、雪斗より雪芽の方が告られる回数多いんですよね可哀想なことに。

本当最近この作品のタイトルを、どうしてこうも俺は可哀想なのかに変えてもいいくらいですよ(笑)

まあ後書きもこの辺に、また次回作もしくは次話でお会いしましょう!

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